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【安価】やる夫は誰かのために戦うようです【R-18】 第31回

1439 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/02(水) 22:26:35 ID:xr5kn2cA0 [3/8]

                  . . .-─‐-. ミ
                     |: : : : : : : : : : `: ..
                     |: : : : : : : : : : : : /
                    }Ο : : : ◯: : : :,′
                   : : : : : : : : : : : :i
                      { -===- 、: : :. :.|      さて、それじゃ久しぶりにはじめてこうか。
                    〉: : : : : : : : : :ノ
                  i: :`ニニニ´: : : : ‘,      アリスちゃんとやる夫君の同棲生活初級編だ。
                 __/ : : : : : : : : : : : : i
      ___        /.: : : : : : : : : : :‘,.:.三|      サービスサービスゥ!!
     / :::: ヽ: : : :‐--∧_: : : : : : : : : : :./:|: : : |
     .′ :::::::‘: : : : : : }/∧ア´二二ヽ:/ | : : ‘,
.    ‘::::::::::::::ノ: : : : : :ハ \{/: : : :/⌒゙ヽ : : :‘
.       ゝ-=彡-──<¨¨゚‘; .: : :./:::::::::::::::} : :. :.|
                 \: :′:::::::::::/______」
                     弋:::::: /
                       `¨´


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1440 名前:安価のやる夫だお[sage] 投稿日:2019/10/02(水) 22:35:04 ID:DinkUBzM0
わーい

1441 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/02(水) 22:48:25 ID:xr5kn2cA0 [4/8]

                 r 陀ァニニ ー 、
               /.:. ≧^ヽ - -  __.\
              /.:./          ` ヽ_
                //         、    ム、
           /イ             !l } }l   l:!l:l
              l:l〃   | |ヽ    L⊥}1イ l l⊥!
          /{l:l l  | | }.トィ\ l .' _之ュl / /}lTl }             色々考えてはみたけれど、
          ヾニイ ! lヽィf.(卞 } / 〃⌒ }/l !l:l.ソ
              lⅥ 、ヽノヾツ    "" ´}   ! ヾl              すぐには無理ね。
               | 〉ハ ー\""   ` ,   イl  !   i        _/
      ヽ---≧ー、}\ヽ \    `  /jヽl  ハ ⊥イ- 千三干- 、 _
   _`三Zニ三ヽニ . ̄ ̄ \ 、ヽ}:.:.::zニ <´:.:./! r-/ィー 、三三三Zー ´
  ー ニア三三./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ jヾイ7 Y Vン l/ l.:.:.:.:.:.:.:.:.\二三三≧、
  ィ千三三三./.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:|r-vう / !ヽヽ r-v-}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽニ三三三ヽ
. /三三厂}三/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|/}> ´/ .公 \^-<}\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ ヾ三三ハ
 ´  リ ムイ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.-/ / i  -'__人_ヽ    !ヽ ヽz、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽリ  jソ
       /ハ:.:.:.:.:.:.:.:八   .⊥ ィ ー‐.个ーへ _勹、 / i.:.:.:.:.:.:.:./
.      /// ヽz.:r-'  ヽ /l }.:.!  ヽ f   ィ ニ{ _ ーi、 マ.、:.:./ヽ ヽ
     /// /!l⊥ヘ  イ   ヽ-i:.\ノ人/.:.:}_)  下  _ノ ヽ!l:} 、!  l
.    /// / ソ }. \ !∠ /}_.j:.:.:.:.ンく:.:.:.:l {   ー  }_  }从l:l !  l
    i ! l ! ノ ! イ_  __} -{ l.:.:.:.:((:l:!!l)):.:.:.「i  , - } 、 〉、 ヽ !l:l !  l

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
ベッドに二人で腰掛けながら、PDAのモニターを覗き込むアリスの横顔を見つめる。
紺色のナイトガウンに着替えた彼女の髪は微かにしっとりとしているようで、
照明の光を柔らかく反射していていた。

結局あの後、やる夫二人は調理器具や家事の道具などをひとしきり
モニター越しに漁った後、普通に昼食と夕食を済ませた。
今は風呂に入った後に就寝の準備である。

普通の恋人らしい生活を、とは考えたものの、
それは簡単には手に入らないものだった。
こんな時代に普通の恋人、というのも難しいのかもしれない。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

1442 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/02(水) 22:57:29 ID:xr5kn2cA0 [5/8]

               ____
             /      \
           / ─    ─ \     アリス、その画面……。
          /   (●)  (●)  \
            |      (__人__)     |    「ええ、任務の通達よ。明日の正午に、二人とも別の任務」
          \     `⌒´    ,/
          /     ー‐    \     そっか。


╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
アリスも自分もあっけらかんと受け答えしてはみるが、
心の内では硝煙の影が過った時点で穏やかさが吹き飛んでいた。

アリスは強い。並大抵のリンクスでは太刀打ちできないし、
地を埋め尽くすほどのノーマルの軍勢であろうと塵に還すだろう。
それでも、伴侶が戦地に赴くと聞いて心穏やかにはいられないのは人の性だ。

たとえひと欠片ほどの可能性であろうと、
明日になったら二度と会えないかもしれないと思うと、
やる夫は腹の底を冷たい風に晒されたような気分にさせられた。

何かをこれほどにも失いたくないと思ったのは、とても久しぶりな気がした。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

1443 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/02(水) 23:07:29 ID:xr5kn2cA0 [6/8]

          仄いrく艾艾艾艾癶、
         r巛Uj〉j〉j〉::::::::::::::::::::辷う、   、
.        nrnrnrnrnrnrn:::::::::::::::::::辷う、   \
     /乂乂乂乂乂乂乂nrn:::::::::::::::辷う、   ヽ
   / ̄          乂乂nrn::::::::::辷う、
             \        乂乂n::::::::::rう)、
/               :.\   \    乂n:::::::::rう)     ′
  i      : :   ::::::. ヽ  :.\     乂辷辷く     ′
  ::|:.  ¦  :...:|....: i :::|   _}L.:.      艾艾艾\
  ::|:: |:::::l|:.. . .::::::|:: 斗r七'     |l ¦   Y⌒Y^  \   |       ……大丈夫よ。最初に言った通り。
  ::|:: |:: 八:::::::::::::|l::l::| 〕斗ぅ弌7. |l  |:   V⌒ト、 \\ |
: |:八:. 、:::: ヽ :::::::八乂{ア乂`ーク  |l  ハ:.   |   |l \ \\      あなたに向けた言葉を、私は裏切らないわ。
: |::::: \\⌒\/     ''¨゛´   八Λ|:: | |:) 八.   \ |
八::::::::::|\ 托笊!           ./ .:/ ..:|:: ハ! ,.:代_____\__    あなたがいる限り、私は負けない。
:. \ : |\\`ー1          //〉..:/|. / 「 ::|l   |.    )    )
\  丿:::::ヽヽ込、         //  ′/  :|l   |   (        またここに帰ってきて、それで……
  \   乂__込、    _ ー      ./  /   |l   ト、
.    (  |:l \ \         ./  /:/... 八|:  |:::\    
     \|:l:: |:ハ  ヽ     イ..::/  /:/   /|:: |:  |:::::::::\
       |:l:: |:: |: |: 个ヲ 厂 ハ/  厶仏:::/^|:: | . ├――=ミ
       |:l:: |:: |: |: | ノ/: 厂\彡く/|..../: : |:: |:  |
       |:l:: |:: |: |: |}/  厂 ̄ ,ィ__八/: : : |:: |:  |





       __{〆..:::::::::〆        `  、
    /_{f7.::::::::::〆                 \
   / __{f7.:::::::〆   /           \  \
  厶イ7:r-、く  | |    |        ヽ   \
 〈〈__/:ハ::.Vヽ\ | |   |、          |    ヽ
. /ヾィ/ イヘヽノノ | |ヽ  | \   ',    |    | '.
/ /://ll |:「´   |{ 丁ヾト、|  ヽ  |!   |    |l |
  |::|  l| |:|    |ヽ弋f==,ミメ、 ' ∥  /ハ     || |
/|::|  || |:|ヽ   |   、_{._!ンヾ  }ノ|l /厶| , / ハ|
  |::|  || |:| \  ヽ   ̄¨`    l/rテミ|/ / / }ノ
  |::|  l| |:|  l \ \         、ヾ' / イl/        私は、明日明後日の戦場で死ぬ気はないわ。
     l|     |   ` -\       ′/  ノ
      |l    |\        ‐-,,、  / /           まずは、このくだらない戦争を終わらせる。
     ハ    ト、  、      ` イ
    / ハ     l::.\ >_,、   /  |               私たちリンクスは、所詮企業の支配欲を満たすための
     / ∧   l:::::/.::7爪  丁   |
―-  _∠::::ヽ  ∨:::/ 小ヽ |l   |                戦争代理人に過ぎないかもしれないけれど……
―‐ 、 ` マ}__ ト、  ∨/:||:lL)〉ハ   |
::::::::::..\「` マ}___\  ∨:||:「く/  |  |                 在り方はそうでも、心だけは別のはず。
::::::::::::::::::::::::::::..マ}___\ ∨| ヘ`ー|  ∧
::::::::::::::::::::::::::::::::::..マ}__ \l|  ヽ:::::l /:::ヘ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..マ}  ゙r~、>|/-、:::::ヘ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ/ヽ|  | 厶、ノ`}:::ヘ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..\   /「?鴨ヘ r':::::::.ヽ

1444 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/02(水) 23:24:59 ID:xr5kn2cA0 [7/8]

   {ilililililillilil/ノ /   /      ヽ \
   {Ⅶilililili/ノ  il   i    ヽ   ハ ',
   {Ⅶil≦イ  il  .il  ト、   i    V
 _,彡イ 水 ̄ミヾ=.il  .il  ハ   ヘ  i .il
イイ  //ハヽ  //   il  i ト   ハ  il il
ヾ .//  Ⅶ_/ il  .升 | リハ il リ イ 丿
 .Y /    iliイ.  iト  ハト>K彡' }/ イ.//       戦うことでしか生きられなくても……
 //    川  .il ヽK' / ィ= / i、 il
.//     ハi.l  人} ィ匕r:j    `ー,        私たちには居場所があるの。帰れる場所があるのよ。
Ⅵ     i i.l  .ハリ   ̄ ̄     /
illi}    il il  il il        _ _イ          そのために、戦いましょう。
ilil}    il Ⅵ/ ノ       - ' ノilリ
人     ヾ≧ '         / /
ilililゝ, - - 、 \\ r、___ /i./
ィ三三三三三ミ、ヽⅦミ=、_
三三三三三三三ミ、 \iミミ、

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
アリスはPDAを枕元へと放り投げると、やる夫の眼をじっと見つめながら
頬を綻ばせた。明日には戦場に赴く者のものとは思えない、優しい笑みだった。

なのはに自分の両親をプラント諸共消し炭にした男が生きていると、
企業の飼い犬として最強のリンクスの名声をほしいままにしていると聞かされた時、
やる夫は静かに、けれど確かに胸の奥を憎悪で焦がした。

自分の肉親と生きる場所。穏やかな暮らし。何気ない日常とささやかな将来。
それら全てを奪った男が生きていると聞かされて、
世界の片隅に縮こまって息を殺しながら怯えて生きるなんていうのは嫌だった。
善悪の在処など関係なく、決着を着けるべきだと思った。

だが、今ではそれも少し揺らぎつつある気がする。
今のやる夫には、アリスがいる。
一緒に生きようと願って、それに応えてくれた女の子がいる。
それはきっと、何物にも代え難いもののはずだ。

仇との決着か、目の前のアリスとの時間か。
答えは、明白だった。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

1445 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/02(水) 23:48:34 ID:xr5kn2cA0 [8/8]

                  ,. -ー' 二二二 ー- 、
                 //: ̄__:::::::::::::::: ̄`:::ヽ
                 /〃'::::::/´ノ〉):_ノ_ノ::::::::::::::::::\
              //´::::::__,ィ:ゝ-':__,:::-──- 、::::::::::ヽ
              /゙::::::::::/ ̄ ̄\ ヽ\  ヽ \::::::::ハ__
              !:::::::/ i     ヽ ', ヽ  \ ヽ>,仁》
           _ |::::ハ  ',      i }  ! !  ',<ノ||\
           《ニハ_ゞ、 \ \    ! ||  | |__ || l | \>
            ソ|| \\ \ \   | .从,ィ匕Lィ|| | | 〈´
                 | '、 \\,>≧ゝ, |/ /,ィヌニミ、|i | l  |
                ハ \  `卞代ツミ ヾ′   ''' / //   ト、         なあに? ここまで言っても不安なの?
        .       〈/|:} ヽ,\  \`¨´  、     / // /  l ヽ
               //|  |\\, __>   - ´  イ!// /   !   〉        まったく、気持ちは分からないでもないけど。
.              /ム'〉 「`:::ゝ,\_ ≧ュ,fヽ_ .ィ─ヘ,ィ l   |l /
         .    /:::::|  |::::::::::ヘ   !:::::::l |::::ハ;:::::_:::::ヽl   l|/         ほら、こっち来なさいよ。
             /::::::::::: ! / :::::::::::::} |::::::::l !/  ∨ }/::::/ / ハ`ゝ
.         ./!:::::::::::::::| /:::::::::::::::::| |::::ノ| ト-ーく /_」:::/ / /::::ヽ:::ヽ       
       //|:::::::::::::::レ ::::::::::::::::::| |::_〉 }  ─ー、ヾ才/} /:::::::::::\:\\〉\
     ,// /ヘ:::::::::::::::::::::::::::::::::::! /:::〉ヘ!   ̄\ヽ)=::、/ /::::::::::::::::::::::::::\   `
    .// // 人::::::::::::::::::::::::::::::::|/::{ `入_  ゝ}_ソ/`´}/::::::::::::::::::::::::::::::::::}
   /´// / /|::::::::::::::::::::::::::::::::::(\__  ̄Z_r、_「| ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト、
    // /  // ヽ;__::::::::::/:::::::::::::::〔 ゝ,>、  _,ィ'7´}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! ゝ、
   .{′ /  //  / | |  ̄`斗、:::::::::::::::\r 、  Y  厶ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ   )

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
考え込んでいたら、アリスに心配されてしまったようだ。
確かに、大分眉間にしわが寄っていたかもしれない。

笑ってごまかそうとしたその時、腕に柔らかさを感じた。
同じようなガウンを着てはいるものの、薄い生地越しに伝わってくる体温や感触の前に
やる夫の思考能力は脆くも崩れ去った。
鼓動が跳ね、アリス以外の風景が目に入らなくなっていく。

やる夫の腕を抱き寄せながら、アリスがもじもじと腿を擦り合わせるのが見えた。

「え、ええと、そう。あなたが不安そうにしてるから、こうして安心させてあげてるのよ。
……言っとくけど、私だって頑張ってるのよ、これ」
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

1446 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/03(木) 00:11:31 ID:3SIOD0KE0 [1/7]

      /    /   |   |        | | | |   | | | 〈:::〈    |::::|
.     /    /  |   | l        |  | | |   | | | l\\____丿 ノ
    /     ′  |   | |        |  | | |   l l| |  ヽニニイ
.    ′l       | || |        / | ノ 厶|-/ 十| ┼- 、// |
   l l|    l     |  |||     / .|イ´ / / ― トL|  //  l|
    | l |  l |     |  |||    l ′ ノ/  //___l/l |  l:::|   l|
    | | |  | |     |  || >、  | | /    彡===キ≦ |:::|  '|
    | | |  | |     |  |/ へ\ | l            |l|  |:::| / |      
    | l∧  ||  |  |、/| l/   __             |||  \〉  |
   ヽ  \||  |  | ヽ〈   彡'" ̄            l||  /|   |
   |::::|\|::l├ヘ、 、l  \ 〃                ||  ' |
   |::::|  レ\ | \\   ∧ //// ヽ            l |   | | /
   |::::|   | |l | ` \ トヘ          _,.     ノ八  | |./
   |::::|   | | l|   |l| \      - ´        ヽ| |′
   └┘   | |∧l   |||    ト                   二|
         八 | ヽ  ||l    |  |>  .     _  ´ //..::.:|
          \  \ |リ    |  |     `T爪_//..::.::.::.:|
               \    |  |      |>〔]‐< ::.::.::.::.:/
                   ノ  |       /イ/^l ト、\::.::./

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
しっかりと抱きしめられた腕にアリスが身を寄せ、
細くしなやかな指がやる夫の手に触れてきた。

どうしていいか分からずに固まりながら視線を泳がせていると、
アリスはそっと掌をやる夫の頬に添わせ、そのまま腰を浮かせてきた。

石鹸の優しい匂いが舞い、彼女の長く柔らかい髪がやる夫の耳元へとかかった。
少し細めの眉と長い睫毛が視界を占拠する。
息遣いどころか鼓動の音まで聞こえてきそうな距離だった。

一呼吸も置かずにアリスは身を離すと、頬に微かな緋を差しつつ、
にっこりと花が開くような満面の笑みを浮かべた。
一瞬の出来事だったはずなのに、口元に感じた柔らかさと熱が
脳の奥に焼き付いて離れなかった。

「また、しましょう。何度でも。ここに帰ってきて、たくさんね。
おやすみなさい、やる夫。これ以上夜更かしすると、明日に響くわ」

その笑顔に応えるように、やる夫は力強く頷いた。
そうだ。この時間を守るために、何度でも彼女とこうして過ごすために、
自分はネクストを駆る。

それ以外の答えは、今はいらない。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

1447 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/03(木) 00:11:52 ID:3SIOD0KE0 [2/7]

                         ┌──────┐
                         │::::::::::::::::::::::::::::::::│
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                         │::::::::::::::::::::::::::::::::│
                         │::::::::::::::::::::::::::::::::│
                         └──────┘


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                             ┌─┐
                             │ :: │
                             └─┘


                               ┌┐
                               └┘


                                   □

                               ・

1448 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/03(木) 00:25:45 ID:3SIOD0KE0 [3/7]

                       ―――
                  ''゙´           ``
                  /                  ヽ
            ___
          ''゙´/ |   `
       / ´ ./  .|                  ヽ    .∧
        //  ./    ,                  '    / ∧
.       //  ./      ,                    |  |     / ∧
     |'   '       \       \  \  .!   |    /:.∧
     |   |           \  ._   |\  ヽ.|  | __    / ∧
     |   |i:. |      |  \\ヽ .、 {―`''< :|  |γ Y  ./ ∧         ――ミッションの内容を説明いたします。
          |i:. |      |⌒|\|\\´ ,ィr≠ミx..:|  | ) ヽ }   / ∧
          |i、 !:     \.,ィ芍k、      ヘr' u)》.:|  |こ_.ソ     / ∧       作戦目標はIGIOノーマル部隊に包囲されている
          |i ヽ{ヽ 、   \ ゞ''      ``~  .|  |¨{ ┐       / \
               ',|\ <⌒``   、          :|  |r-t'}_             SIノーマル部隊の軍事キャンプ救援となります。
               }  ``  入    ー ァ      |  |>,ィニニ〕iト、
                |   >s。     。s〔 ,  .'/ニニニニ=\     ’,
                |   /ニニニ><ヽ >/  //ニニニニニニ\
                |  ./ニニニニニム } ./  /∥ニニニニニニニム
                | /ニニニニニニニ}_/  /.∥ニニニニニニニニi}
               / /ニニニγ´ / : /  /ヽ{iニニニニニニニニ=i}      ’,
                 / マニニニム¨¨  : /  /  .{iニニニニニニニニ=i}
.                /   マニニニニ} _ /  ∧/.{iニニニニニニニニ=i}       |
               /     マニニニ/ /  /ニニニ寸=ニニニニニニ=∥        |

1449 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/03(木) 00:37:28 ID:3SIOD0KE0 [4/7]

          __
   _,,,, -‐''''.´ ̄    ̄'''ー=x
 /''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'=、
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::::::,, -''゙ ̄_ ,,. __ _x_ __ `'''::、::::::::i
゙Y゙ ィ '´_,,,;;::==--竺:-=::ミ、-.`ュノ
=:}''ッ〔c_゙:::::::::::  ..:::::::::::::::::::..`‐ミ{
:Tヽ;:;;/`'ァ‐。x;;;,___,,,;;;;ィTi、__
.{.iヽY  (_ _ノ〉   K(´゚ )`l:/ }::::、゙ヽ、
::ヾ,`|        | ゙ー  ,lイ /;;:;:ヾ、::.\          『現地のノーマル部隊を指揮しているのはSIのリンクス、新城直衛。
,w'゙Yl       rV'〉   .,!ソ'' "ミ::jノ:::::::::::`ー
, .}ミi、     ` '    /ミリ ミ ミ::::::::::::/i::::..        包囲が始まって既に二日が経過します。補給路も断たれ、撤退もままならず
ミ,, ヾiミヽ, -=ニニニ= ,,ムジ ,,ミ'゙::;ィ゙:://:::::::.
:::ミi, l:;:;ゞiミx、_   _,,,イミジ 彡゙://::/./::::::::::::         防衛戦と遅延戦闘を延々行っているそうです。物資の関係もあり、
:::::::ミ、ヾ、:;゙ヾi}エケZ゙エヅ:/ ミ:;ィ゙ ,,イ::j'./:::::::;;;;_::
【ランク16 新城直衛 スポンサー:SI】           長くは持たないと思われます』





                      ......::::::::::::::::::::::::::......
                   /..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...
                  フ.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\
                つ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
               ノ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨
               ゝ.::/`゙´ゞ¨ヾ゙´ ̄ ̄``¨´゙}::::::::::::::::::::::::::}
            ∧::}、 _             |::::::::::::::::::::::::゙
                  j /´ `,{ ,ノ /      j::::::::::::::::::::∨
.              「l{`fッミ} ,_..,:厶フ乙 ヽソ.:::, - 、.:.:/
                 `ゝ¨ニナーハi^f¨升jメ l}:::ノ⌒} |::.゙
                  ∧  〈、_,.. `.゙ ̄ ..ノ.V_) ノノ゙
                ',  _     ̄ ̄  /(__,ノ´           『また、近くで別任務に当たっていた当社契約の独立傭兵、
                     i ‐-`丶     / レヘ
                  ハ        / / ゝ,           ノービィ・ノビタリアとネクスト、ヘヴィードーラにも同じく救援に
                     ゝ____ .. < /   j  ヽ
                厂\ ___ノ   ,ノ  ⌒\__        向かっていただきます。新城直衛の国崩は言わずもがな、
                  . -‐/}/´`⌒⌒ニヽ.   /   ,//⌒>、
              / /〈_/  ノ     ゝ/    //     ヽ    ヘヴィードーラも狙撃戦主体の中量二脚となっております。
            / /                  /         V
.            j ./                 .::::/     /       支援射撃の腕は確かですが、前に立つ機体ではありません』
        _/ {                   / ...:::/   /    i
      /   /                / .::: /          |
   / /   /                /  /    /       |
.   jヘ {/   /                  /   ′. . :/         |
.     ー、_/,/                /  .:{ . : : ′       |
        /                 /..:...   }. : /           |
.    >                /  ⌒ヽ  {:           _丿
【ランク17 ノービィ・ノビタリア 独立傭兵】

1450 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/03(木) 00:40:23 ID:3SIOD0KE0 [5/7]

              / `
             ,', ′
             {{
             ゝ -f` -   、
          >      '       ヽ
        /       ,         \
       / /     |              \
        / ./         |           ヽ<
       /          ',  ||     |  、   ` =‐-
      |/     |  | ハ  ||ヽ __, |  }   ∨
      |      从/|.| ∨ |||, ´ノ リ\ |    | ∨
      |  |  _ノ-/‐-  \{ ´≦弋ミヽ /. ,' | }        今回、細かなミッションプランはありません。
      | ヽ ,   | ,ィ=ミ   `  ゝ- ′ .} /, / リ
        .|  ヽ人 ゝ      ,      /´ /            スピードが重要視される作戦となります。
      .| | {.| ` \    _ ‐-,     | | \
       | ,'  ` ___入    ` -     イ  |ノ  \         あらゆる手段を以て可及的速やかに敵を殲滅してください。
       > /:::::::::::\>       イ .|  |.     \
      / ./::::::::-‐:::::::::ヽ 7-`- ´ .|7z.|  |      \      この作戦における肝はあなたのマーシフルです。
       / ./::/:::::::::::::::::::::}\i i` 7_.|_<   ',>= _    \
     ./ .i:,::::::::::::::::::::::::::::::| ∧ \i  / >>. \::::::∧    \    よい戦果を期待します。
    / /:::::::::::::::::::::::::::::::::::| ∧. \i./   { \::::::\    \
   / /::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:::  ,   { }   <::::\\::::::>、
 /  ヽ:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:::::|  i __ ′ヽ _ヽ::::\\:::::::i
´     >::::::::::::::::::::::-=::::::::|  |/  |::∨  \:::::::::::\\:::ヽ
      ゝ:::::::::::::::::::/;;;;;;;;;;;:::, /‐- 、::::∨  /::::::::::::::::ヽ ,::::ヽ
      /::::::::::::::::::∧:::::::::::/ /:::::::::::::::::::::::ヽ./::::::::::::::::::::}.} .i::::::::::
      /::::::::::::::::::/ ',::::::::/ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 'ヽリ:::::::::::
     ./::::::::::::::::::/  }:::::/ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/   ∨::::::::

1451 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/03(木) 00:45:51 ID:3SIOD0KE0 [6/7]
                         ____._ _
                      └‐ォ |UU  `
                           くノ     \ ,,_人、ノヽ
                               )ヽ    (  ___________________
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - <       >━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   )     て
                              /^⌒`Y´^\     ._ _
                                             UU/7
                                                 くノ

1452 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/03(木) 00:46:01 ID:3SIOD0KE0 [7/7]

┌───────────────────────────┐
│                                       .│
│SI軍事キャンプ救援 依頼主:オルデンブルク          ......│
│ 孤立したSI部隊へ救援に向かい、速やかに敵を殲滅せよ  ......│
│ 僚機:国崩、ヘヴィードーラ                       .│
│                                       .│
└───────────────────────────┘

1453 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/03(木) 07:02:01 ID:NaAsgec.0
本当に申し訳ない・・・寝落ちして寝ていた・・・
次回は来週の水曜日午後九時からだ。
ほんとすまないね。

1454 名前:安価のやる夫だお[sage] 投稿日:2019/10/03(木) 08:26:21 ID:.YAx51Po0
これでどっちかが死んだら、しばらく凹むわ…

おつかれさまでした

1455 名前:安価のやる夫だお[sage] 投稿日:2019/10/03(木) 11:52:27 ID:VQ5S9bg60
乙でした

1456 名前:安価のやる夫だお[sage] 投稿日:2019/10/03(木) 12:05:29 ID:H/SIN5JE0
乙でした
でっかいドラに乗って戦うのび太か

1460 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/09(水) 21:26:52 ID:h7HJKgEw0 [2/11]

                  . . .-─‐-. ミ
                     |: : : : : : : : : : `: ..
                     |: : : : : : : : : : : : /
                    }Ο : : : ◯: : : :,′
                   : : : : : : : : : : : :i       今回は戦闘パート、嫁同伴なしのおひとり様ミッションだ。
                      { -===- 、: : :. :.|
                    〉: : : : : : : : : :ノ       ひとりで殺れるもん。リリカルトカレフキルゼムオール。
                  i: :`ニニニ´: : : : ‘,
                 __/ : : : : : : : : : : : : i       生き残る術はコジマキャノンだけってね。
      ___        /.: : : : : : : : : : :‘,.:.三|
     / :::: ヽ: : : :‐--∧_: : : : : : : : : : :./:|: : : |       さあ、同棲生活のツケを払ってもらおうか!
     .′ :::::::‘: : : : : : }/∧ア´二二ヽ:/ | : : ‘,
.    ‘::::::::::::::ノ: : : : : :ハ \{/: : : :/⌒゙ヽ : : :‘
.       ゝ-=彡-──<¨¨゚‘; .: : :./:::::::::::::::} : :. :.|
                 \: :′:::::::::::/______」
                     弋:::::: /
                       `¨´

1461 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/09(水) 21:31:08 ID:h7HJKgEw0 [3/11]

                   ,、ハ,
                   ノ .::::v!
                 l .:::::::::|
                 r ‐- ‐'7
              r  ´  ̄  ̄ ヽ   
                 /         ヽ
             /:::   ト .__ イ ⌒j
             7⌒ T´ ̄ :::::::::/::::::|'
              /  イ:::::::::::::::::::::レ':::::|
            ヽ.:::::|::::::::::::::::::::::|:::::::|
               `ー!:::::::::::::::::::::ヽ ::ノ
                !ハ ∧   ノ\
                !         ヽ
                !         :.:.:\
                !         \ :.:.\
                !    l:::      ヾ:.:.:.:\
                !    |::.       !:.:.:.:.::ヽ
                !    i:::::...   r‐─ ' ‐ 、:/
                !    |:::::::::::::ノ::::::::::::::::/
               !r'三ゝ人_,<:ィ:::::: r‐′
               1 三 Y   | 三 | ̄´
                  | 三 !   | 三 |

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
戦況は一進一退のものとなっていた。
数的優位を誇っていた企業連と、実力者を抱えながらも絶対数で劣るユニオン。
ネクストの出撃した戦闘では軒並み白星を挙げていたユニオンだったが、
それ以外の戦場では打って変わって惨憺たる結果を出していた。

開戦から一か月と経たずして、SI陣営は二個大隊規模のノーマル部隊を喪失。
更には強襲で占拠した軍事拠点も二つが奪還される事態に陥っていた。

一方で、企業連のネクスト戦力は着実に削られつつあった。
ランク14クリムゾンネイル、ランク19ヘルヴォル、ランク12ラスティングクロス、
そして上位ランカーであるランク10シュクヴァールと、日に日に屍を積んでいた。

四機のネクストを失い、残る企業連所属ネクストは七機。
ユニオン所属ネクストは一機の喪失もなく、独立傭兵を含め九機と
ネクスト戦力だけで言えば数の利は覆されていた。

その功績の裏には、オルデンブルクの若き英雄二人の影があったという。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

1462 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/09(水) 21:35:54 ID:h7HJKgEw0 [4/11]

                    { \,、
                     \ \,、
                      \ \,、
     __> ´〕ト。       \_ \,、
〕 ト ミ/i:ハ: : : :`: : ::‐-=〕ト=‐ィ〔 ´ ̄ : ヽ \〕ト、
: : ::/_i_i_i_i_〕ト==-‐≦/.ィi〔 ア¨ }}:Y:¨:Y、>、〕≦。    _
. ≧s。 : : : : : : : : :: ::/ィi〔:..:/  :]i:リト :iム_\:>、 _>ィi〔 : :〕≧s。
      ≧s 。 _:/ ´:: ::〃:   :,':i:i〕i: /¨`‐-=ニィi〔___>`´__
          ≧==イ′ ≧=-イ:i:>、i/i:\r====s。.,_` '‐<-==-  ミ..、, /
       , -‐=ァ/ ∥  _,/i{:i:|r={{、i:i:i:i} }≦。. .  〕ト。   ヾ〔}} \..∨ /
     /:..:.__ア./ /}}r≦イ:: : ::⌒\i:i:i>、i}! ‐=<≧s。  _:_  \ヽ ヽ∨ /
    / .ィ〔ア∥ ,:'ィ〔 }):′: : :: :: ::__i__≧==!   />}! : : : 〕ト、 〕ト、 . \:、__\′
ト、 〃ィ/::{_ii{. i{_/ : `¨¨}}:_:_:_:_:_:>'`¨ゝ≧==r:'> ´ 〕ト. .  /¨ ¨≧=‐‐マ ̄ `ヽ
: : \/:..:/:¨ヾ_ム.   /`..: :〃`   {{=====ハ    >‐ '      :}≧r':i_}! `≧s〕ト
: : : : ∨ ̄: ̄:/::..Y:},,,,{`_____〃`     'マ;_:_:_:__マハィ i〔 }!      {__≧=' ヽ: : :\  \
:\:_:_:〕:/ヽ:〔:_:ノ: iイ〔: : : /}     /=‐-: :/マム  /`       ⌒〕ト、    、 : 〕ト、___ヽ,
ヽ/: : ヽ-、: /: : : :/⌒:7: イ/`_______/_: : ::∥`  マム/            ≧=‐<<_ノ __r≦〕ト、
: ヽ:/}/ : \: :∨: : :_/:_!_//`_____,' 〕ト〈 /i:} マ                 '∧//i:i:i:<>≧=っ
: : :ゝ: }: : : /! : 〉:_: :/:〉:ζ´,ィi〔〕ト、=〕ト、  Y:i:iル=',                  /  〕ト=っ}ル'⌒ヾ
: : : :〉\:./:.∥: : : :}!‐: /: :〉 i{i:i:i:i:} }i:/i:iム/iル'_ .ノ                           ル'レ`
:ヾ‐:\: :\/`/\: >: 〔: /.  ,リi:i:i;' '〔:i:i/イ:i:}i:}〔i==< ,
: : \:-:Y: ; }ヽ: :\〕ト: :i:ヽ 〃:i:ノ  '∨ル'i:/:/i}i:ハ   '\,.../
: : : }: : }:ヽノ : 〉_:_/⌒〔;';〕ト、≦¨ ̄≧'〕ル' /i:iリi:i:i}!   '∨ /
i: : ノ: ∧:〈: : /};\\;';';';';'\;';\: :/⌒ヽ,'¨⌒'<,‐='ノ r‐ 、 `i}〕>
i /≧': :}:〕ト〈:.:!;';';'\\;';/;ハ;';'ハ,' ハ   ∨、/ :≧==r'_:ソ 人: / -=ァ
/;〕: : Y/ヾ: : 〕ト、';';';';〕ト、';'≧ム';'ム:'ハ.  '∨\ィi〔:¨:≧、-イへy: ル'/
: :≧=ハ: : ム: Y\〕ト、';';'ハ';';';';';';';\';\ム __'〕  :}}:: :: :: . Y≧=/ ィ`
`¨´  \_:_:≧=' 〕ト。_>\';';';';〕ト\';\  '∨:|}≧=ィ=/ ̄://`
          /==/: :≧=\;';';';';';'〕\;';'ト。'マ }/_:_:_:_:_:ノ `
          ` ‐-≧≦` ¨〕ト'。';';';';';'マ;'> ;〕ト。 ̄
                  / ∧:〕ト。〕;';';';'〕ト;';'〕ト。
                        / ∧: : : : '〕ト。;';';';'〕ト;';';'〕ト,。

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
これにはさすがにIGIO上層部も衝撃を禁じえなかった。
何よりも大きかったのは、ラストとロストワードのもたらした被害よりも、
当初軽んじていたマーシフルに多大な損害を被っていたことだった。

大攻勢を展開するものの守備の甘さを露見させるユニオンと、
戦況だけ見れば優位なものの最重要戦力であるネクストを削られ
焦りを見せる企業連。

両者ともに余裕などなく、戦火はとめどなく広がるばかり。

第二次ネクスト戦役は泥沼化も膠着もすることなく、
急速に戦局が移り変わる激流のような状態へと移っていった。

終わりも勝利も見えず、どちらが早く燃え尽きるかを待つかのように。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

1463 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/09(水) 21:36:44 ID:h7HJKgEw0 [5/11]

                         ┌──────┐
                         │::::::::::::::::::::::::::::::::│
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1464 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/09(水) 22:02:54 ID:h7HJKgEw0 [6/11]

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│.     、\:.:.: ヽ|:/-|:. ! : |:.: |:.: /x 斥 |/ {:/|: !:.: ||:.:|       .│
│     ゝ:.:.\:.:. |{´`l:.:|:.:.:|:.:.|:./ヘ {::リ/ 〈/ lイ:.:./l:./      ...│      ミッション開始。
│      |\:.:.:\:|\ ゝl:.:.:|:.:.|/   ゝ'  \ |:./ レ′     .....│
│      |:.:.:.:.ヽ、ヽ:| `!:ヽ:|、|       / レ′         │      接敵し、速やかに目標を殲滅して。
│      |:.:.:.:.:.:.:.\/  ‘, \\    ― ´             │
│      |:.:.:.:.:.:.:.:. |   ヘ:.:.:.ヘ    /               .│      ……最初に。これは私の勘だけど、
│      |:.:.:.:.:.:.:.≠__   ヘ:.:.:ヘ ―‐´              ...│
│      |:.:.:.:.:. / `ヽ、≧ュ、_ヽ :.{                  │      今作戦でもネクストが出てくるよ。
│      |:.:.:.:.:.:|::\   ≧ュ、`ヽヽ                 │
│      |:.:.:.:.:./::::::::\     \l┤                .│      今、この場にはユニオン側ネクストが三機もいる。
│      |:.:.:.:/:::::::::::::::::\    ヘ{ ヽ、             ....│
│      |:.:.:/:::::::::::::::::::::::::\   |\ ゝ             ...│      潰せば数的優位も覆る。
│      |:.:/:::::::::::::::::::::::::::::::::l` ̄ 7  ヘ´ヽ           ....│
│      |: i::::::::::______|  ,′   ヘ::::i          ......│      留意して。
│      |: |:::::l´::::::::::::::::::::::::::\ \   ヘ:|           ..│
└─────────────────────────┘






      ____
    /     \
   /  丿     \
    ' (●)       \      了解ですお。
  (l、__)          |
    ⌒´         /       どのみち、手間取ればコジマ汚染で味方が巻き込まれる。
   `l          \
    l           \      さっさと決着を着けますお。

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輸送機から軍事キャンプまで少し距離がある状態で射出され、
今にも雨で地を濡らさんと密集し隆起している雲の下を這うように飛ぶ。
視界はお世辞にも良好とは言えないが、この程度なら問題はない。
空を覆う灰色の天蓋を背に、メインブースターを唸らせる。

敢えて上空から参戦し、注意を惹きつけながら包囲陣を薙ぎ払うというのが、
今作戦でなのはが企業の人間の代わりに立案してくれたプランだ。

マーシフルの機動力と火力であれば、下手に加勢するよりも
そちらの方が殲滅効率にしろ味方の生存率にしろ都合がいいと彼女は語った。

事実、その通りだと思う。
この機体は下手な慎重さを採るべきではない。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

1465 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/09(水) 22:28:58 ID:h7HJKgEw0 [7/11]


                         | i
                         | |                       >ヽ
                       _ |_|                      / /; ∨  >-y
                 ,___  /´`ヽ `ヽi                     / / 」_,><´ ゝノ
          ,. _      i'`ヽ`y-----、ヽヽ       >-<       _,,.. { i´::::ゝ_> ´
         //  > 、   { ) `{o}::::::::i:::} }「i}|   ,> ´  /二∨< "~´    ゝヽi'
         ∨    `>,ゝ、_/ /≧ュソ//:.!」;  /    / <´        > ´
          i      // >γ::::yヽ、_///`!-i_,,.> <´         >´
         人     /<ヽ 从:::::::::Y;:::::}´ ィ' <´   > ´>、<::、ィ::<::、'
       /  ><´:::{:从 入入丿丿 <´   > ´    ∨::、::::、::><}       ふむ、思ったより早い到着だね。
      />' γi::::(::!::::>、`_ノゝ-<´    /    > ´、\\><_/
     /ゝ' ュ、 人 マゝ}´>i>i´      >'    /ヽ<´ ` ̄ ~
   >´   `ヽィ'  ゝ<i::::::::::::::i_ >-<> ´ ミ三ソ<' ,ノ
 / ∨   ィ' ィ >==|::::::::::::::::::::i ゝ--一=><´_,,..ィ´
 |  }=-、イィ'/  > 、|_:::::::::::::::::ゝ三/:::::マム    i' /
..人 \ X /  /≧ュ、}::::::::::,ゝ-<i:::::i:i::::.マム_,,..ィ ∨
  `~´ `>-ヽ、≧ュ、 レ<´||||}' | i:::::i:i--ゝ'|_,,..- /, -、
   i'    ||::i::/>< |:::::::||||\ i:::::i:ii7i'  ̄ ̄`Y i' ∧∨
   |    |:|::}-ィ'   /:::::::`iiiiiiヽヾ:::}:i j     i i∨ ∧∨
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   |    j::::::i  /::::>::::´::::>   i |     i | ヽゝノ
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      ト::/,_::ェェ-.... ̄ゝソ、ノ     "'' <:::::::::::::::::::::::::::
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     へ二三三三三三三三三ミ  _::::::::::::.....
       {:::i` 、三三三二ニニニ/  {三二ミi、::::::::...
      、,、::: `{! ' ・ 气三三彡   i三三三圦、::::...、_    〉
   ≦ミ´  :i| 弋_ _,》i|  `≧、_,,、ョ''ニニ三三ニミョュ、_ゝ        聞こえているね、マーシフルのリンクス。
_/::::::::ミ   |     ̄ノ/    { {!¨ ' ・ ‐-=、ニ二厶イ:::::\
´:::::::::',     |      ノ      ヽ、_ __,ノ′   i:::::::::::::,ゝ      こちら国崩、新城直衛だ。
:::::::::斗     i    {           ̄       |:::::/,
:::::::::ミ、   {∧    ヾ-‐、                /         随分と楽しいことになってきてはいるが、僕はよくても
::::::::::::::`,   ミ::,  、  `:r‐ヽ              r
:::::::::::::冫、  /∧  ` 、_               、,_、vr          他が限界でね。救援に感謝しよう。
::::::::::::::::ミ   |:::∧  ゝ、_"'' ‐‐‐-_,‐ャ'´    ., 'r´  ''
:::::::::::::::::::≧  |:::::∧     ̄ ̄       ノ     v゛        
::::::::::::::::::::从 ハ:::::::゙ゝ、          ...:::、,ミ´ 、 κ"
:::::::::::::::::::::::::ゝ ゝ::::::::::≧- -‐=ニ ´  斗  、イ゛

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軍事キャンプのSIノーマル部隊を指揮するネクストからの回線が開かれ、
そこからAMS越しに粘ついた視線を感じた気がした。
老獪さと悪辣さが張り付いた表情が目に浮かぶようで、
やる夫はいつか八咫烏と協働した時の嫌な感覚を思い出した。

「新城直衛……あの時カタストロフィと協働してたリンクスかお。
味方なんてさっさと見捨てそうな奴だと思ってたけど、意外と律儀な男なんだな」

思わず悪態を吐くと、新城直衛はくつくつと昏い笑いを漏らした。
精神の奥底に泥がぶちまけられ広がっていくような気分にさせられる。
楽しんでいるのか?

「いやなに、我々も余裕のない身でね。人員的にも物資的にもだ。
使えるうちは使いたいし、捨てなくていいならそれに越したことはないさ。
それでは頼んだ。ご武運を祈ろう、同胞よ」

皮肉気な一言で通信が終了する。
サーシェスといい、この男といい、戦闘中によくもそんな笑いが出るものだ。
きっと幾ら殺したところで、最早なんの感慨もないのだろう。
楽そうだな、とは思うが、羨ましいともそうなりたいとも思えない。

新城直衛の張り付くような笑い声を振り払おうと、ブースト出力を上げる。
まともに聞けば鼓膜が引き裂かれそうなジェット音が鳴り響き、
放たれた鏃の如く飛翔する。
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1466 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/09(水) 22:46:52 ID:h7HJKgEw0 [8/11]

               〈
              //,
             .ノ//"ヽ,
            .ィ{ーイ_`ヽ ヽ
       i==、   .ヾ}=、ノP}、ノ__>=ュ
      マ{====ィ─┐ム┴ア┴{┴┴┐'´.7     ……小競り合いでもあったのかは知らないが、今は敵に集中してくれないか。
       ヾ  咋/ ̄//咋.//|   ∥.<
        ', .|┘ ̄ .| .|| ゞ |i |   ∥ }       俺とて仕事で来ているんだ。私情を持ち込むのは戦闘が終わってからにしてくれ。
        }`.i=、|__| .|| ,ィゝ-ゝ<_i{`∨
        i{v。7マ{ユ∨フ''ゝイ7/ マ=i|_ .}
       /〕〔∥├.ユ∨====〈'ノ./}][./ヾ}
     i≦{ ̄∥三/ /ア┴┐三i"i´}=〈-i‐<
     |./ i_ ∥|┐ー.|´ |.i┐.|| | i .i |_,/.i.| .//
     y_/  〉 |┘‐.| .|.i┘.|| . | i_/´ }_| ゞイ
     {ニ≧/.| `"{=〈 `i""´  .|_└≦}is。}





                 ,.  -ニ ̄ ̄::::ヽ ̄`::..,
            /:::::::::::::::Xゝj_jリ:::::::::::::ヽ
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           /::::::::::::::::::_//"二_ ヽ  !、 ハj
         i'"´,,.zェヲーl ィモヲ `ヾー, i´、__{
..        l./´ヽ'´ .ノ 丶`¨ ̄´ 丿ハヌ ヒメ{ l
            j r`丶¨   l.` ー- ´   ,)ーi´       ああ、こちらはヘヴィードーラだ。
            { i´ら 、  l       , 、´,、  l
.            ヽr- ソ!.  ',    ,イ  ` { ,'        指定されたポイントで火力支援を行っているが、
          .l    l   ',    、ー-イ /
          「¨ミ>、 ヽ、       ⌒ /          いかんせん数が多すぎる。
         ノ   \ 丶  ゝ  _/
        /      \. <, -‐´             さっさと手伝ってくれ。
       ,' "´  ̄` >  ヽ /__,
      ╱    /  ',, ╲ 「∧!
     ,.'     `¨´ ̄ ', メ{ メ、
 .  /           ,.. ⊥ .,,_\  ヽ,
   ,'     ,. zヲ'"´      `゙丶、 {_
  ;  /./             ハ j
  .i  ///               ∨
  .i ,'  /                ゙ハ
【ランク17:ノービィ・ノビタリア 独立傭兵】
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一方で、ヘヴィードーラから聞こえてきた声は粛々とした傭兵然とした声だった。
焦燥も熱狂も恐怖も感じない、静かだがどこか空恐ろしいものだった。

確かリンクスとして登録されたのは自分より少し前くらいだったはずだが、
声から醸し出される貫禄は全くの別物だった。

「了解、こちらも接敵までもう間もなくだお。
もうしばらくだけ待っていてくれお」

レーダーに視線を落とすと、敵の存在を示す赤い点がぶわりと沸き上がった。
人海戦術とはまさにこのことだ。軍事キャンプは山岳地帯の麓に設営されている
らしいが、それをぐるりと囲むようにMTとノーマルでできた分厚い壁ができていた。

姿勢を傾け高度を落としながら、右腕部のレーザーブレードを展開する。
二又に分かれた部分に青白い雷光が迸る。
特有の甲高い轟音と共に閃光の矢が地上へと放たれ、
眼下に展開していた敵ノーマル部隊へと降り注いだかと思うと爆炎を上げた。
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1467 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/09(水) 23:04:30 ID:h7HJKgEw0 [9/11]

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│    ∧jハ.:′.:.:.:.:.′〃xfz左z,;,X, .j:/ !:;|:.:.:l.:.:.:.l.:ヘ.:.\.:.::.':;.:.';   ......│
│    l.l.ヽ.:.:|.::::.:.:.:|{:.:.,仆乞芸て卞 >′l./j.:,リ.:./.:l.:.ヘ.:.::.ヽ.:.:.';.'|    ..│     数に惑わされないで、冷静にね。
│    '.:.:.:;:升∧::.:.|.:.:{イ ,伐::::::斥′  ノクサトxj:.:.li.:l.:.ハヽ.:.';.:.:;.!    ..│
│    ∨  !′l:.:.:|:.:.! 、辷ークノ     ケ云x.:ノメi.:/.:.:.:.:l.:.:.:.:.l:.!   ......│     とにかく包囲陣を食い荒らして穴をあけていくこと。
│.     ゞ、)l::.:.:ゝ:ヘ、:! `¨¨゙`     /.::ヌリケ;´.:;リ..:.:.:.∧:l.:.:ハ!     .│
│      'iーl;:.:.:.::.个`         匕゙.ノ_ノノ/!:.:.:.;/ レノ !     .│      残ったら味方に任せればいい。
│        l.:人::.:.:.゙l             ¨`て.._`V.ハ.:::/   !′     ...│
│     _,、n<  '.:.、∧       c。   人__,¨\:l/         .....│
│  イ´.:::.ハヘ '、l?∧          .,/: :.j  /}′           │
│/ l:::::::.,  \ ´、?「>、     , イ´.  .:.イ´.:l.:.|           ...│
│   j::::::::.ヘ  \  \ヘf>.ー イ. . . :<.:.:.:.';.:.:.:|.:|           .│
│/¨ ヘ:::::..∧ /\` >ー<cハ. . . . . . .fヽ,¨ -ナヘ.';.:.:|.|            │
│////∧::::..∧\/∧ Y∧:ll. . .,,..イ".ソ ',////,j.:.';.:.||          ......│
│/V//,∧:::::..∧、/  >介イー"´ /.:::.∧//zj.:.:.';.:.|          ......│
│j∧V//∧:::...∧  jメヘ__ -イ.::::::::::::.∧//j.:.:.:.';.|           ..│
│j:iV∧//∧:::::::..\ ヽ´.:::::::::::::::::::::::::::::::::人/j.:.:.:.:';|            │
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 ̄ ̄ ̄ ̄`ー―― 'ゝ..;..;..r'      〉<   /  ´.イ彡′         要は派手にやれってことかお……!
                     {ゝ---t
                    {≧!.}‐-≧}
                  , イ Y::HY:::::::人、
              _ ,ィi ノ  レ´.!リ`\   \
              ト'´ 丶r-'´.  `   `ー 、 >トrt
             //   ノ´           `ヽ::レ´ ヽ、
          __/ / r'´               \-ヘ ヽ_
        r::/´  r‐ '´                  `ゝ\_ `ヽ
       /  二ノ                        \` -\._
    _ ,ィ≧-z::ソ                          ヽ,ィレ::ヽ _
   / ゝ:<´`´                            ゝ\丿`ヽ、
.  〈    /                                `丶   .〉
   `ー ´                                    `ー'


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飛んでくる弾丸やミサイルも意に介さず、オーバードブーストの勢いのまま突貫し、
敵機がアサルトアーマーの射程内に入ったと同時に間髪入れず装甲を展開した。
カメラアイが保護シャッターに覆われ、視界が一瞬暗闇で閉ざされる。
次の瞬間には轟音が鳴り響き、視界が戻る頃には辺り一帯が残骸の山と化していた。

コックピット内にミサイルアラートが重なって鳴り響く。
滑空しながらアサルトライフルを構え、ロックオンサイトに入った敵機へ
手当たり次第に弾丸を浴びせていく。

突如として現れたマーシフルの影響か、敵側にも相応の混乱が起きたようだ。
軍事キャンプ側のノーマル部隊の無線とAMSの通信が混線し、
彼らの声が聞こえてきた。誰もが興奮しきった声で怒号を飛ばしていた。

「敵が止まった! 前に出ろ!」

「こっちにはネクストが三機もいるんだ、怯むな! 勝てるぞ!」

どうやらSIノーマル部隊がマーシフルの参戦で勢いづいたらしい。
これだけの包囲であっても戦意を喪失しない辺りには素直に感服させられた。
この勢いを決定的なものにするべく、弾丸と熱線をばらまきながら疾駆する。
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1468 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/09(水) 23:08:13 ID:h7HJKgEw0 [10/11]

                 , ----- ..,,_                 _,,.-''、::::ヽ--<
                Y::::::::::::::::::::::::::::::≧ュ、            ,r',r/´:::::::ヽ{ >-il
                |:::::,r´     ≧ュ,::::i           i-<ィi:::::>::::´::}/ゝ<}i  />ヽ
                 |:::::|         !::::i          |-、`i-<::::::::::::i二二i:l´ / ヽヽ
.                |:::::|         !::::i>'  ̄\``''=-、..,,_{::::::}:|!コ`''= 、..,::::::,-,!    / >
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                |::::|::::::i |  ,-----|:::::|-{:::::i `≧、 .\    \!::::l::|:::::::'二}:!:{ > 、 >,/ /
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             , ----|::::::i/三三三/i::::::|::/ヽィ´i::| 、ヽ\ / >  、..,,!-<ヽ、_ >y:::\ / /       ふむ、聞いていたよりも
               i ̄>┴-┴三三_/:::i::::::|/<_/-i-<` >< > 、..,,_/:::::::::::::>、i> ´::::::::ヽ
           . <´::::::::::::::::ヽ:::::::i::|:::::i::::::i:::::/::::ノミ 、 ,/ /i ><`::::::::::::` 、::::::::::::::::::ヽ::::ヽ::::::::ヽ       筋がいいじゃないか。
         > ´:::::::.`ヽ::::::::::::::::::ヽ:::i::|::::人:人_ノ´::l  >< //, ':::::::::::::::::::::::::::` 、::::::>-ヽ_ヽ:ヽ
     > ´::::::::::::::::::::::::::::Y:::::::::::::::::}:::i::|<二二二i{二i> >/_.ィ!':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` 、-`i i'`i ヽ ヽ       
   ,ィi´:::::::::`ヽ:::::::::::::::::::::::::i::::::::::>´::::i::|::::::::::::::::Y:::::i:::」 i / iノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::l. | .|::::::::i
  i{:::::Y´ `Y::::}i:::::::::::::::::::::ノ::>´::::::::::::i::|:::::::::::::::::|  /i i   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::|  ! ,!::::::::i
  l:::::人  人::::l:::::::::::> ´ヽ-------ヽヽ二二二i{二/ /  /、..,,_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::` i´::::::::;
  .人::::::::::::::::::ノ> ´   | i       i |  /二l=Yj /  /   ~``''= -、..,,_::::::::::/、::::::::/:::::::::/
    ゝ---<      | i       i |  /二l三i /  / ~``''=- 、..,,_   ~``{/.Y Y/:::::/
               ! !____// /---|三ii__.ィ´   ∨:::::::::::::::::::~``''= 、从_ノ.::/
               ヽ____i / /--i'{==!       ヽ::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::!-<
                        / / /           Y三≧ュ、::::::r'-<
                       ` ̄





            ゞ-ニ====-ー--......
           フ= 三 三三三三二_ヽ
          ゝ 三 三 三_,,...----y´
          |"''"三,.へ三i"  /,,--、 〉     だが……このまま終わりってわけにもいかなさそうだな。
          |三テY ,ヘ,`=j___i_..=iテ,〈
          |=≠ ヽ. ''}   ̄ ̄ヽ ̄;´_ >     今日は厄日だ。
         ,.へ.   └‐'' i       _..>
        ,.へ,  \     `'     ''^(
     /`'ー、`''ー、 `'ー、   `''ー- ...ノ
   /    `'ー、 `'ー、 `'ー'イ

1469 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/09(水) 23:30:14 ID:h7HJKgEw0 [11/11]

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│    /:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:--‐ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.: |   ......│
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│   ,':.:.:.:,':.:.:.:.{:.:.:.:.:.|:.:.ハ:.i ヽヽヽ:.:._メ:.´ヽヽ:.:.i:.:.:.:|/:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |   ......│     やっぱりいた。
│    i:.:.:/|:.:.:.:. ',:.:.:.:.:|-/_|_|  ヽ/,イ圷≧i:.i:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |   ......│
│   |:./ .|:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:!:.iイうミ      {::::::::ら |:}:.:|:.:.:.:!´.ヽ:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : |   ......│     マーカーセット完了、
│   |/  !:.:.:.!:.:.ヽ:.:.:.|〃{:::j      辷シ !:.:./:.:./| ヽ.} |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|   ......│
│.   |.  ',:. | ',:| .|ヽヽ`.ヒリ            /://:.:.:! /: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|   ......│      予想通りネクストだよ。
│.      ヽ| リ !:.:.ヽ\ ヽ       .〃|:.:.:.:.:./_//.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |   ......│
│.       ヽ  i:.:.:人    -‐-    /  !:.:.:.:.//.  |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|   ......│
│              ',:.:.:.:.ヘ              |:.:.:.:/.    |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|   ......│
│            ヽ:.:.{ ヽ、       .<.|:.:./l      |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|   ......│
│             \i   >.-t ´   |:/‐┤、.  |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|   ......│
│              \    r、| .-  ̄/ / i、  !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |   ......│
│                   〃.ヽ   ./   |::`ヽ.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |   ......│
└───────────────────────────────┘





      ____
    /     \
   / \   / \
 /  (●)i!i!(●)  \       まだ敵が増えるってのかお。
 |  u , (__人__)    |
 \    .`⌒´    〆ヽ      そっちの方に向かいますお! この中で対ネクスト戦に一番向いてるのはマーシフルですお!
  /          ヾ_ノ
 /rー、           |
/,ノヾ ,>         | /
ヽヽ〆|         .|

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
レーダーに新たな反応が表示される。
回転しながら地を滑っていき、群がりつつあったIGIOノーマルを薙ぎ払うと
最大出力で上昇した。

それはすぐに見つかった。
なのはのつけたマーカーが指示した先にオーバードブーストの光が見えたからだ。

白く重厚な機体には目だった傷は見当たらず、
背部には無骨な追加ブースターが翼のように搭載されていた。
マットブラックのレーザーキャノンとレーザーブレードを携え、
まっすぐにこちらへと向かってきている。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋



1470 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/09(水) 23:48:26 ID:h7HJKgEw0 [12/12]

                      , ― .、
                     // , -、.ヽ
                __  ../ { ./彡=マム      ,, ─、
           /ミァ 'ィ エミエュ`ニャ〉== 、  ヾ   マ彡三フ ヽ,,<彡三ム
          ム `- | `<>-<::::イァ-=.ヲ ̄三i  ,, - '' "   -'─'' "  マ三}\
          マ  >   }ェェェュ、lミ.ト_ノl .ミ .三ミ){       }‐- 、     }三三
          .'-ャ.{ .`ァ─'三>' レ三ヒァ" ̄  .ム_,, - ''"    .ヽ  ./`寺ミチ 
           .マl,  .{三三|}' `}}二二イ.ァ `i >'',,ィム       Y ノ   `マ
           マム   マ三ミ`─}、__/l ェェェ ' i マ三lム       / \            釣れたのは二機か。
            /.>、--ミノ   i   i     i マ三三、__>''"   } ,, -''ヽ
           /./ ,.タ巛、./  , .l   l  ,-''" .i-、 マア"/ヽ !、   , 、 /"    ヽ      国崩を含めれば三機……
         ./ミ,ァフ`寺彡-マミ、ヽ\- 〈-ァ、ェ彡ム .,,<彡'   ヽ \ }ミ<      >}
         /ミチ/'   У ィ=/` }-レマ三}' .}、,,≦三三三}.、\ .}_./{彡、 ,, - ''"マ /      ま、これだけ落とせば上も少しは
        ./ミチ/     / ̄',,アェェェェ'イ三三l三三>三ミ>i.{  {ム ヽ"     ム
       /ミチムヘ、   /  ./}マ 、ミチ三三三チチ三三チ/ .l   ` マ三、   ,, .ィミ、     溜飲が下がるってもんだろう……
        ゝミ.' ャ、へ.ァ   ./ムl{` -イャ .ァ <,!-<二マ三ア三} i     ヽマ/三三三}
       /三}-<ファァ、  ./ ./"\ マ ` l .l   ム__ゝイ三チ i       `寺ア--、- 、
      ./三/ミ/  ムミ、. ,イツ    ` マ   l ヽ、 ,,ィ ア三チ `' ヽ       .ヽ{ミノミ/`}
      /三/ミ/  .{レマチ  i     } Tェェェ{__/ {{''    ヘ \   ,,ィ彡\.{ミ} }, ィェャ
【機体名:アポリオン 重量二脚】




 /   / /  /  /彡/ /'''''''‐-、_              _-‐二 --―
 |   /|    ヽ  川人 |     \,__ 、_  _,, -‐ '' ~ ´
 \    ヽ_,.、`'  | | |.|  r-- 、_  \ヽ \      __,. -‐'\
   `ヽ~~')   ' 入 /  ハ | _,.、_ ヽ ヽ〈  \            `'-、_
    ノ  )   / |     | `'´  !,,.-|  |::.  ヽ__,,,..
   / _,./ _,.- i'  /|, ri ノ )i、   /  |:::::::.  \、_  ヽ~''‐ 、__
 /'~´  /   | |;;| `~ '''' ノ|_川   `''‐ヽ::::::::::..   `''''''''`―――`-、‐ 、
 レ /  ' __,.| |;;| / /!   ヽ      ヽ:::::::::.         /´ ̄フ
./ / / |    | /;/,,く |    ヽ       ヽ:::::::       /   / /        お、向かってきたな。
.| .| /  |  / _/;/(、!;|/     i       ヽ:::::     /     | |
ヽ,| |  ト、  \、;;'‐7.`!              ヽ::   / __     | |         ありゃあマーシフルか。
 ヽ |  ヽヽ,,,,,,,,|_ _,.-‐==‐''~           |:::  // |/ `'''''‐- 、| |
  l、ヽ   ̄,. ___ ̄-''´               /:::::.../ | |      | |         これまであいつに二機やられたって話だが……
  \ヽ_,.イ .|´| ....:::::...            /:::::::/ / | |    _,. -''~´
     ̄´ ノ ./ /'''  ,. -            /:::::::/   | ヽ-''~´             どうせロストワードのおこぼれだろう。
     ノ  / i   -''_/ ,.- _/        /::::::/   / / _,.-‐''''~~~~''''7
    ( r‐'  `''''''~~|,. '´,イ´ ....      /::::::/ | / _/ -―‐'''''''''~~~~~       とっとと片づけよう。それがいい。
     ヽ_ヽ      ヽ- !ノ  ::::      /:::::://-‐二 --―‐''''~~~~フ~/
      ヽ|         ヽ,,,,;;i     /:::,.-'´-''~´/ /      //
       !ノ           .|     |_,.-'~´   / /      / /
                   ヽ、_,.-'´     i i      / /
【ランク6 ディエゴ・ブランドー 独立傭兵】

1471 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/10(木) 00:06:44 ID:.r9g6gBE0 [1/2]

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│       , イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::く-┐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i    │
│     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.: /ヽ : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|  .....│
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│  /:.://:.:.:.:.:.:.: i:.:.:.:.:/:.:./:.:.!:.:./ i:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.:i :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  .....│
│  // ./ :.:.!:.:.:.:.:.{ :.:.:.:i:.:/:.:./|:.:,' ',:.:.:|:.:.:.:|:.:.:.:|:.:.:.:.:.}:.:.| :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  .....│
│ /   {:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|:.:.:.┼廴/_.|:/  ヽ:.!:. ⊥_|_:.:.}:. i:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  .....│   ID照合終わり。ランク6、ディエゴ・ブランドー。
│    i:.:./ |:.:.:|:.:.:|:.:.:. |,イう≧、ヽ   ヽ|芹う≦、:.!:.:.|/|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  .....│
│    |:/. !:.:.:!:.:.:!:.:.:.《 {::::::::ら    ´ {:::::刈 》/: /ヽ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  .....│   機体は大口径レーザーライフルとレーザーブレード主体の
│    |j   ',:. |:.:. |\ヽ. 辷シ       辷シ /:/:} /|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  .....│
│.    |   i: |!:.:.|:.:.:.:ヾ、     j       /!:. : i_,' |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  .....│    重量二脚、アポリオン。
│        リ ヽ|!:.: : ヘ             }: : /  |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  .....│
│           ',:.:.:.:.{ヽ      ̄     //:.:,'   ! :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  .....│    純粋な戦闘能力ならシグナムとかの方が上だろうけど……
│            ヽ :.:.i >        イ / :./   |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  .....│
│            \ヽ ,rヽ. >< _/|//     !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |  .....│    面倒な相手っていうのは確か。
│              , ヾ、{   ≠<´  ./`ヽ、    |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  .....│
│           ,、r::´::/  !  /、  ヽ  /  |::::`ヽ、.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  .....│
│       ,、r:::´:::::::::::::/    {、/ゝ-/', 〃   .!::::::::::::`ヽ、 :.:.:.:.:.:.:.:.|  .....│
│  ,、r::´::::::::::::::::::::::::/    ',  }≠/ /     ',:::::::::::::::::::::`ヽ、 :.:.:.|  .....│
│ /::::::::::::::::::::::::::::::::/     ヽ/ / ヽ/.     ',:::::::::::::::::::::::::::::ヽ :|  .....│
└────────────────────────────┘

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
ランク6ということは、この男がIGIO側についた高ランク独立傭兵か。
AMS越しに聞こえてくる声からも、確固たる自信が垣間見えた。
自分たちを戦いの相手というよりも、単なる相手として見ているようだった。

だとしても、怯む理由にはならない。
これでも一応、ランク4のアリスと戦場で轡を並べているのだ。
ここで怯んでいるようでは彼女のパートナーは務まらない。

オーバードブースターを起動し、アポリオン目がけて突撃する。
ヘヴィードーラも国崩も、ブレードを搭載しているようなネクストと
正面切って戦うような機体ではない。ここは自分が食い止めるべきだ。

「マーシフルのリンクス。こちら国崩。これより火力を敵ネクストへ集中させる。
これは好機だ。虎の子のネクストが落とされれば敵は一気に瓦解する。
しっかり頼むよ」

新城直衛から通信が入る。ここはノービィの言う通り、
私情は挟まず協力してアポリオンに当たろう。
いけ好かない男だが、頭は回る。今は味方なのだから、ある程度の信用は必要だ。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

1472 名前: ◆x0SRSoJXe.[] 投稿日:2019/10/10(木) 00:08:01 ID:.r9g6gBE0 [2/2]
うーむ、すまない、眠くて頭が回らなくなってきた……

次回は、そうだね、ちょっと暇見て書き溜めして、出来次第投下するよ。

時間がないわけではないんだが体力が尽きていてね……毎度ごめんね。

1473 名前:安価のやる夫だお[sage] 投稿日:2019/10/10(木) 00:09:09 ID:zDcSMWFE0
乙でした

1474 名前:安価のやる夫だお[sage] 投稿日:2019/10/10(木) 08:02:01 ID:IIWLd69M0
お疲れさまです
楽しみに待っています

1475 名前:安価のやる夫だお[sage] 投稿日:2019/10/10(木) 09:56:53 ID:DlxACfCg0
乙でした



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