ここに近況報告とかどうでもいいこと書くと個人ブログっぽくて好き　やる人

382 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:14:09 ID:???0
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┌─┐
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383 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:14:24 ID:???0


┌────────────┐
│　　カイジは考えていた　　......│
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_ゞ＼／/__
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＞　　　　　　｀' 、
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∠　　　　　　　　　 ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　 ﾄ
　　　　　　　　　　　　　　　　　'| 　 ／| ∧ |ヽ、　　|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |,／＼|/　ヽ|／ヽ､ |
　　　　　　　　　　　　　　　 　 l' || l＼＼,,／／/ ||'`i　　　　　　　　やっぱり鍵は……無い…か…
　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ!.uヽ｡>l l <｡ノ./ !ノ
　　　　　　　　　　　　　　　 ／| ∨ ‘､,､| |,,　／u/ |＼　　 　 .┌───────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　 ,,-'''~i　 |　ゝ⊂WwW⊃／　|　 i~`ー､...│　怒りに燃え、魔族への復讐を誓いながらも、　　　　 　 │
　　　　　　　　　　,,-'''　　　 l　|　　i＼ ' ≡ ／ i　 |　ﾉ　　　　.│　あの二人が来る前よりも、現状は悪化している　　　　.│
　　　　　　　　　/　　　 　 　 ! |　 /|　` ｰ '　 /|　 | /　　　 　 └───────────────────────┘




　　　　｢＼　　　　　　　　　　　 ｢＼　　　　　　　　　
　　　　丶 )　　　／~)　　　　　 丶 )　　　／~)　　　
　　　　/ /　　　(　/　　　　　　 / /　　　(　/　　　　
　　　 / /　　　 ｜｜　　　　　/ /　　　 ｜｜　　　　
　　　(　＼　　　｜｜　　　　 (　＼　　　｜｜　　 　
　　　 ＼　＼　　/ ｜　　　　　＼　＼　　/ ｜　　 　
　　　　 ＼　丶／　/　　　　　　 ＼　丶／　/　　 　
　　　　＿｜　　　/_＿　　　　　＿｜　　　/_＿　　　
　　　　 ￣￣￣￣￣￣　　　　 ￣￣￣￣￣￣

384 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:14:50 ID:???0



┌──────────────────────────────────────┐
│　牢の中には看守二人と自分だけで、死んではいないものの、　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│　しばらく目を覚ましそうもない看守達の持ち物に、この牢の鍵は残されていなかった　　　　.│
└──────────────────────────────────────┘




　　　　　　　　　 ,ィ,.イ -‐- ､
　　　　　　　　__l::::′::::::::::::::::＼
　　　　　　∠:_ :::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　／_ :::::::::;:::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　 ￣/:::::::::/.|.Ｎｰゝ、r;=:､ :::＼
　　　　　　/イ:::::/v｣.| ,ハ　＼くr}}::::::::＼
　　　　　　　l:ﾊ/ ＼.'ｨ　 }} ! vヽV::::::::::::::`ｰ　　　　　このままじゃ…
　　　　　　　　　　/　,､"ノ,.ヘ.　l ::::lヽ;::::::::::　　　　　罪が重くなるのは…必至！
　　　　　　　　　 /_, イ ／ ／.冫|:::::|/::`ｧ-ゝ
　　　　　　　　　　　　'´　｀> '´　 l:::::|::::/
　　　　　　　　　　　　　　`‐ﾍ.u　|::::|:/:.:.:.:...
　　　　　　 　 　 　 　　　　　 !.__ﾉ!:::l'::::/´￣
　　　　 　 　 　 　 　 　 　　　　　 .lﾙ'::::l:.:.:.:.:.:.


┌────────────────────────────┐
│　カイジがこれまで生きた中で、最も頭を働かせた時間だった　　　 .│
│　今この男の中では、二つの選択肢が広がっていた　　　　　　　　.....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│　まず一つは――　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...│
└────────────────────────────┘

385 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:15:24 ID:???0


　　　　　 ／.:.:.:.::::::::::::::::::::::::.:::.:.:.＼
　　　　　／,.:::::.:.:::∧::ﾄ:::::::::::::::::::::.:.ヽ
　　　 　´ /.:..:;ｲ::/:　ｌ::!ﾊ:∧:::::::::::::::::|
　　　 　 /::ｲく`く 　 ,斗匕xヘ:::::::::::::|
. 　 　 　 ´/|==`eｉ ｉ!===e==:::|:rx::::::|　　　　　あいつらに脅されていたと…弁解してみるか…？
.　　　　　　 |`ｰｧ'::::　`ー '　u:|:|n|:::::l
　　　　　 　！/.::::__,　u 　 .:::::|:|り::::::l
　　　　　　　└'に二..つ .::::,.:ｲ: :::::::::::l
　　　　　　 　 ', 　━　 .:::／.:/::::::::::::::::l
.　　　　　　　 ∧　　.:::／　.:/:::::::::/＼:::l
.　　 　 　 　 /.:.::ヽ.:ィﾞ_,, ィ/:::::::／／　>l
.　　　　　　イ.:.::::ｘｆ='´　 /::::／／　／::｀
　　　　　　/.:::／/|　_,.=7:／／　／::::::::



┌───────────────────────────┐
│　事実とはいえないが、これは必ずしも嘘とは言えない　　　　　　 │
│　実際に、カイジはいまだに牢の中に居るし、３人の会話を　　 　 │
│　看守達が聞いていたわけでもない　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│　もし信じてもらう事が出来たならば、自分の罪状は　　　　　　　　│
│　魔族達がやってくるまでと同じ状態へと戻ることだろう　　　　 　 .│
└───────────────────────────┘

386 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:15:43 ID:???0



┼┼┼─　/　　　　　　　　　　　／/　,ｲ ,ｨ　i　　　　　　　　 | ‐┼─
┼┼┼‐　/　,r‐-､　　　_.. -t　 ヽノ／/ / |　lｌ　　　　　 　 　 ｌ　│
┼┼┼　/　//⌒ｿ,.ｒ ''_三ミ､l 　 ヾ　/ノ　 | .| l　　　　　　　 トl. ┼─
│││./　//⌒//　(　　｀ヾミl　　ゝu u ｒ‐'　"　　　 /　　　 |　 │
┼┼　/　//⌒//　ヾヽ ＠　ゞ廴〃〃〃 __... -,　i"ﾚ　 ﾉ　トｌ　 ┼─
│　 ./　 ゝ`､〃 ～i ゞヽ､　　　゛!}}/〃ｯ=＝=＝V､　 ﾚ　 /.　┼┼─
┼　/　 　 ｀〃 ｕ 　 Ｕゞ三≡彡/|j./{{ ＠　　　　ﾉﾉ /,､ /.　‐┼┼─
┼ /　　 　 i　rｧ-､ |j'~　￣ｕ￣/ｕ/ゞﾐ､＿ ＿ ノ〃// ｀).）　 ││
┼/　 　 　 ｌ {/　/ 〉､ ｕ　 |j　/　/　ゞミ≡三彡" // ｀ｿ/ ┼┼┼─　　　　…がっ！…しかし…！！
　/　　　 　 l ヾヽ/　/＼　(　/ｕ/ ｕ　u Ｕ　／ ｕ//こｿ/　│││　 　 　 　
../　　　　　 |　|ヽ` 〈　 /＼.Ｕノ､). -==＝'"　u 〃､__ノ　‐┼┼┼─　　　　 俺にそんな…話術があるのか…っ！？
/　　 　 　 / l　ゝl＼ `〈　/　>-､_　ｕ　ｕ　|j~ 〃　/ ﾅｌ　‐┼┼┼─
.　　　　　/┼|　Ｕ＼l＼ ｀`<__/　/｀７''i 　 ／ 　 / ナ,'　‐┼┼┼─
　　　　 / .┼ |　|j~　｀<｀>､ 　｀''´､/_ノ ／　 　./ ナ/　　│││
.　　 　/┼┼　l ｕ　ヾヽ｀ヽ/｀ン‐-ノ／　　　 / ./ /　─┼┼┼─
　　　/ ││　 l　|j ｕ ゞヽ　￣￣／　　　　 / ナ./＿....　-‐ '' " ´
.　　/‐--　...._＿l　　 　 ｕ _..､-''/　　　 　 /￣￣
|/|/　　　　 　 　 ｀'--‐''´　 　 / 　 　 　 /

┌──────────────────────────────────────────┐
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｲﾄﾏ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│　既に抜き放っていた武器を振るう暇もなく、ものの見事に打ち倒された看守達が、　　　　　　　　　　　│
│　カイジの言う事に、素直に耳を傾けるとも思えなかった　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
│　治安を担う者には特有の面子というものがあり、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
│　それが完膚なきまでに叩き潰されている今、その矛先がカイジに向かうことも、目に見えていた　　　.│
└──────────────────────────────────────────┘

387 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:15:58 ID:???0




　　　　　 　 　 ,.　-‐-　､r'´ ￣　~Ｚ.__
　　　　 　 ∠　　　　 　 　 　 　 ´　　 ,.＞
.　　　　 ／　　　　　　　　　　　 　 　 ￣｀＞
　　 　 /　　　　　　　　　　 ,、　　　　　 ｀＼
.　　　 !　　　　 　 　 　 　 /　＼　　　 ＼. トゝ
　　　│　　　　 　 ,　,.ｲ /､._,　uヽ |ゝ､　 Ｎ
.　　　 |　　　　　 /ﾚ'　ﾚ＼,/　　/V '´ l＼!
　　 　 |.　r;=､ .ノ＝a＝== ,,　,/a==＝!
　　　　|　|.ト､| | u` ｰ--‐ "　u＼ｰｧ"!　　　　　それに今のまんまじゃ……中途半端なんだ…！！
　　　　|　l ヒ |:|.　　　 u　　r __ 　 ＼l
　　 　 |　 `ｰ 1|、 ヾﾆ二二二二フ 7′
　　　 ﾉ　　　　 | ＼ 　 　 ＿＿_　 /
.　　 / 　 ,ﾍ、　 ﾄ､　＼ u ￣￣　/l
　　/　 ./＼.ヽ.　ヽヽ､　＼　　 , ' ,'
　 ,' , ./　　 ＼ヽ、ヽ　＼./`ｉイ　/
. /l/l/　　　　 |＼＼ヽ　 ヽ. Wﾚ'
/　　　　　 _..⊥._ ＼｀`　　|


┌─────────────────────────────┐
│　どんな体術をもってすれば、このような芸当が可能なのか　　　　　　..│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
│　ダディに倒された二人は、目に見えた出血があるわけでもなく、　 　 .│
│　ただただ昏倒しているだけに見える。これではマズいのだ　　　　　　..│
└─────────────────────────────┘

388 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:16:12 ID:???0



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 -､─- ､　 ,　-─;-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.　-─-ゝ　　Y　　∠.._
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ´_ ﾆ=-　　　　　　　 　 　 ｀ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∠´.＿__　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　 ,. ‐''"´　　　　,　,　、　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∠-ｧ‐　　　　くl/l/::l l::ゝ　、　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　/,.ｨ´,ィ ,ｲ/＼ll':u::l|:∠ヽl:ヽ､ 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／/ //ｲ＝＝=､::::;;'==＝＝::| r=､　ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l/　　:l `ｰﾟ／:::ij~ ,ｰﾟ-‐ ,ノ|.|ﾆ!}　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　 l:／:::::::__::，v-‐''"v |Lン ﾄ､　 ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ｢I二二二二二):／|　　 |　|`''ｰ-ゝ.._
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…　　　　　/　 ,ヽ.　 ---　::::／:　.!　　,|　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_∠-‐''7! ヽ　::::u::／::: 　 |　　/　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / l 　 ＼／:::　u　 |　 ,/　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　 /　 l　　 |::::　 　 　 | ,.ｲ | 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　 , ﾍ　 lﾄ､　 　 　 |/,;1/｀ヽ、　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　/ ／　　ヽl |;';`';ｰ-‐;';';';';|' 　 　 ＼|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　"´　　　（)） |;';';';';';';';';';';';'|


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : :.〈￣￣〉: : : : : ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 〈: : : : :{￣￣￣￣￣＼__,|┬―‐'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ￣￣￣￣＼∧＿_／　 　〉
工工工工工工工工工工工工工工工工工工工工工工工工工工工工工工工工}二二〔〕ﾆ〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿＿＿__／∨￣＼　　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 〈: : : : : {＿＿＿＿_,/￣|‐┴―‐ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼: : : : : : : : : : : :〈＿__〉: : : : : : :.＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣


┌────────────────────────┐
│　カイジの視線が、二人の側に転がる武器へと移る　　 　 │
└────────────────────────┘

389 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:16:30 ID:???0


┌───────────────┐
│　二つ目の選択肢。それは…　　　　│
└───────────────┘



　　　 /:::/／:::! /-=､　,//　u　/ _,,.-ゝ. 「ヽ　l　　　　! , l
　　 /::_;イ-‐=ﾚ'＝＝ミ"　　　'∠-=＝ヽl＝ヽlヽ　 ﾚ'ﾚV
　／::::::::..、 　 ｏ　　　,≡:::::::〈､　　ｏ　　 ,　　:|│ ﾘ　'
　::::::::::::::::: ` ｰ--‐ '´三 :::::::::ヽ`::ｰ-‐:'.´　　 |│ l　　　　　この二人を…こ…殺して…
　:::::::::::::::　　　　ニニ　 ::::::::::::::ヽ:::::::::　U　　|│ !　　　　　そうすれば…俺の言葉に信憑性も…
　:::::::::::::::U　￣￣　　　U::::::::::::::::ヽ:::　u　　 |│ .l
　::::::::::::::::　　　U　 　 r‐:::::::::::::::::::::ヽ.　　　 Lﾉ　 |　　　　　アイツ等は…悪魔なんだと…！



┌───────────────────────────────────────────┐
│　そうすれば、あの魔族達には殺人者としての汚名を着せられ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
│　更にはカイジに対しての、脱獄未遂の罪が加算される可能性も、格段に下げる事が出来るだろう　　.....│
└───────────────────────────────────────────┘

390 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:16:43 ID:???0



　　　　　　　 ,.‐''"￣｀丶、
　　　　　 ／　　　　　　　 ＼
　　　／´　　　　　　　　　　　＼
　　　/ 　　 |＼_＞､_ ､r‐､　　　 ＼
　　　 ﾚ!　｜|_| |/_　ヽ＼}　　　　　 ＼
　　　　|八|-／>､∪_ u`i　　ト､ 　 　 　＼　　　　　　どっちだ…どっちを選ぶ…
　　　　　　/ / ,くｨ夕u'　| 　 |/ ｀`‐- ､_.､__＼
　　　　 　 |/ / /_ヽ┐u | 　,|　　/　 ,-,.=====ゝ
　　　　　　ヾ' / r┘|.l__人　|　 /＼//　　　　　　＼
　　　　　　　 ＼　） |　　　N　/ 　//＼.／´￣｀丶
　　　　　　　 ｜u　 |　　/|(l(l｢|　 | | 　 |
　　　　 　 　 ｜　u｜ / | ヾ-ｲ　.|｜　 l、
　　　　 　 　 _|　　　|/|　|　 ＼＿|_|,. く.　＼
　　　　　 　 ハ.＿__ハ　　　 　>､　＼ ＼ 　＼

391 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:16:57 ID:???0



┌───────────────────┐
│　悩むカイジだったが、しかしふと気付く　　　...│
└───────────────────┘



　　　　　　　　　　　　　　　/／/　　　　　　/| |::ｌ　.|ｌ　 |ヽ　 ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 　 　 　 /::::|.|:::l　|::|　|／＼　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　.　　| /　　　　./::::::::l|:::::l |".ｌ |／::::::::ヽ､_＼ヽ__
　　　　　　　　　　　　　　　　|.l.|　l　　 /::::::::::::|／ i ／l|　_,,､､-　　~　　::::ヽ ヽ／⌒ヽ、
　　　　 .｛ll｝rf(⌒}lk 　 　 　 .|| | .|l　 /＼:::::　ヽ ／,､-'''"　　　　　　　　:::::::ヽ ヽ'⌒ヽ.ヽ
.　　　　　{l} ヾl) ,ﾉｼ′　　 　 |　|.| | /　　＼　　〃　　　　　　　　　　i.l　::::::::ヽ ヽ'⌒| .|
.　　　　　.lj　　 lj´　　　　.　　　 |l　|l　　　　＼ ;;; ヽ、　　,,､'　　　 　 ij　 :::::::::ヽ ヽ､_ﾉ |
.　　　　　Ｏ 　 Ｏ　　　　　　　　　　　　　 　 /:::::　 　 ‐''~　　　　　　　　 ::::::::::::ヽ ヽ､_ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　/ ,':::::::　　　　　　　　　　　　 :::::::::::::::::ヽ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　/ ,':::::ij::::::　U　　　　｀ij　　　　 :::::::ij:::::::::ｌ;ヽﾉヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　/ ,':::::::::::::::::　 　　　　　　　　　 　:::::::::::::::::ｌ;;;:::::: ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　/ ,'::::::::::::::::_::｀) 　 　　　　_,,､-'''´~~｀ヽ::::::::::ｌ;;;::::::　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　/　::::::::::　''~ノ　　　 __,,､-‐´ 　　＿､､-‐':::::::::ｌ;;;;:::::::u ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　｀''''　　　　｀''－'､~　　　 _ ､-‐´ 　　　:::::::::::::::l;;;;;;:::::　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 ｀ｒ‐''' ´　　　　　　　:::::::::::::::ｌ;;;;;;;;:::::　　 ヽ



┌─────────────────────────────────────┐
│　この二つの選択肢は、どちらも０へと向けて…つまりやんねえ香達が来る前の　　　　　...│
│　状態へと戻るだけで、カイジが抱える問題の解決に、何の役にも立っていないのだ　　　.│
└─────────────────────────────────────┘

392 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:17:13 ID:???0



/　　　／　"-,,",-,,　　　|│_,,-"_,-"∨||＼　　　　_　　ヽ
　　／＝＝＝==ヽ　||　　||"_,,--=＝＝＝ヽ　|,,-"　"ヽ　ヽ
　|　|　|　　　　◎　/_　≡"　　◎　　　　　|　　|,,-""ヽヽ　ヽ
　/　|　|ヽ,,,＿＿ ./_::::::≡ヽ,,　＿＿　／::::|　　|　,,-'''|　|　　ヽ
./|　　|　|　　　　:/_::::::::　　　　　　　　　:::::::| 　 |/　　|　|　　　ヽ
.　│　|　| υ:::::/_:::υ::　　　　υ　　∪::::::::|　│/""|　|　　 　ゝ　.　　　俺はそれで…いいのか？それで…
.　/│|　.|　　::/＿::::__:::)　　　　　　　　::::::::|　 |""_丿丿　　　ヽ
　/　　::::::::|　　＿＿＿＿＿,,----,,　:::::::::/　　"二_ノ　　　　　ヽ.　　　　いいや…そんな…
/　　　:::::::::|　〔　　　　　　　　＿＿」　::::::/|　　　　　　　　　　　ヽ　　　　いいわけ…ないだろ…っ！！
　　　　:::::::::::|　￣￣￣￣￣"　　　　:::::/　|　　　　|　　　　　　　ヽ
　　　　:::::::::::::|　υ　　≡≡　　　::::::::::/:　　|　　　|ヽ─,,＿　　ヽ
　　　　:::::::::::::::|　　　　≡　　　:::::::::::/:::::　　|　　　　|　ヽ　　""─


┌───────────────────────────────────┐
│　あの魔族達が、看守達を殺した罪を背負う事になったとしても、　　　　　　　　　　　...│
│　自分自身の手を汚すことになるだけで、奴らがそんなことを気にする様など、　　　...│
│　どうしても想像がつかなかった　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
└───────────────────────────────────┘

393 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:17:37 ID:???0
　


　　　　　　　 , -‐' ´￣￣｀`
　　　　　∠´＿＿_
　　　　　　　　, -‐'´~
　　　　　 , ‐'´
　　　 .∠-‐', ‐'´　　　　　　　,,
　　　　　.／_,,　　　　　／ .／::|
　　　 .／‐'' / 　 　 ／/／　u ::|　 |　iﾍ
　　　　 　 ./／　／　/　　　 _, -| |´| |‐'＼
　　　　　 ／/／、　　_, -‐'´　 , -|'´:::|::::::::＼
　　　　　　／　　＼　＼_, -‐'´　　:::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　＼ __=====＝＝＝:::::::::::|　 /⌒ヽ
　　　　　　　　　　　／ ''' !　　　　 , ‐'´:::::::::::::|　|/⌒i |
　　　　　　　　　 ／:::::::　　　-‐ '´　:::::::v::::::::::|...|/⌒l |
　　　 　 　 　 ／:::::::::::v　　　　　 　 :::::::::::::::::::| .||　 .| |
.　　　　 　 ／:::::::::::::::　　　U　　　　U:::::::::::::::::| | ⌒ﾉﾉ
　　　　　<＿_ 　 ,,,, ｀)　　　 　 　 　 :::::::::::::::::::| `-‐"
.　　　　　　　　__,ノ　　　　　　　　　 ::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　 　 ヽ　　　　　　　::::::::::::::::::/: |.　　　　　ただ出たとしても…借金が消えるわけじゃない…
　　　　　　　　　　 　 ー─,　　　 :::::::::::::::::/:　|
　　　　　　　　　　　　　　/　　 U::::::::::::／::　 |　.　　　　 しかし残ったとしても…やはり消えるわけじゃない…
　　　　　　　　　　　 　 ./　　　:::::::::::／:::　　 l
　　　　　　　　　　　　./　　　:::::::::／:::::　　　l　　　　　　 そうだ…俺が欲しているものは…
　　　　　　　　　　　 /　　　::::::／|:::::　　 ,, /
　　　　　　　　　　　 !、　 __／　 |:::, -‐'´:/
　　　　　　　　　　　　 ￣　 ,､-‐' ´::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　 /∧::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　 .//0::＼::::::::/


┌────────────────────────────┐
│　ここにきて、カイジの本質が垣間見えることになる　　　　　　　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│　今この状況で、カイジが本当に欲しているもの。それは――　　　...│
└────────────────────────────┘

394 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:17:52 ID:???0


　　　　　　 .､-―-..,,_　　／::￣;;Z
　　　　　　　 ﾞ＞::::::::::::V::::::::''"::::;;;;＞
　　　　　　∠;;;:::::::: .:::::::::::::::....　:::::::＼
　　　　　　／:::::　 ::::::::::::::::::::::　 ::::::＼ゝ
　　　　　〃:::::::::　 ::::::::::::::::::::　 ::::::::::::ヽ
　　　　　/:::::::::::::::........::;:;;::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　|:::::::::::::::::::/!:/　ヽヽ:::::::::::::::::::::|
　　　 　 ﾚ!::::::::::::::/V/ ij'　ヽヾ:::ﾍ;::::::::::!
　　 　 　 」::::／|/>、ﾞ':.､　／;:ﾍヽ＼;:r''､
　　　　　i r.i:|ヽ"''‐､ヽ､! .i／ ‐''ﾞﾞﾞ7|:ﾋ'i }　　　　―― 逆転！
.　　　 　ヽ'ﾆi:iヾ、　o＼i i< o　 ノ' i:ﾋ7/
　　　　　 ﾍ,,_|!　ﾞ'=u='"'|.| ﾞ=u=" /|!_,/-　　　　そう…大逆転だ…！､
　　　,, ‐''" |:::ﾍ u　　 , .|.| ､　.,,／/::::!.　　ﾞ''‐ ､..__
　　　　,.┼/!:::::ﾍ.iエｪ.ヽ!.ﾚ'‐rエi/::::::! ヽ‐- ,,_　　ﾞ'' -
　 　i┼i‐|/‐!:::::::ﾍrｪｪェェェｪｪﾉ::::::::!‐| ヽ┼i┼i‐- ,,_
　　 i┼i /‐i‐!;:::::| ＼　‐=‐ .／.}:::::::!.i┼i.ヽ‐i┼i┼i┼i
　　 i┼/.|‐i‐ .!::::|　　＼_,／　 /::::/‐i┼i‐ヽ.i┼i┼i┼
　　.i‐|/.┼i┼ |ﾍ|ヽ,,＿＿_,,／|W .|‐i┼i┼ヽ..‐i┼i┼i


┌───────────────────────────────┐
│　マイナスを、ゼロにするのではない。１０にも１００にもしたいのだ　　　　　 │
│　これがやんねえ香が「真っ当なクズ」と評した、カイジの本質である　　　　.│
└───────────────────────────────┘

395 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:18:07 ID:???0



　　／　　　　　　　 ,､　　　　　　　　ヽ
　/　 ｨ　　　 　　 ./;;;;N∧　　　　　　ヽ
./／ .ｌ　　〃ﾘ＼/､;;u;/ /;;ヽl;､　,-‐､　ｌ
　　　|/|/ヾ;;r～､＼|ij|〃ｰ´~);;| |　 /　ｌ
　　　　　　ヽ)_　oヾ ,, o 　_ｒ´;;;| |　 ｌ　｜
　　　　　　 〈;;;;;iｊ ／ij ｀ひy′ |.|､_ﾉ 　 |　　　　だけどそんな方法を…俺が選べるのか…？
　　　　　　　l ''''ノ　__┐ -'　゛./l　　　　ｌ
.　　　　　　　ヽ､ｪｪェｪェｴｺゝ 〉/　　　　ヽ
　　　　　　　　ｌ.}ｪェｪェｪェｪﾉ/ /　　　ｌ＼ ヽ
　　　　　　　　 '､ u ,,,,,,,　　 /　/　　　ｌ　 .ｌ￣"'''ｰ-
　　　　　　　　 　ヽ　ij''''　ノ;;; //　　 .ｌ　　ｌ＿
　　　　　　　_,.､-''|ヽ、　ﾉ;;;;;　 /　　 /ｌ 　 .ｌ　 ￣""
　　　　,､-''´　　　|'､　｀´ｌ;;;;　 /ｌ .| ./ .|　　.｀､
　　　ﾉヽ、　_,､-'´|　ヾｌ､ |､　　 ｌ ｌ./／|　 ,､　 ヽ
　　 ｌ　　 ｌ''´　 　 |　　 .ヾ| ヽ､__ﾘ／　 | ./　￣ヽ
　　/　 　 ヽ　　 ﾉ　, ヘ .|　　　　　　　.|/
　ノ　　　 　ヽ　 ｌ／　　 .|　　　　　　　 .ｌ


┌─────────────────────────────────────┐
│　賭け事に手を染めた時点までは、カイジはまだ普通といって支障のない青年だった　 　 │
│　しかし彼は、そこからの「選択肢」をことごとく誤ってきたのだ　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
└─────────────────────────────────────┘

396 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:18:39 ID:???0



┌───────────────────────┐
│　「賭け事をやめる」という選択肢もあった　　　　　　　.....│
│　「借金をしない」という選択肢もあった　　　　　　　　 　 .│
│　「犯罪に手を染めない」という選択肢だってあった　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│　そして、今は何より――　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
└───────────────────────┘


./　／::::::/,.く:::::::/　/ｯ～ﾍl　((:::::::::::l　　　
　/((⌒７ヘ_ 〕 ヾ_/::ﾉ 　 @ 　 )）:::::::!　　　
/　 )）　　@ 、ﾍ _:::ミ、　　　,彡′.::::|　　
ヽ ((_ 　　　,/ /:::::ヾ' `～'し′ ..:::u:::|　　　　「あいつらを信じない」
　ﾍ.u｀ひ'＾//:::::u::::...　u　　...:::::::::::::::|
　　ヽ　:::://:::::::::::::::::::...　...::::::::::::u::::::|　　　　そんな選択肢も…あったはずなんだ…！！
　　 ∧ //::::::::～':::::::_,r-r‐i⌒ヽ:::::::/
　 　l　/::::／～i⌒Ｉ´ |＿｣..｣ｰ┘|:::/


┌────────────────────────────────┐
│　カイジはこれまでの人生の選択肢を、全て誤ってきたことに気付いた　　　　.│
│　そしてなにより、そんな自分自身に――絶望した　　　　　　　　　　　　　　　.....│
└────────────────────────────────┘

397 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:19:04 ID:???0



┌───────────────────────────────┐
│　　　　　絶望　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
│　だがそんな事は、既に何度もしていたのだ　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
│　それでも過去のカイジと現在のカイジが違うことがある。それは――　　　.│
└───────────────────────────────┘



　　　　　　 .､-―-..,,_　　／::￣;;Z
　　　　　　　 ﾞ＞::::::::::::V::::::::''"::::;;;;＞
　　　　　　∠;;;:::::::: .:::::::::::::::....　:::::::＼
　　　　　　／:::::　 ::::::::::::::::::::::　 ::::::＼ゝ
　　　　　〃:::::::::　 ::::::::::::::::::::　 ::::::::::::ヽ
　　　　　/:::::::::::::::........::;:;;::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　|:::::::::::::::::::/!:/　ヽヽ:::::::::::::::::::::|
　　　 　 ﾚ!::::::::::::::/V/ ij'　ヽヾ:::ﾍ;::::::::::!
　　 　 　 」::::／|/>、ﾞ':.､　／;:ﾍヽ＼;:r''､　.　　　　　　　　　　　奴等
　　　　　i r.i:|ヽ"''‐､ヽ､! .i／ ‐''ﾞﾞﾞ7|:ﾋ'i }　　　　それでも――魔族への怒りがあれば…
.　　　 　ヽ'ﾆi:iヾ、　o＼i i< o　 ノ' i:ﾋ7/
　　　　　 ﾍ,,_|!　ﾞ'=u='"'|.| ﾞ=u=" /|!_,/-､
　　　,, ‐''" |:::ﾍ u　　 , .|.| ､　.,,／/::::!.　　ﾞ''‐ ､..__
　　　　,.┼/!:::::ﾍ.iエｪ.ヽ!.ﾚ'‐rエi/::::::! ヽ‐- ,,_　　ﾞ'' -
　 　i┼i‐|/‐!:::::::ﾍrｪｪェェェｪｪﾉ::::::::!‐| ヽ┼i┼i‐- ,,_
　　 i┼i /‐i‐!;:::::| ＼　‐=‐ .／.}:::::::!.i┼i.ヽ‐i┼i┼i┼i
　　 i┼/.|‐i‐ .!::::|　　＼_,／　 /::::/‐i┼i‐ヽ.i┼i┼i┼
　　.i‐|/.┼i┼ |ﾍ|ヽ,,＿＿_,,／|W .|‐i┼i┼ヽ..‐i┼i┼i


┌──────────────────────┐
│　やんねえ香とダディへの憎しみ――ではない　　　....│
└──────────────────────┘

398 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:19:22 ID:???0



　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 (ヽ、００　　∩
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ⊂ニ、ﾆ⊃　⊂　⊃
　　　　　　 .､-―-..,,_　　／::￣;;Z　　　　..,, -‐- ＼　　　| |／⌒ヽ　 〇　 〇
　　　　　　　 ﾞ＞::::::::::::V::::::::''"::::;;;;＞ 　 .（ ⊂ニニ　　 /　／⌒) ）
　　　　　　∠;;;:::::::: .:::::::::::::::....　:::::::＼　　 ｀ｰ――'′　し∪　 （ノ
　　　　　　／:::::　 ::::::::::::::::::::::　 ::::::＼ゝ
　　　　　〃:::::::::　 ::::::::::::::::::::　 ::::::::::::ヽ
　　　　　/:::::::::::::::........::;:;;::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　|:::::::::::::::::::/!:/　ヽヽ:::::::::::::::::::::|
　　　 　 ﾚ!::::::::::::::/V/ ij'　ヽヾ:::ﾍ;::::::::::!
　　 　 　 」::::／|/>、ﾞ':.､　／;:ﾍヽ＼;:r''､　　　　
　　　　　i r.i:|ヽ"''‐､ヽ､! .i／ ‐''ﾞﾞﾞ7|:ﾋ'i }　　　　　　　　　　　　　・ .・ ・ .・ ・ .・ .・ ・
.　　　 　ヽ'ﾆi:iヾ、　o＼i i< o　 ノ' i:ﾋ7/　　　　　　　　そうさ…なんだって出来るんだ…
　　　　　 ﾍ,,_|!　ﾞ'=u='"'|.| ﾞ=u=" /|!_,/-､　　　　　　　
　　　,, ‐''" |:::ﾍ u　　 , .|.| ､　.,,／/::::!.　　ﾞ''‐ ､..__　　
　　　　,.┼/!:::::ﾍ.iエｪ.ヽ!.ﾚ'‐rエi/::::::! ヽ‐- ,,_　　ﾞ'' -
　 　i┼i‐|/‐!:::::::ﾍrｪｪェェェｪｪﾉ::::::::!‐| ヽ┼i┼i‐- ,,_
　　 i┼i /‐i‐!;:::::| ＼　‐=‐ .／.}:::::::!.i┼i.ヽ‐i┼i┼i┼i
　　 i┼/.|‐i‐ .!::::|　　＼_,／　 /::::/‐i┼i‐ヽ.i┼i┼i┼
　　.i‐|/.┼i┼ |ﾍ|ヽ,,＿＿_,,／|W .|‐i┼i┼ヽ..‐i┼i┼i


┌───────────────────┐
│　怒りと共に湧き出してくる、この万能感　　　..│
└───────────────────┘

399 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:20:26 ID:???0



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:::::::',　　, ';'（ ⊂ニニ　　 /　／⌒) ）.:::',':;'　　 ,.':::::::::::::::::::::::::::::::::;　'　　　　 ,　'　　 ,....
';:::::::',　　, ; ｀ｰ――'′　し∪　 （ノ.:::::::;'　 ,..'::::::::::::::::::::::::::::;　'　　　　　 , '　 ,....'::::;　'
　;:::::::,　　' ,　 ,::::::;　　　　　 ,::::::::::::::::::;'　,.(ヽ、００　　∩ .'　　　　　　　' ,...'::::;　'
　 ';::::;'　　　,　,::::::;　　　　　 ,':::::::::::::::::⊂ニ、ﾆ⊃　⊂　⊃ 　 　 　 .,....':::::;　'
　　',:::',...､-―-..,,_　　／::￣;;Z　　　　..,, -‐- ＼　　　| |／⌒ヽ　 〇　 〇　　 　 .,...::
　　 ',:::,　 ﾞ＞::::::::::::V::::::::''"::::;;;;＞ 　 .（ ⊂ニニ　　 /　／⌒) ） . '　　　　 ,....::'::::::::; '
',　　 ' ;∠;;;:::::::: .:::::::::::::::....　:::::::＼　　 ｀ｰ――'′　し∪　 （ノ　　　 .,.....':::::::::::::::::::::;
:::'.,　　 ／:::::　 ::::::::::::::::::::::　 ::::::＼ゝ.::::::::::::::::;'　　　　,..'; '　　　　,　',　' ',:::;::::::::, '
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　';::', /:::::::::::::::........::;:;;::::::::::::::::::::::::::::i.;::::; '　　　 , ' '
　　' '|:::::::::::::::::::/!:/　ヽヽ:::::::::::::::::::::|　 　 　 , '　　　　　　　　　,
;:'..,　.ﾚ!::::::::::::::/V/ ij'　ヽヾ:::ﾍ;::::::::::!　 　 , '　　　　　　　 ,....;' '
　' '.,...」::::／|/>、ﾞ':.､　／;:ﾍヽ＼;:r''､　　　　
　　　i r.i:|ヽ"''‐､ヽ､! .i／ ‐''ﾞﾞﾞ7|:ﾋ'i }　　　　　　　　　　　　　　 ・ ・ .・ ・ .・
　　 .ヽ'ﾆi:iヾ、　o＼i i< o　 ノ' i:ﾋ7/　　　　　　　　　そうだ…なんだって…
　　　 ﾍ,,_|!　ﾞ'=u='"'|.| ﾞ=u=" /|!_,/-､　　　　　　 　 　 ,....':::::::::::::::::;::::;　'　'
　,, ‐''" |:::ﾍ u　　 , .|.| ､　.,,／/::::!.　　ﾞ''‐ ､..__　　...,..':::;　'　'　'　'　,':::;':::;':::;'::,_,
　　,.┼/!:::::ﾍ.iエｪ.ヽ!.ﾚ'‐rエi/::::::! ヽ‐- ,,_　　ﾞ'' -
..i┼i‐|/‐!:::::::ﾍrｪｪェェェｪｪﾉ::::::::!‐| ヽ┼i┼i‐- ,,_
..i┼i /‐i‐!;:::::| ＼　‐=‐ .／.}:::::::!.i┼i.ヽ‐i┼i┼i┼i
..i┼/.|‐i‐ .!::::|　　＼_,／　 /::::/‐i┼i‐ヽ.i┼i┼i┼
.i‐|/.┼i┼ |ﾍ|ヽ,,＿＿_,,／|W .|‐i┼i┼ヽ..‐i┼i┼i


┌──────────────────────────────────┐
│　そして溢れ出る、ヒトでは持ち得ないはずの、ありえないほど膨大な…魔力　　　..│
└──────────────────────────────────┘

400 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:20:48 ID:???0



┌─────────────────────────────┐
│　全ての選択肢を誤り続けた男は、このとき「真っ当なクズ」から　　　 .│
│　「邪悪」へと生まれ変わった　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
└─────────────────────────────┘



　　　　　　　 ＿　 　 _. -―ｚ_
　　　　　 z,´ー　｀Y´　 　　ヽ｀ゝ
　　　　 ,／　 , 　 ,.　,、　 　　　＼
　　　 ,/　　 /i_∠!,く　＼　　 ＼＼ゝ
　　　/　　 /　＼‘＼ﾌi∠l＿_ヽ ﾄ､|　
　　 .| .fﾆ| | ι　｀ﾞﾞ´"ﾞｒ', ::／lハ!　
　　 l　{にl.|　　/二ﾆﾆ=ｧ/　　 　 　
　　i| | ゞ=lﾄ､ 〈_._._._._._//　　　　 　＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
　　i|._|　　 i:.:＼`‐'‐'‐'/　　　　　　 　≫　　俺が道を誤り続けるっていうんなら――　　 ≪
　 ／　!　　| : : :＼￣ |　　　　 　　 ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
／|.　　|　　l 　 ,.r‐`r┘　　　　　　
::::::|　　 |　　| /| |.　 |　　　　　　　
:::::::|　　 ヽﾄ､!::::| |.　 |　　　　　　
::::::::|　　 　 |:::::::l ヽﾄ､!

401 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:21:02 ID:???0



ｨ彡三ﾐヽ　　 .┼┼┼─　/　　　　　　　　　　　／/　,ｲ ,ｨ　i　　　　　　　　 | ‐┼─ 　 /｀　ｨ彡三ﾐヽ
彡'⌒ヾﾐヽ　　┼┼┼‐　/　,r‐-､　　　_.. -t　 ヽノ／/ / |　lｌ　　　　　 　 　 ｌ　│　　　.ー彡'⌒ヾﾐヽ
　　　　　ヾ､　.┼┼┼　/　//⌒ｿ,.ｒ ''_三ミ､l 　 ヾ　/ノ　 | .| l　　　　　　　 トl. ┼─./
　　＿　　　｀...│││./　//⌒//　(　　｀ヾミl　　ゝu u ｒ‐'　"　　　 /　　　 |　 │ ―'
彡三ミﾐヽ　　 ┼┼　/　//⌒//　ヾヽ ＠　ゞ廴〃〃〃 __... -,　i"ﾚ　 ﾉ　トｌ　 ┼─ 　 　 彡三ミﾐヽ
彡'　　　ヾ､　..│　 ./　 ゝ`､〃 ～i ゞヽ､　　　゛!}}/〃ｯ=＝=＝V､　 ﾚ　 /.　┼┼─　　ヾ´　　　　´ミ
　　　　　　｀　.┼　/　 　 ｀〃 ｕ 　 Ｕゞ三≡彡/|j./{{ ＠　　　　ﾉﾉ /,､ /.　‐┼┼─　..´
　,ｨ彡三ﾆﾐヽ..┼ /　　 　 i　rｧ-､ |j'~　￣ｕ￣/ｕ/ゞﾐ､＿ ＿ ノ〃// ｀).）　 ││　　　,ｨ彡三ﾆﾐヽ
彡' 　 　 　 　 ┼/　 　 　 ｌ {/　/ 〉､ ｕ　 |j　/　/　ゞミ≡三彡" // ｀ｿ/ ┼┼┼─　　 　 　 　 　 .ミ'
　　　　　　＿　../　　　 　 l ヾヽ/　/＼　(　/ｕ/ ｕ　u Ｕ　／ ｕ//こｿ/　│││　　　 ＿
　　　,ｨ彡'　　 ../　　　　　 |　|ヽ` 〈　 /＼.Ｕノ､). -==＝'"　u 〃､__ノ　‐┼┼┼─　 　 .,ｨミ'
ﾐ三彡'　　 　 ./　　 　 　 / l　ゝl＼ `〈　/　>-､_　ｕ　ｕ　|j ＼_人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_／
　　　　　　 ｨﾆﾆ=- ' 　 ./┼|　Ｕ＼l＼ ｀`<__/　/｀７''i 　 ／ ≫　　全部…っ！お前が決めろ！！　≪
　　 　 ,ｨ彡'　　　　 　 / .┼ |　|j~　｀<｀>､ 　｀''´､/_ノ ／ . ／⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ＼
　　　　 　 　 　 　 　 /┼┼　l ｕ　ヾヽ｀ヽ/｀ン‐-ノ／　　　 / ./ /　─┼┼┼─
　　　　　　　　　　　/ ││　 l　|j ｕ ゞヽ　￣￣／　　　　 / ナ./＿....　-‐ '' " ´
　　　　 　 　 　 　 /‐--　...._＿l　　 　 ｕ _..､-''/　　　 　 /￣￣
　　　　　　　　|/|/　　　　 　 　 ｀'--‐''´　 　 / 　 　 　 /

402 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:21:14 ID:???0



ﾞ'-,;;;;;~ﾞ''''ｰ､,　　　　　 `'∴;;,..-'''"　　　　　　　　　　　　　　　　i-V;;;;;;;;;|,　　　　　　ｌ;;;;;;|　　/ﾞＹ'";;;;;;
　 ＼;;;;;;;;;;;;;;;＼　　　　　 ｀゛　　　　　　　　　　i--.... ..、　　　　 ﾞｌ､;;;;;;;;;;; !　　　　　　ｌ;;;;;.! ./ ;;;;;;;;;;;;;;;;:
: t 、＼;;;;;;;;ﾘｉ,;;; ! .ﾄ、　　　　　　　 _..-''ﾞ￣ﾞﾞ'''-､L;;;;;;;;;;｀''-..、　　 ｀''､;;;;;;ヽ,　　　　　l;;;;;;;.ｌ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　.ヽ＼.ヽ;;;;;;ﾞV;;;｝ ,!.ｌ　　　　　　 ./ ;;;;;;;;;.,..-‐'''''''''''ｰ ､;;;;;;;;;;;;;｀'x　 .v､`ぃ;;;;ヽ,　　　 . ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｎ．
　　.ヽ;;ﾞ'' l'､;;;;;;;;.l /;;;.!　　　　　./;;;;;;; ／ 　,..-‐''ｯ　 ,,､｀'./ ;;;;;;;;;;ヽ,　ﾞ'.ｌ' li.;;;;;;;＼,,　　 .ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.ｌ,
!、　 .ヽ;;;;;ﾞ!ｺ;;;,iジ;;;;│　　　　 ,!;;;;;;/_,　　.! 　ｰ゛　　.ｌヽ　ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;.!　　ｌ;;";;;;;;;;;;;;;＼　　 ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;"
;;.ｌ.　　.li.ｌ;;;;;;″;;;;;;;;;;;;;l.　　　　 !;;;;;;;;;;/, ┐　　、 .i､.iii ﾞ' !　|;;;;;;;;;;;;;;; l　　.!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼、　ヽ,;;;;;;;;;;;;;;;;;:
;;;;.ｌ　　 l;;;;;;;;;;;;...-､､;;;; ｌ　　　 .|;;;;;;;;;;'!ﾞ;./ 　. |ﾊ､,_.x、　　 .|;;;;;;;;;;;;;;;;│　 .!;;;;;__;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀'-､,,｀''-_;;;;;;;
;;;;; !　　.ｌ;;;;;;;;;'~ﾞﾞﾞ＞⊥;.!　　　.し;;;;;;;;;./ 　,i";;;;;;;;;;｀ !　　　l;;;;;;;;;;;;;;;;;;｝　　!;;;; ! .!;;;;__,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞゝ､,ﾞ''-．
;;;;;; !　　.!;;;;;,./ '´　｀''i;;;｝　　　 .!;;;;;;;;.!　 /;ヾﾍ;i､;;; l　　./ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!　　!;;;; l　!;;;;｀'''√''''ｰ､､;;;;;;;;;;;;;~″
;;;;;;; !　 .,!;/゛　　,、 i､.!;;lﾞ　　_.・ .・ ・ .・..lﾞ;;;;;;;;;;;;;;;.│　 ,!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;│　 !;;;;/.,/;;;;;;;;;;;;＼_　　 ｀''-､;;;;;;;;
;;;;;;;;;!　 .!;;;|、　〃　|｝.!;;ﾞ''i...『生まれろ…！常に正しい者…！！』../;;;/ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;￣ヽ　　ﾞ'､;;;:
;;;;;;;;;!　 .|;;; !　 　 ‐ｒ　.!;;;;;.!　 !;;;;;;;;;;;;;;;;!.!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!　_.!､;;;;;;;;;;;;;;;;./ 　/;;;.ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ　　｀‐
;;;;;;;;|　　l;;;; !　 !'~''"| .!;;;;;;;! .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.ｌ, ﾘ､'│;;;;;; / 　./丶;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,.........､;;;;;;;;;;;;;;`'､
;;;;;;;lﾞ　 lﾞ;;;;;;.!　|";'　l　!;;;;;;;!､ヽ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;xv､ _;ヽ.ｌ}、ヽ;;./ 　,,/;;;;;;;;;;;;;;,,./ ゛　,／ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
;;;;;/　 .!;;;;;;;;;ヽ,|、;;;;| lﾞ;;;;;;_,,..ゝﾞ''i;;;;;;;;;;;;;;;;;;_;_.;;;;;;;;｀'' |>,ﾞl|/;; ｀゛ ./ﾞ;;;;;;;;;;; ／　　 ┴￢'ｰ-､;;;;;;;;;;o ｨ″
;;;/　 /;;;;;__;;;;;;;ﾞ!ﾐ;;;;,ﾞ,.ｌ;;,ﾞ,,　-'''ﾞﾞﾞ";;;;;;;;;;;ﾞﾞｰ　,_｀ﾞ''ー､.;;ﾞ '.ｌ'''''ﾞ　　./;,､;;;;;;;;'ﾘ′ 　 　 　 　 __,,,,ゝ;;;;;;;.＼.
;/　 / ;;;;;`l.フr;;;;;;;;;;;;;_,,..―'''''''''''''ｰ ..,,;;;;;;;;;;;;;;;｀''-､　ﾞく;;ヽ　　 .!'",/;;;; /　　　 _,, -‐'''ﾞ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
".,./ ;;;;;;;;;;;!ﾞ;;;;;;;;,,./ ´　　　,i'､　　 .,,､　 ┌───────────────────────┐
ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,r"　　　　./ﾞン′　　ヽヽ.│　これまでで一番の間違いを犯す事によって――　　　...│
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,i"_，　　　　!ヾ　　 〟 _．｀ └───────────────────────┘
;;;;;;;,iﾘ;;;;;;;;,l/ﾞ;i|八〟　　　.,..,ii''７ﾆ'>i､　　 _,r､/;;;l/ / . !;./ 　　l;;;;;/ ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./ 　., ┐　　　｀'､;;ﾞ'､
'.!;/./;;;;;;;;;";;;;;;;;;;;;l　　　.,i'ﾞ‐';~丶;｀;;;/　 /丶;;;;;;;;;;;lr‐'シﾞ　　　 .ｌ; !　.!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./ 　./;;;/　　　　　.ヽ;/
. ﾞ",!;;;;;;;;;/'l,;;;;;;;;;;,!　　 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/　　!;;;;;;;;;;;;;;;;;,／　　　　　 .‘゛　!;;;;;;;;;;;;;;;;;;/　　'､_./ 　　　 .．
　 .!;;;;;;;;;;;! . ｌ;;;;;;;;;l　　 ,!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/　./ ;;;;;;;;;. ／　 　 　 　 　 　 　 l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!'ﾞ!　　　　　,ﾞ ､,, r‐''''～::::::;

403 名前：michi[] 投稿日：2013/01/10(木) 00:21:29 ID:???0
以上

404 名前：名無しさん[sage] 投稿日：2013/01/10(木) 00:22:27 ID:Z5F9PnLA0
まさかの展開・・乙

405 名前：名無しさん[sage] 投稿日：2013/01/10(木) 00:25:17 ID:58qpciQg0 [1/3]
乙
カイジサイドの話・・・と思ったらこいつ英雄の血筋か！

406 名前：名無しさん[sage] 投稿日：2013/01/10(木) 03:24:54 ID:evXft8AY0
雀聖の血筋かｗ

407 名前：名無しさん[sage] 投稿日：2013/01/10(木) 07:49:35 ID:JfrE6wvY0
>>406
ああ、納得ｗ

408 名前：名無しさん[sage] 投稿日：2013/01/10(木) 11:25:52 ID:v7GurULE0 [1/4]
乙　どっちの血筋かなと思ったけど…>>406納得ｗ
しかし雀聖と考えるとしっくりくるけど、ラハールと真紅の…　堕ちたものだｗ

409 名前：名無しさん[sage] 投稿日：2013/01/10(木) 13:30:54 ID:58qpciQg0 [2/3]
初代英雄の子孫で、ない夫とは直接関係ないんじゃないかなあ

でも王家に生まれるのが発動条件だし、薔薇王国に生まれたけどすぐ出奔したとか

410 名前：名無しさん[sage] 投稿日：2013/01/10(木) 15:17:15 ID:v7GurULE0 [2/4]
あ！　ロロの子孫と考えるとしっくりくる！ｗ

411 名前：名無しさん[sage] 投稿日：2013/01/10(木) 15:26:48 ID:DrxvlSsY0
>>408
まて、雀聖の血と考えるなら真紅ではなくミク側の可能性もあることを忘れるな。
ミク側なら王家に連なってなくても不思議じゃないし。

412 名前：名無しさん[sage] 投稿日：2013/01/10(木) 15:47:28 ID:CRJKag/M0
ラハールを手篭めにしたやる実の子孫の可能性が微レ存・・・