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【片道勇者】マコト死ぬ 第8話

228 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:09:01 ID:???0


┌────────────────────────────┐
│                                         .│
│ 心持ち早足で、前方に見えてきた大きな街に向かいながら、    │
│ マコトと人工妖精ちゅるやは話し合っていた             ..│
│                                         .│
└────────────────────────────┘



                         jヽ /⌒__
                     -‐爻彡'⌒ヽ
                        // //州::::ヽ`ヽノ
                ___jヽV{/У/7::|ヾヽヽ ヘノ}ノ}
                  >:::{´  ハ| } }  `}炎く
                 / /;小 / -‐-  ./}小jヽ}
                      {{ L ´ | /∧ | ` {      とにかく状況を整理しよう
                        //  l  {:::} |
                    //    | {─} l    ヽ     まず、お前が手紙を用意したわけでもなく、
                      / く⌒ヽ| L_」 L___ ゝ \.   旅立ちの前に全ての勇者に配られるとかでもないんだな?
                  '⌒>-ヘ__!_',/}_´ーァ¨¨¨´
                . . :´{: : : : '.,     /   /` .
               . . :´: : : :{:', : : : : . -‐- /   /  l  \
               / : : : : : : : : ',.:.: : :.:.',⊥/   /      l \
            /: : : : : : : : :l.: : :',: : : : : V  /   |   !   \
              〈: : : : : : : : : :|: : : ヽ:.: : : : ヽ /     !    ./  ヽ
          /: ヽ.:.: : : : : : :.| : : : : ヽ:.: : : : ヽ     /   |  // ̄}i




             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ {
          ; 〃 {_{\  u / リ| l.│ i| ;
         レ!小l●    ● 从 |、i| .ガクガク.
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│;        あんなヤンデレ臭漂う手紙を
          | 八   {  }  _l /ノ |         どうして配らなきゃいけないにょろ
        ;: | lr'⌒)、._ ̄_ (´ j // i | {
       ガク ….l/ヾ三} l___/{彡'´} i | ;       ちゅるやが用意するわけも、もちろんないっさ
          ;  |l   ノl |二//|   l ,イl|
          ;  | ゝー' ∧! //∧__j/ l | ;


┌────────────────────────────┐
│ 予想していた返答ではあったが、ちゅるやの悪戯だった方が   .│
│ まだいくらかマシだと思う                        ...│
└────────────────────────────┘



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229 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:10:30 ID:???0



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \     術の説明をすると、勇者様の亡霊を作る時には
         //, '/     ヽハ  、 ヽ   何か一つ、勇者様の持ち物を術の触媒にしてるっさ
         〃 {_{       リ| l.│ i| .  これは勇者様の亡霊が、人や物に干渉出来るようにするためにょろ
         レ!小lノ    `ヽ 从 |、i|
          ヽ|l ●   ●  .| |ノ│    さっきちゅるやが使った理術は、その亡霊化の術を解除するものっさ
          |ヘ⊃ 、_,、_, ⊂⊃j | , |    
            | /⌒l,、 __, .イァト|/ |    理術が解かれることで亡くなった勇者様は開放され、
.          | /  /::|三/:://  ヽ |    触媒となったアイテムは、次の勇者様が回収するって手順になってるにょろ
          | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |.   




                  , '"´ ̄ ̄ ̄ヽ` ` ヽ、
               | /\ _ヽレ-_,.-‐ヽ_ ヽ. \
            ヽ\|/__ニ=_‐:::::::ニ_-‐ヽ  ヽ  ヽ  ヽ |
            />/   ,.rァ:;:::::;i:::::::、ヽ ヽ  `、  ヽ | N
            /li /  / //!:/!|::|i:::| ヽ!`ヾ、 ‐-、 ',|'::l!:ノ,/
             /  /.  l/ l/ | !:| l::|  |   `ヽ、ヽ」::::::::∠_
             ,/! ̄ ̄ ̄| ̄|! フi::ト|:|、   -‐─ァ:::::::::::、‐-`ヽ、
          ,. '// |  .:::   / ヾ! リ |`ヽ 、 /"//ハ〉:::::ヽ  `ヽ
       ,. '´ /::/ .:|  ::   , '  .::. i::. |、ヽ|::r`、、/ 〃./:||::i、:ゝ\
      /   /.::/ .::|  :  /  .::  l:: |. `ヽ、ー゙゚ヘヽ_/ リ !/ i:|
    ∠_  / ::/  .:::|  .:  /   :::  i::  ! ̄ ̄ ̄ ̄{゙!  /  |:!
      ブ  :/  .:.::::|  .: /   ::::  !::  |::___ .」」 ノ  ノ    だから死の間際、あの勇者様は間違いなく
     ∠__  〈  .:.:::::|  /     :::  !ニー┘__`ー─-゙,   .     あの手紙を持っていたってことか
        `ヽ、`ーァ-、:|. /     ::  i:::、``ヾl:::::ー-ニr─ '
          /-ニ_ソ     ::  !:::. \ \:::;r‐'     .      ヴィクター王はどこまでも無駄なく勇者を
      ,. -‐/ .:::   `ー、‐-、_ : |/ヽ.  \. /              使い切ろうとしてんだな
    / ,∠__      :l``ヽ `ヽl.  \__,ノ
   / / ,/    ̄``ー-、_|   /        .            まあ、そのへんは置いておこう
  /,./'"´  ̄ ̄ヽ`ヽ‐-、  |ヽ./\                     まずは手紙だ手紙
. /───- 、   \`ヽ`ヽ l ヽ:: \


┌──────────────────────────────────────────────┐
│ 思うところがないわけでもないが、なりふり構わず王が世界を救おうとしているのは分かる           ....│
│ それよりも今は、あの手紙の謎が気になって、いや怖くて仕方がない。タイミング的にも完全にホラーだ     .│
└──────────────────────────────────────────────┘

230 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:11:09 ID:???0



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \. 
         //, '/     ヽハ  、 ヽ 
         〃 {_{      u リ| l.│ i|     1枚目の手紙。あれ、ほんとに
         レ!小l/     `ヽ 从 |、i| .    マコトが用意したんじゃなかったにょろね
          ヽ|l ー   ー  | |ノ│
          |ヘ⊃ 、_,、_, ⊂⊃j | , |  .   ゼッタイそうだと思ってたにょろー
          | /⌒l,、 _ ., イァト |/ |
.          | /  /::|三/:://  ヽ |
          | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |



                         jヽ /⌒__
                     -‐爻彡'⌒ヽ
                        // //州::::ヽ`ヽノ
                ___jヽV{/У/7::|ヾヽヽ ヘノ}ノ}
                  >:::{´  ハ| } }  `}炎く
                 / /;小 / -‐-  ./}小jヽ}     正直すぎるわ。俺の頭がおかしいみたいじゃないか
                      {{ L ´ | /∧ | ` {
                        //  l  {:::} |           俺には俺の事情ってもんがあるんだよ
                    //    | {─} l    ヽ .     変な誤解は早いとこ解いておいてくれ
                      / く⌒ヽ| L_」 L___ ゝ \
                  '⌒>-ヘ__!_',/}_´ーァ¨¨¨´
                . . :´{: : : : '.,     /   /` .
               . . :´: : : :{:', : : : : . -‐- /   /  l  \
               / : : : : : : : : ',.:.: : :.:.',⊥/   /      l \
            /: : : : : : : : :l.: : :',: : : : : V  /   |   !   \
              〈: : : : : : : : : :|: : : ヽ:.: : : : ヽ /     !    ./  ヽ
          /: ヽ.:.: : : : : : :.| : : : : ヽ:.: : : : ヽ     /   |  // ̄}i


┌───────────────────────────────────────────┐
│ 誤解といえば、先ほどのちゅるやの話で、マコトのアルルゥに対する誤解も解けていた           │
│ 恐らくアルルゥも、他の魔物と同じように闇に吹き飛ばされ、体を変えられてしまっていたのだろう   ..│
│                                                              ..│
│ 自分でも不調は感じていたのだろうが…ともかく最後のとき、彼女は「逃げて」と叫んでいた      ....│
│ 少なくとも、あの時の声は心から発せられたものだと思う。裏切りなど無かったのだ            .│
└───────────────────────────────────────────┘

231 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:12:56 ID:???0


                                /
                      {、、- ― x― ミ炎<⌒ヽ
                     /クハ  /   ノ/ハ/ \
                      \、、∧ /  ∨    /  i   i∨//
               ⌒≧vV/ /ヽ   ヘ  /   /  / 炎く⌒
                   ,ィ彡炎く   \{ У    /  / /爪ヘ\
                  ハ爪へ、、/ \炎⌒ヽ __/....!<ヾ!
                 { 小!   `\⌒フ爪\ ̄ //   / j
                  . -‐へ、\     У小    //   / /\
.                /  ///∧\_/  !'\   //___, イYi:.:.. \
             /  // //! |弋_・≧=---=≦・ア j !i/:l:.:..ヽ\\    (誤解してた方も気付いた時に
           <  //  // l  !>--/ヾ /\ー―く! |:. ∨: :   \\    気まずいって、ちょうど実感してるとこだしなぁ…
               ∨ /  . ://   |  / ∠ !\ ` ー 、j 从 ∨: :   У     
             ∨ i...ノ: :/   r-|/ /___...j;、__\  〈乂/:   ∨: :   /      あまりちゅるやを責めないでおくか)
                 / |/.: :/:!  . : V KくV<ニ三>/_>/:::/:..   \/⌒
              \|/´ ̄7 . : 从\  >~< /从i :.:.   N/
                      く . : /爪:| \ー―-/!乂爪ー―く
                       \/ >′\ヽ-- " .:: </}ヽ
                        .. ´ \ ` ー―― ´ / /:.:.:.:\__
            ___ .-┬< ヾ、、  \ ____ /  .:/:.:.:.:.:.:.:./∧、、
      . -‐<丁  | | !、   \\、、    ___..∠/:.:.:.:.:.:.:.//i.:.:.:.:.:`:.:..、、
    / ` 、  |   | | iヘ` ー― ヽ--=ニ二ニ==/:.:.:.:.:.:.:.//:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:...、、
    , ′     \ !   | | l ヽ    ∨         .:/:.:.:.:.:.:.:.//:.:.!|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
.   /` ー ... __  !   | | l   \    ∨________;/:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:.i:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
  / \       ¨7    | | l     \、  ∨    .:/:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:.:.:i:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヘ



┌────────────────────────────────────────────┐
│ 安心感と罪悪感の両方が入り混じりながらも、アルルゥに襲われて疑心暗鬼になっていた自分が    ...│
│ 如何に切羽詰った態度を取っていたかも理解していた。ちゅるやを責める気には到底なれなかった    │
│                                                                │
│ これからも共に旅を続けるのだ。お互いに信頼感を築くのは必要だろう                     .│
│ そういった意味合いも含めての言葉だ                                         │
└────────────────────────────────────────────┘

232 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:13:47 ID:???0



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \     はーいにょろ
         //, '/     ヽハ  、 ヽ           ・ .・ .・
         〃 {_{/    \リ| l │ i|    ともかく、手紙は謎のままってことにょろ~
         レ!小l○    ○ 从 |、i|
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│    (おかしい奴は自分の頭がおかしいとは
        /⌒ヽ__|ヘ         j /⌒i !     気付かないものにょろ)
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |


┌────────────────────────────────────────┐
│ しかし信頼というのは崩れるのが早い                                 .....│
│ 初っ端から、マコトの不安定な部分しか見ていないちゅるやは、実はまるで信用していない  ....│
└────────────────────────────────────────┘

233 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:14:40 ID:???0



                         jヽ /⌒__
                     -‐爻彡'⌒ヽ
                        // //州::::ヽ`ヽノ
                ___jヽV{/У/7::|ヾヽヽ ヘノ}ノ}
                  >:::{´  ハ| } }  `}炎く     (あーあ。こりゃ完全にキチ扱いされてんなあ…)
                 / /;小 / -‐-  ./}小jヽ}     
                      {{ L ´ | /∧ | ` {       
                        //  l  {:::} |           ああ…謎だな。実害はないし、とりあえず放置するしかないか
                    //    | {─} l    ヽ.     
                      / く⌒ヽ| L_」 L___ ゝ \    怖いけどな
                  '⌒>-ヘ__!_',/}_´ーァ¨¨¨´
                . . :´{: : : : '.,     /   /` .
               . . :´: : : :{:', : : : : . -‐- /   /  l  \
               / : : : : : : : : ',.:.: : :.:.',⊥/   /      l \
            /: : : : : : : : :l.: : :',: : : : : V  /   |   !   \
              〈: : : : : : : : : :|: : : ヽ:.: : : : ヽ /     !    ./  ヽ
          /: ヽ.:.: : : : : : :.| : : : : ヽ:.: : : : ヽ     /   |  // ̄}i


┌────────────────────────────────────────────┐
│ 闇に飲まれたり、死んで術で変えられない限り、                                   .│
│ いくら怖かろうと、実体のない存在に直接人に危害を加えるような力などない                    ...│
│                                                                │
│ そう無理矢理自分を納得させた面もあるが、常に一緒に旅をしているのは                    │
│ この人工妖精だ。マコトは不確定な危険よりも、ちゅるやとの関係改善を優先することにした        .│
└────────────────────────────────────────────┘

234 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:15:31 ID:???0


┌──────────────────────────────────────────────┐
│ そうなると、この世界が2番目の世界と同じなのかの判断は、この先の大きな街にアルルゥが           │
│ 居るか居ないかでするしかない                                              ....│
│                                                                    │
│ 出来ればこの世界で全てを解決してしまいたいが、生まれ変わり、世界が変わる際の規則性があるなら   ..│
│ それを調べる為にも、今いる世界の名前を確実に調べられる方法を確保しておきたい             ....│
│                                                                    │
│ そんな事を考えている間に、二人は大きな街にたどり着いた                            ......│
└──────────────────────────────────────────────┘



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{`ヽ   ノ リ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|    やっと着いたにょろー
          ヽ|l⊃ r‐‐v ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ  ヽ ノ   j /⌒i !    この街では少しくらい寝るにょろ?
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |



         /! i`ヾ:、i、_______ `Vレ;
       ト、i.{;;! ゞyイ´ i 、ト、 ヽ.ヾ}!くノ
       >;;ヾ,/ゞj  ト、`ヾ:、、 }! 从、丶 、   ,
     ,ィ´≦;;r'- ‐―━┷,ゞ`;;;;;;}j;| ゙ ヽヾ‐ヽ }! 〃  ,
    〃´/イ;;ノ、  \、 ,〃ィ;;;ハ;ハミ、-._ヽト.、V!/,'  ,.;"
       〃'  \、__ /′イ从!リ ヾト、  ヾミ;;ソレ'ニ='"
       ,ゝ'´ ̄/ ¨T ≠リ___サ、、リ \  ,ゞ;;;;;;;≧=-、
        /   /    ! 〃   i─ミ、、_ ヽ〃'};;トミヾ:ヽ
        /   /    ! i   {. トミゞ_(Y、_j! {;ハヾ. \     知らなかったのか?
.       /   .,′   ! /   |: {二≧/了ノ l }! ヾ,   勇者は寝ないしトイレにも行かねえ!
     ,′   ,′    !'    |:. ∨  ,ィニ〉 ノ .リ  }
    ,′   ,′    j'     ト‐-、! / _゙_\
    ,′   /     /     |/<f`ー=ァ″
    ´ ̄ ̄ソ-―― 〈‐、__.-=、!\ \::;゙″
   ノ⌒ー/`ー- .__ }´ ヽ--≧、ヽ \/  _____
r<:::::::::\、`、._  ヾ ト-.__;ノ |`ヽ>-イf´  /   ` ヽ,
:、:::::::::::::::::.ヾ:、  ̄ ヾ、!   /! .!  i`ー-t_  {   /  `ヽ、_______
:;::ト、::::::::::::.:. \:.、_  ミ、ー /イ  :l _⊥=―ヽ‐┼''" /   / ̄ /   / `>ァ-=.__.イ¨7━―
j:::l:::ヽ:::::::::.:.:. ヾ:、\ ̄ヽノ !ノ´ ̄! ヽ,.-‐━ト、 /.   /   /   /  //  ∧´"   /

235 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:15:46 ID:???0



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ     ()
         〃 {_{\    /リ| l │ i|
         レ!小l○    ○ 从 |、i|     …へェー
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ         j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |


                  , '"´ ̄ ̄ ̄ヽ` ` ヽ、
               | /\ _ヽレ-_,.-‐ヽ_ ヽ. \
            ヽ\|/__ニ=_‐:::::::ニ_-‐ヽ  ヽ  ヽ  ヽ |
            />/   ,.rァ:;:::::;i:::::::、ヽ ヽ  `、  ヽ | N
            /li /  / //!:/!|::|i:::| ヽ!`ヾ、 ‐-、 ',|'::l!:ノ,/
             /  /.  l/ l/ | !:| l::|  |   `ヽ、ヽ」::::::::∠_
             ,/! ̄ ̄ ̄| ̄|! フi::ト|:|、   -‐─ァ:::::::::::、‐-`ヽ、
          ,. '// |  .:::   / ヾ! リ |`ヽ 、 /"//ハ〉:::::ヽ  `ヽ
       ,. '´ /::/ .:|  ::   , '  .::. i::. |、ヽ|::r`、、/ 〃./:||::i、:ゝ\
      /   /.::/ .::|  :  /  .::  l:: |. `ヽ、ー゙゚ヘヽ_/ リ !/ i:|
    ∠_  / ::/  .:::|  .:  /   :::  i::  ! ̄ ̄ ̄ ̄{゙!  /  |:!
      ブ  :/  .:.::::|  .: /   ::::  !::  |::___ .」」 ノ  ノ   (ジョークが通じないほどとは
     ∠__  〈  .:.:::::|  /     :::  !ニー┘__`ー─-゙,        思ってもいなかった)
        `ヽ、`ーァ-、:|. /     ::  i:::、``ヾl:::::ー-ニr─ '
          /-ニ_ソ     ::  !:::. \ \:::;r‐'           もう死んじゃおうかな…
      ,. -‐/ .:::   `ー、‐-、_ : |/ヽ.  \. /
    / ,∠__      :l``ヽ `ヽl.  \__,ノ
   / / ,/    ̄``ー-、_|   /
  /,./'"´  ̄ ̄ヽ`ヽ‐-、  |ヽ./\
. /───- 、   \`ヽ`ヽ l ヽ:: \


┌────────────────────────────────┐
│ いっそこの世界から逃げ出してしまおうか、そんな事を呟きかけた時、    │
│ ちゅるやが声を上げる                                 │
└────────────────────────────────┘

236 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:16:14 ID:???0



          , '´ ̄ ̄` ー-、
        /   〃" `ヽ、 \
       / /  ハ/     \ハヘ  人   おおっ!?
       |i │ l |リ\    /}_}ハ `Y´
       |i | 从 ●    ●l小N      この先に、仲間になってくれそうな
       |i (| ⊂⊃ 、_,、_, ⊂li|ノ       人の気配がするにょろ!
       |  i ノ、      ノi|
       |  l  x>、 __, イl |
       |  lくミヽ::::ヘ三l:::::ノl lヽ
       |  l( ⌒ )..::::V::/ ( ⌒ )



  ----------<,,─,,,,   ヾヽ─ i;;i   リ ノ
        ,,--゙゙゙゙ヽ -,ヾミヽ ヽ;;| |;;i  /;/ ノ
           ,,,----≡ミ;;;;;;;;ヽ;;i |;;i./;/ /
         ,,-´´ ̄ ̄ ̄ニゞ;;;;;;;;;i;;;´;;;彡゙゙゙゙゙`丶、
    __,,,,,,,   ,,,-=彳゙゙彳彡イ;;;;;;;;ト、ミゞ\
       |  |卞ニ<  ,,ノ゙゙ //;;/i;;i;;;ヾ;ヽ ヾリ \
      |\ ヘ ̄ ̄\-,,, / /;/ i;;i |;;| ト ゞi  ヾ
      |  \ ヘ  O \\/ソ i;;i |;i リ ヾi   |
      | ̄ ̄─二二彡´彡弋i;;i、 |;i ∥ ∥
        |,,,,-''''´´ ̄  /   /\勹ヘ  |  |
       |        ,,,,-'乍ニ\ ヘ
    \   |    ,,,--''''´    ,,,_,\ヘ
      \|,,,∠´,,,,,,;-─-<´´´ ,,-イ゙´ ヘ
     ,,,-''´7 //´゙- __``7 / i    ヘ      精神面で支えてくれそうな!?
   -   / /:::::::::::::::::::::::::7 .// ,--,,, ヘ
   \   l /:::::::::::::::::::::::::::::/ /イ l''´    ´''
     ヘ .i  l::      :::::/ /   l
      \. l       / /     l
 \ヽ    \`-  _ /./ i       l
  `\V    `ミ=-─/ /      .l
   γ\        /  \\    l
  ヽ|  `ミ-,,    / ̄`---ゝ \  l
  l´  i  \ ` ̄ ´        \|



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ    そんなこた言ってねーっさ
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|    だけどマコトと波長が合うって意味ではそうにょろ
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._) u. j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |


┌───────────────────────┐
│ 何故か不安そうにしながら、ちゅるやが説明する    .│
└───────────────────────┘

237 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:16:35 ID:???0
 
 

             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{'´    `ヽリ| l │ i|    他の勇者様でもそうだけど、
         レ!小l●    ● 从 |、i|    勇者様の仲間になるには条件があるにょろ
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
          |ヘ        j.  | , |    それがつまり、波長が合うこと…
          | /⌒l,、 __, .イァト|/ |    要するに、勇者様と「常に」行動を共に出来るって事っさ
.          | /  /::|三/:://  ヽ |
          | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |



                         jヽ /⌒__
                     -‐爻彡'⌒ヽ
                        // //州::::ヽ`ヽノ
                ___jヽV{/У/7::|ヾヽヽ ヘノ}ノ}
                  >:::{´  ハ| } }  `}炎く
                 / /;小 / -‐-  ./}小jヽ}
                      {{ L ´ | /∧ | ` {      確かに相性ってのは大事だよな、うん
                        //  l  {:::} |
                    //    | {─} l    ヽ
                      / く⌒ヽ| L_」 L___ ゝ \
                  '⌒>-ヘ__!_',/}_´ーァ¨¨¨´
                . . :´{: : : : '.,     /   /` .
               . . :´: : : :{:', : : : : . -‐- /   /  l  \
               / : : : : : : : : ',.:.: : :.:.',⊥/   /      l \
            /: : : : : : : : :l.: : :',: : : : : V  /   |   !   \
              〈: : : : : : : : : :|: : : ヽ:.: : : : ヽ /     !    ./  ヽ
          /: ヽ.:.: : : : : : :.| : : : : ヽ:.: : : : ヽ     /   |  // ̄}i

238 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:16:53 ID:???0



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ    そりゃそうだけど、もっと実際的な話にょろ
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l--    -- 从 |、i|     迷宮探索してる時に、闇がギリギリまで迫ってきてる
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│    そんな時に「覚醒」で時を止めて逃げようとするにょろ?
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│    …引っ張っていくにょろ?
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |    仲間になりそうな人ってのは、自分で「覚醒」は使えないものの、
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |    「覚醒」効果中に、一緒に動く事が出来る人にょろ。ちゅるやもそうにょろ



┌───────────────────────────────┐
│ なるほど、確かに覚醒中でもこの妖精は普通に話をする事が出来た    │
└───────────────────────────────┘

239 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:17:09 ID:???0



                     '''=-,,,, `'.=.、、_
                          ''''=、、`'ヽ、   _
                                `'ヽ、 ヽ//,,,,,、
                /⌒ヽ       ,ィ  `>/,'´illll-、
                  ,' ,/⌒    _ /l    `イlll__ll イlli
            , ./,il‐l!フ>-、ヽ、 lイ .l!  /,,三ニ=ミll/lli、
           -、 / ,〃>.l!'/ ,/_ヽ,li,イ l! .l!  'lllll〉三二ミlll/'ヽ
           `l!〃イ__/ ,.イ ,_イ、`lヽノ  lli  7イニ二ヽヽ,┌i、
    _,, -――'>lll'イ/ .,イ, l!/、 .l!ノイ>、_ノ  lイ三-、ミヽ.i`,┌i、
.  .<     / lヘ''〈⌒'ヽ_lノ_` ,`'ヽ, 〉,`-,'` ,イ二ニ ヽ,ミ、`il ∧.l‐
      ヽ,,r、  ,l/ ト,ヘ `ヽ,イl!、-,メ  ,イ l Y-‐トミヽ、`ヽヽト,`l ヘ.l-
       ,ノ'´  / l`l`ト、_' .l! l li 'l_,イl  l .l! .ノニ二 `ヽヽl `、lY
.    ./   ,.' .l l l`--> l,<-イノ l イ.l/,‐- 、 `    l l Y       そりゃいい!つまり仲間を揃えて、
   イ-‐‐- 、/  .l'、l!/ /ll`ヽ、/-,l   l-‐` 、_`i  、.i! l .l!/ .      魔王を一斉に袋叩きってことか!
        L   l' l!_/, r―‐、..\ll| /::::::_,> `ヽ、l .l!イ/
         `ヽ、l  ヽ ` ̄´ /,l!l,イ,__'´::::..ヽ、_::::::`ヽ'、.         勝機が見えてきたぜええ!!
           `ll    ` ̄ く /イ/  `l::::::::::::::...`ヽ;::::::::ヽ、
              .`!       /〃illlliiii l::::::::::::::__:::::::`:::::::/
                    lill lllllllllli l::::::::::/::::::`ヽ;;;::::'、_
                         `lllllllllllllll l::::::/.:::::::::::::  >:::::`ヽ,
                        lllllllllll ll l::;/.:::::::::::::::::::::'´::::::::::::l
                    l トlllllll.ll .l:::::::::::::::::'´__;;;::::::::: /
                       l lllli,,ー_ l:::::::::;:-' ̄;;ィlii.、;;::::::/,ィ
                     l::lllllllllllll .l:::::::::/イ/l  ./ ''llll
                     l:::lト'''''''' 、 l‐イ    / ,,illlllllii,''
                     l::::llilli,li,li,li, l、   ./ ,, 'llllllllllll/
                     l:::l:.lllllilli,li,li `  ̄ ,.illlllllli,,''ll/
                         ,イ:::l::::トlllll'',,,,   ''lllllllllllllll/ `ヽ,,,,,
                      ,イ./.:::l:::llll `三ニ- 、 ''''''''_  li,,,,,,、




             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{/    \リ| l │ i|   (あ…王様、そういう考えだったにょろ?)
         レ!小l○    ○ 从 |、i|
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ         j /⌒i !    勇者って、勇気があるから勇者なわけじゃなかったにょろ
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |

240 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:17:31 ID:???0



                                /
                      {、、- ― x― ミ炎<⌒ヽ
                     /クハ  /   ノ/ハ/ \
                      \、、∧ /  ∨    /  i   i∨//
               ⌒≧vV/ /ヽ   ヘ  /   /  / 炎く⌒
                   ,ィ彡炎く   \{ У    /  / /爪ヘ\
                  ハ爪へ、、/ \炎⌒ヽ __/....!<ヾ!
                 { 小!   `\⌒フ爪\ ̄ //   / j
                  . -‐へ、\     У小    //   / /\
.                /  ///∧\_/  !'\   //___, イYi:.:.. \
             /  // //! |弋_・≧=---=≦・ア j !i/:l:.:..ヽ\\
           <  //  // l  !>--/ヾ /\ー―く! |:. ∨: :   \\   何を今更…俺のどこに勇気があるんだ
               ∨ /  . ://   |  / ∠ !\ ` ー 、j 从 ∨: :   У
             ∨ i...ノ: :/   r-|/ /___...j;、__\  〈乂/:   ∨: :   /    それよりお前、俺は持ってる方法は
                 / |/.: :/:!  . : V KくV<ニ三>/_>/:::/:..   \/⌒     全部吐き出せって言ったよな?
              \|/´ ̄7 . : 从\  >~< /从i :.:.   N/
                      く . : /爪:| \ー―-/!乂爪ー―く         そんな便利機能、一度だって聞いた事がないぞ
                       \/ >′\ヽ-- " .:: </}ヽ
                        .. ´ \ ` ー―― ´ / /:.:.:.:\__
            ___ .-┬< ヾ、、  \ ____ /  .:/:.:.:.:.:.:.:./∧、、
      . -‐<丁  | | !、   \\、、    ___..∠/:.:.:.:.:.:.:.//i.:.:.:.:.:`:.:..、、
    / ` 、  |   | | iヘ` ー― ヽ--=ニ二ニ==/:.:.:.:.:.:.:.//:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:...、、
    , ′     \ !   | | l ヽ    ∨         .:/:.:.:.:.:.:.:.//:.:.!|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
.   /` ー ... __  !   | | l   \    ∨________;/:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:.i:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
  / \       ¨7    | | l     \、  ∨    .:/:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:.:.:i:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヘ




          , '´ ̄ ̄` ー-、
        /   〃" `ヽ、 \
       / /  ハ/     \ハヘ
       |i │ l |リ       }_}ハ
       |i | 从 ノ    `ヽl小N    だって、勇者様の仲間になるって事は
       |i (|  | ●   ● li|ノ    魔王に付け狙われるって事っさ
       | 、| ⊂⊃、_,、_, ⊂ノ i|
       | ヽlヽ> 、 __ ,l⌒ヽ| .    自分から申し出るならともかく、
       | / \ヽ::ヾ三|::i   i     そんな危険に巻き込むようなこと、相手にも言い出しにくいにょろ
       | ,ミ_::::コ ヾ、:::∨ツ l  |      出来れば使いたくなかったっさ

241 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:17:54 ID:???0



                  , '"´ ̄ ̄ ̄ヽ` ` ヽ、
               | /\ _ヽレ-_,.-‐ヽ_ ヽ. \
            ヽ\|/__ニ=_‐:::::::ニ_-‐ヽ  ヽ  ヽ  ヽ |
            />/   ,.rァ:;:::::;i:::::::、ヽ ヽ  `、  ヽ | N
            /li /  / //!:/!|::|i:::| ヽ!`ヾ、 ‐-、 ',|'::l!:ノ,/
             /  /.  l/ l/ | !:| l::|  |   `ヽ、ヽ」::::::::∠_
             ,/! ̄ ̄ ̄| ̄|! フi::ト|:|、   -‐─ァ:::::::::::、‐-`ヽ、
          ,. '// |  .:::   / ヾ! リ |`ヽ 、 /"//ハ〉:::::ヽ  `ヽ
       ,. '´ /::/ .:|  ::   , '  .::. i::. |、ヽ|::r`、、/ 〃./:||::i、:ゝ\
      /   /.::/ .::|  :  /  .::  l:: |. `ヽ、ー゙゚ヘヽ_/ リ !/ i:|
    ∠_  / ::/  .:::|  .:  /   :::  i::  ! ̄ ̄ ̄ ̄{゙!  /  |:!
      ブ  :/  .:.::::|  .: /   ::::  !::  |::___ .」」 ノ  ノ    (アルルゥの時、何も言わなかったのはそれか)
     ∠__  〈  .:.:::::|  /     :::  !ニー┘__`ー─-゙,
        `ヽ、`ーァ-、:|. /     ::  i:::、``ヾl:::::ー-ニr─ '        で、使い出したきっかけは?
          /-ニ_ソ     ::  !:::. \ \:::;r‐'           何か理由があるんだろ
      ,. -‐/ .:::   `ー、‐-、_ : |/ヽ.  \. /
    / ,∠__      :l``ヽ `ヽl.  \__,ノ
   / / ,/    ̄``ー-、_|   /
  /,./'"´  ̄ ̄ヽ`ヽ‐-、  |ヽ./\
. /───- 、   \`ヽ`ヽ l ヽ:: \




          , '´ ̄ ̄` ー-、
        /   〃" `ヽ、 \
       / /  ハ/     \ハヘ
       |i │ l |リ       }_}ハ
       |i | 从 ノ    `ヽl小N
       |i (|  | ●   ● li|ノ    勇者様の亡霊を見て思ったっさ
       | 、| ⊂⊃、_,、_, ⊂ノ i|
       | ヽlヽ> 、 __ ,l⌒ヽ|.     勇者様と人工妖精が一蓮托生である以上、
       | / \ヽ::ヾ三|::i   i     マコトとちゅるやも同じ関係にょろ
       | ,ミ_::::コ ヾ、:::∨ツ l  |

242 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:18:24 ID:???0



          , '´ ̄ ̄` ー-、
        /   〃" `ヽ、 \
       / /  ハ/     \ハヘ  人
       |i │ l |リ\    /}_}ハ `Y´
       |i | 从 ●    ●l小N      だけどちゅるやは、マコトとは心中したくない!
       |i (| ⊂⊃ 、_,、_, ⊂li|ノ
       |  i ノ、      ノi|         旅は道連れ世は情け!
       |  l  x>、 __, イl |.        情に縋ってでも、道中で盾…いやさ道連れを増やすにょろ!
       |  lくミヽ::::ヘ三l:::::ノl lヽ
       |  l( ⌒ )..::::V::/ ( ⌒ )



  ----------<,,─,,,,   ヾヽ─ i;;i   リ ノ
        ,,--゙゙゙゙ヽ -,ヾミヽ ヽ;;| |;;i  /;/ ノ
           ,,,----≡ミ;;;;;;;;ヽ;;i |;;i./;/ /
         ,,-´´ ̄ ̄ ̄ニゞ;;;;;;;;;i;;;´;;;彡゙゙゙゙゙`丶、
    __,,,,,,,   ,,,-=彳゙゙彳彡イ;;;;;;;;ト、ミゞ\
       |  |卞ニ<  ,,ノ゙゙ //;;/i;;i;;;ヾ;ヽ ヾリ \
      |\ ヘ ̄ ̄\-,,, / /;/ i;;i |;;| ト ゞi  ヾ
      |  \ ヘ  O \\/ソ i;;i |;i リ ヾi   |
      | ̄ ̄─二二彡´彡弋i;;i、 |;i ∥ ∥
        |,,,,-''''´´ ̄  /   /\勹ヘ  |  |
       |        ,,,,-'乍ニ\ ヘ
    \   |    ,,,--''''´    ,,,_,\ヘ
      \|,,,∠´,,,,,,;-─-<´´´ ,,-イ゙´ ヘ      そういう意味の言葉じゃねーから!
     ,,,-''´7 //´゙- __``7 / i    ヘ      言い直してもマイルドになってねえよ!!
   -   / /:::::::::::::::::::::::::7 .// ,--,,, ヘ
   \   l /:::::::::::::::::::::::::::::/ /イ l''´    ´''
     ヘ .i  l::      :::::/ /   l
      \. l       / /     l
 \ヽ    \`-  _ /./ i       l
  `\V    `ミ=-─/ /      .l
   γ\        /  \\    l
  ヽ|  `ミ-,,    / ̄`---ゝ \  l
  l´  i  \ ` ̄ ´        \|

243 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:18:52 ID:???0



          , '´ ̄ ̄` ー-、
        /   〃" `ヽ、 \
       / /  ハ/     \ハヘ
       |i │ l |リ       }_}ハ
       |i | 从 ノ    `ヽl小N   あれ?そうにょろ?
       |i (|  | ●   ● li|ノ
       | 、| ⊂⊃、_,、_, ⊂ノ i|
       | ヽlヽ> 、 __ ,l⌒ヽ|
       | / \ヽ::ヾ三|::i   i
       | ,ミ_::::コ ヾ、:::∨ツ l  |



          , '´ ̄ ̄` ー-、
        /   〃" `ヽ、 \
       / /  ハ/     \ハヘ  人
       |i │ l |リ\    /}_}ハ `Y´
       |i | 从 ●    ●l小N      それなら情を捨てるにょろ!
       |i (| ⊂⊃ 、_,、_, ⊂li|ノ
       |  i ノ、      ノi|
       |  l  x>、 __, イl |
       |  lくミヽ::::ヘ三l:::::ノl lヽ
       |  l( ⌒ )..::::V::/ ( ⌒ )



                         jヽ /⌒__
                     -‐爻彡'⌒ヽ
                        // //州::::ヽ`ヽノ
                ___jヽV{/У/7::|ヾヽヽ ヘノ}ノ}
                  >:::{´  ハ| } }  `}炎く
                 / /;小 / -‐-  ./}小jヽ}
                      {{ L ´ | /∧ | ` {       (ダメだコイツ、開き直りやがった)
                        //  l  {:::} |
                    //    | {─} l    ヽ      それでどの辺に居るんだ?
                      / く⌒ヽ| L_」 L___ ゝ \    その、仲間になりそうな奴ってのは
                  '⌒>-ヘ__!_',/}_´ーァ¨¨¨´
                . . :´{: : : : '.,     /   /` .
               . . :´: : : :{:', : : : : . -‐- /   /  l  \
               / : : : : : : : : ',.:.: : :.:.',⊥/   /      l \
            /: : : : : : : : :l.: : :',: : : : : V  /   |   !   \
              〈: : : : : : : : : :|: : : ヽ:.: : : : ヽ /     !    ./  ヽ
          /: ヽ.:.: : : : : : :.| : : : : ヽ:.: : : : ヽ     /   |  // ̄}i

244 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:19:28 ID:???0



          , '´ ̄ ̄` ー-、
        /   〃" `ヽ、 \
       / /  ハ/     \ハヘ
       |i │ l |リ       }_}ハ
       |i | 从 ノ    `ヽl小N   んー、大雑把な感覚でしか分からないし、
       |i (|  | ●   ● li|ノ   マコトと似た感覚を感じる力だから、近付きすぎても分からなくなるにょろ
       | 、| ⊂⊃、_,、_, ⊂ノ i|
       | ヽlヽ> 、 __ ,l⌒ヽ|    この先なのは間違いないんだけど…
       | / \ヽ::ヾ三|::i   i
       | ,ミ_::::コ ヾ、:::∨ツ l  |



┌─────────────────────────────────────────┐
│しかしこの先と言われると、もう街を過ぎてしまう。次の街にでも居るのだろうか?            │
│そう思い、道に詳しそうな老婆に聞いてみたが、この先には滅びた町や小さな村しかないという    │
└─────────────────────────────────────────┘

245 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:21:01 ID:???0



;;;-‐‐‐‐‐‐-ァ-''-;;;;;;;;;;;;∠_二ニ゛\_
'i,    ,_,,-'‐!  ゛ー-r=''''_ ヽ   |;;;;;;;
 y‐''''´,,..-‐'--''") 、_    ̄''ヽ-,ノー,,,,,,,,,,,,,,---‐‐''''' ̄ ,,,,,,,,
,,/;;; ,/´ ;;_;;;;,-‐"   ,/ ̄゛'''''\_-‐''´   ,,,,-‐'''''''''""""
,ノ;;;;レ";;::,/ ,r‐-,/‐--// / ̄,,r''´   _,,-'''´|
;;;;;;;;;;;;;;;イ/;;; ((,,,,,,/// /゛  ,,,,-''"   |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ∠,,>ミ‐‐'''')/,,,r--‐'' /     |:─---  ,,,,
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ー‐'''~ヾ、,        _/::::::::::::::::::::::::::ヽ、
;;;;;;;;;;;;;;;;;;::  ,r‐i'|ヽ|、 ヾ|、ヽ\     _,r'' \::::::::::::::::::::::::::::::::::
、;;;;;;;;;;;;;::: ,/::::::∥゛i、  'ヽ   ヾ、,,,r'''":::   ヾ:::::::::::::    /
:'ヽ;;;;;;;;;::: |;;;:____i, ヽ、  \_∠,ii,  ::::      ''-,,::::::  /    (そもそも詩人の時とは到着時間も違うしな
;: ' i,;;;;;;::: ,/;ヽゝ'ヽi:-i, -''''=ニヾ‐'イノ |  i;::         /      もう先に行ったか?それとも世界自体が違うのか?
;  i,;;;: ,/` ,/::::入 \\ー-‐''" i   i,  \     /:::::::::::::::
;;i,  i、/ r゛ /:  :::::!''\ \ ̄  ____,i    i,   \  /::::::::::::::::::::   3度目は城で腹ぁ減らしてたから違う世界だと考えても、
;;;;i,  i,  ゝ'::::: /::7‐- \ ヽ、  ,i  ,,,___,,i,    ヽ(__::::::::::::::::    これじゃあどうやっても判断出来ないな
;;;;;;;i、 i, \::::/:::ヾ─-,,,,,_ヽ、  ̄!/::::|:::::ノ    ::::::::ノ  ̄ ̄ ̄
;;;:::::::i,  i,,  ヽヘ、\‐─一゛7‐-─ソ:::|/       く、         「2人目の俺」と、手紙どうこうについては諦めるしかないか)
;::::::::;A、 i, ,,‐r‐-ヽ:::::ー-‐'''"  ,/   '''''''''''''''''''"" ,r''''"
::::::;/  i  i," |\ | \,,,,,  r ,/::    /      /
 ̄ \ 'ヽ,, \   i i/ヽ--イ:::::    |  ,/  ,/
\,  \ \ \  i i   \:::    ,,/  /
  ヽ   V|  \ \i |     ヽ   ,r'  /
   ''i  |    \ \        "  /


┌────────────────────────────────────────┐
│ マコトの目的としては、現時点では力を付けて魔王を倒す事である                 .│
│ 「繰り返す人生」が魔王を原因としているのならば、それを排除すれば良いだけだからだ    .│
│ 剣士として、直接戦う力を得た今、どれだけ強大であろうと、いつか倒せる自信が出てきた   │
└────────────────────────────────────────┘

246 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:21:48 ID:???0


┌───────────────────────────────────────┐
│ 望まない出来事ではあるが、詩人、騎士、剣士と、クラス(職業)は違うものの、       .....│
│ 戦いの毎日を送っている内に、戦況の把握、相手との呼吸など、戦闘で重要なものが    .│
│ 受け継がれていたというのも、この自信に繋がっていた                       │
│                                                         .│
│ ただ、この旅に重要なものは他にもあると、マコトはまだ気付いていないのだが…      ...│
│ だからこそ、「世界の把握」というものを蔑ろにしかけているのだ                .....│
└───────────────────────────────────────┘



     / /    `ト 、',    ヽ
 \  /  /     -ト y  i   l\
    l ハ l /     ● l  }-、 !  \
    l/i yi ●     , ⊂⊃ l ,!/.  \     街にいなかったのは残念だけど、そろそろ闇も迫ってきてるにょろ
 ―   レvl⊃  r´`´ヽ  l  }´/ ヽ   \
      i 、  ヽ、_,ノ  j ト ~、      ヽ   仲間候補は東に逃げ始めてるのかもしれないし、
. r- ,_   」 ヽ , ____,. イll  lヽ=_____       私たちもそろそろ街を出るっさ
. l、  ~'''TTト、 ハ,ヽ  l===l l l    //- .,
  ヽ、  .l l l ', ', \ヽ l ̄l l l   //
    `ー.l_l_l__', ',__ \yV/レ  〈ー'ヽ

247 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:22:06 ID:???0



                  , '"´ ̄ ̄ ̄ヽ` ` ヽ、
               | /\ _ヽレ-_,.-‐ヽ_ ヽ. \
            ヽ\|/__ニ=_‐:::::::ニ_-‐ヽ  ヽ  ヽ  ヽ |
            />/   ,.rァ:;:::::;i:::::::、ヽ ヽ  `、  ヽ | N
            /li /  / //!:/!|::|i:::| ヽ!`ヾ、 ‐-、 ',|'::l!:ノ,/
             /  /.  l/ l/ | !:| l::|  |   `ヽ、ヽ」::::::::∠_
             ,/! ̄ ̄ ̄| ̄|! フi::ト|:|、   -‐─ァ:::::::::::、‐-`ヽ、
          ,. '// |  .:::   / ヾ! リ |`ヽ 、 /"//ハ〉:::::ヽ  `ヽ
       ,. '´ /::/ .:|  ::   , '  .::. i::. |、ヽ|::r`、、/ 〃./:||::i、:ゝ\
      /   /.::/ .::|  :  /  .::  l:: |. `ヽ、ー゙゚ヘヽ_/ リ !/ i:|
    ∠_  / ::/  .:::|  .:  /   :::  i::  ! ̄ ̄ ̄ ̄{゙!  /  |:!
      ブ  :/  .:.::::|  .: /   ::::  !::  |::___ .」」 ノ  ノ
     ∠__  〈  .:.:::::|  /     :::  !ニー┘__`ー─-゙,       ん。まあそうだな
        `ヽ、`ーァ-、:|. /     ::  i:::、``ヾl:::::ー-ニr─ '
          /-ニ_ソ     ::  !:::. \ \:::;r‐'         
      ,. -‐/ .:::   `ー、‐-、_ : |/ヽ.  \. /
    / ,∠__      :l``ヽ `ヽl.  \__,ノ
   / / ,/    ̄``ー-、_|   /
  /,./'"´  ̄ ̄ヽ`ヽ‐-、  |ヽ./\
. /───- 、   \`ヽ`ヽ l ヽ:: \


┌───────────────────────────────────────────────┐
│ 手紙の主の事が気にならないわけではなかったが、今は仲間を探し、強くなって魔王を倒す事に専念しよう   .│
│ 再度マコトは決意し、道具屋でいくつかの物を買い込んで、二人は大きな街を出た                  │
└───────────────────────────────────────────────┘

248 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:22:28 ID:???0


                  , '"´ ̄ ̄ ̄ヽ` ` ヽ、
               | /\ _ヽレ-_,.-‐ヽ_ ヽ. \
            ヽ\|/__ニ=_‐:::::::ニ_-‐ヽ  ヽ  ヽ  ヽ |
            />/   ,.rァ:;:::::;i:::::::、ヽ ヽ  `、  ヽ | N
            /li /  / //!:/!|::|i:::| ヽ!`ヾ、 ‐-、 ',|'::l!:ノ,/
             /  /.  l/ l/ | !:| l::|  |   `ヽ、ヽ」::::::::∠_
             ,/! ̄ ̄ ̄| ̄|! フi::ト|:|、   -‐─ァ:::::::::::、‐-`ヽ、
          ,. '// |  .:::   / ヾ! リ |`ヽ 、 /"//ハ〉:::::ヽ  `ヽ
       ,. '´ /::/ .:|  ::   , '  .::. i::. |、ヽ|::r`、、/ 〃./:||::i、:ゝ\
      /   /.::/ .::|  :  /  .::  l:: |. `ヽ、ー゙゚ヘヽ_/ リ !/ i:|
    ∠_  / ::/  .:::|  .:  /   :::  i::  ! ̄ ̄ ̄ ̄{゙!  /  |:!
      ブ  :/  .:.::::|  .: /   ::::  !::  |::___ .」」 ノ  ノ    これは…砦か?
     ∠__  〈  .:.:::::|  /     :::  !ニー┘__`ー─-゙,
        `ヽ、`ーァ-、:|. /     ::  i:::、``ヾl:::::ー-ニr─ '
          /-ニ_ソ     ::  !:::. \ \:::;r‐'
      ,. -‐/ .:::   `ー、‐-、_ : |/ヽ.  \. /
    / ,∠__      :l``ヽ `ヽl.  \__,ノ
   / / ,/    ̄``ー-、_|   /
  /,./'"´  ̄ ̄ヽ`ヽ‐-、  |ヽ./\
. /───- 、   \`ヽ`ヽ l ヽ:: \


┌─────────────────────────────────────┐
│ 5キロも進んだ頃だろうか、二人は砦とも屋敷ともつかない奇妙な建物を発見した   ...│
└─────────────────────────────────────┘



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{'´    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|    見たところ亜人の住処になってるみたいにょろ
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
          |ヘ        j.  | , |    どうするっさ?せっかく「大激震」も覚えたにょろ
          | /⌒l,、 __, .イァト|/ |    蹴散らして腕を磨いてみるにょろ?
.          | /  /::|三/:://  ヽ |
          | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |    【大激震:3*3範囲攻撃。敵防御力無視】

249 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:23:02 ID:???0



                   ,,
                   、_,ル -- 、 _)
                  ,ィ-― T ´ ヾュ
                   y′ヽK_ノノ ´ハ_ノ
                  ´,イ木、_{ハ`i<,ルiz`
                  / :!メ.、_、フ不ヽ ハヽ.` ー- 、         囲まれる状況自体がヤバいだろ
                 r'/:. ' l|tモァ千tチ:i! :' ヽ:、_r'´    
             ,.7_:;  iム´∠i:、`フl i :、_V           裏口があるみたいだし、こっそり入ってサックリ撃破だな
.            ,. <--ム _l:ヘヾ.三フヌl ├'´: : ヽ.     .    強い敵がいるようなら、覚醒使って壁でも掘るかな
          f´- 、 `T TVト:ミ:ヾニィ: ル'´l: :    ヽ.   
          l ,. -亠-:! l  ! ト:.:v':./::レi´: : ,   ハ
.           /‐-,<、-! l  l  、.ニ,イ: : /: : :./: : . , ハ  rェェ.、
          /―:'-、入:l  l  !  V/: : ;' i: : ;': : :〃:, -ヽrvュ }ニ!ィ7
.         /―:- 、vヾハ. l  ヽ.  7: : :i: :l: :,': /:/:!/: : : :{iニニ'ニjTi
         i .:=-、/   V__`T´__ヽ/: : :,l: :l: ;' /:,' ;イ: : : : {、ニニシ´
          !.:`__、/     _}、`7 ___/: : :/:l: :l:;':/: i´; l: :i: : :∧ニ7
.         l: __ :/ _,r=/ {::!_'_ /: : :/: :l: :|'/; : l:;': !: :!: :∧二7
         f:/ /`>、!: :ヽ:ヘ_:_:_/: : :/: : :l: :l':/: /; : l: !:レ'、二ニハ
         l'_、l ` i' 、_> 、: 、/: : :/: : : ': : l'_:_j:;': : ! l/ヽ.二ニN


┌───────────────────────────────────────┐
│ この時点のマコトに、誤算と思慮の足りない行動もいくつかあるが、               .│
│ 一応は、致命的な間違いを犯していたわけではない                         │
│                                                         .│
│ 単純に、思い当たるわけがなかった。ただそれだけなのだ。ただそれだけで、        ....│
│ マコトには致命的な間違いがないにも関わらず、決定的な傷を追う事になる。主に心に  ......│
└───────────────────────────────────────┘

250 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:23:18 ID:???0

 


__,ィ;i;i;i;i;i;i;i〔;i;i;i;i;i;i;i;〕
{;、i;i;i;i;i;i;i;i;i;〔i;i;i;i;i;i;i;}
;、;i;i;i;i;i;i;i;i;i;〔i;i;i;i;i;i;ィ,
、ヘ;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i|<{;i;i;i;}
。‘メ._ノ>´ ̄=━-¨≧, 
ー'/;i:{斥く> '´ V゙ノ      , _,  ,ィ
、i;i;i;iイヽニl| > ´ !    _, ({ノ´/_,イ;!
、∠___゜;   !:::::i!:  i、  /;ィ´ゞミ;;;≦=-ヽ,从 、
 ヽ.  \. !::::::i!:  !};レイ /,イ;;i;;トミ;,、/` ぐ、};!_j!_,
   }  ',ヽ.!::::::i!:  !;;!ノ'  ./'ヘハ! };' /_ ∨;レノ(
  ,゙   i il:::::::i!:  !く′ / //ヽ./、-=ゞ;;;く<.
 ./ヽ  j l !::::::i!:  !;;{,`/ ;{ i';! /イ,.=-ヽ〃ハ;;;;、 `ー-=,
/   \,′! !::::::i!:  !リ\_ゞ;;从;';;/ィ=-/{;;{/};;ト、j.  /
////, /ヽ i .! ::::i!:  !、:/イ;ィ颶rゞ=-、  ,};!ヘ!;'ヾ\/
`<//,'   !´l :::::i!:  !゙トト、,;/ ;イヘ;!ヾ;,、_.ィ7ヾ、リ、   \       「強打」!
   `ト、__ヾl\!:::::i!:  !゙iゝ/ゝ!ハ-!ト∠リ/ィ |  ヽ.    >
   `,ヾ:i!、 !:::::i!:  ! V/l/!\゙\!/ .!   ヽ /       【強打:攻撃力2.5倍の攻撃。物壊能力も高い】
     }、__,l!゙゛. !:::::i!:  !く ∠-‐l‐-.\/イ7!    У\
    |  l!  .!:::::l!:  !ヽ<゙=三≠、ヾ//j! ,ニ>´.::i:i:i:iヽ
    八ー-l!  .!:::::i!:  !ヾ\`二 ´,/イ l.// .::i:i:i:i:i:i:i:i:i:i,
     ヽ. l!  l::::::i!:  ! |ヽ>==</,///.:. .:i:i:i:/:ー=-:ヽ_
      ?  .! ::::l!:  !.ト、ヽ __,ィ<,://.i:i:.:. .i:i:/.::i:i:i:i:i:i:i;i'i;i;ヽ
       ヾ、 .!:::::i!:  !.|  ̄/ ,//.::i:i:i:i:i:./ ./.::i:i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i;i;丶
        `、. !:::::i!:  !.ト、/ ./.::i:i:i:i:i:i// .:!.:.::i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;、
            ト.!:::::i!:  !.l/、. /.:.:.:i:i:i:i:/ / .:.i:.!:.:i:i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
          ハ !:::::i!:  !.-/ . : .: :i:/.: .: / .:i:i:i:!:.::i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i
            ヽ!:::::i!:  !' .   : /,: .:.:i:i/.:.::i:i:i:i!:::i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
.             !:::::i!:  !   //.:.::i:i:/.:.:.::i:i:i:i!::::i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i
.            !:::::i!:  !.' ./.:'.: .:.:.::.i:i/.:.:.:. ::i:i:i!: i::i:i:i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i;i;i;i;i;



┌───────────────────────────────────┐
│ 巡回だろうか、建物の外に出ていた竜人の戦士を、物陰から不意打ちで倒す    │
│ その後も1対1の戦いを心掛けながら、建物の深部へと進んで行った       .....│
└───────────────────────────────────┘

251 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:23:35 ID:???0



┌────────────────────────────────┐
│ 探索は順調かと思われたが、思わぬ所でちゅるやから声を掛けられる  ....│
└────────────────────────────────┘



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|    マコト、ちょっと壁を叩いてみてくれるにょろ?
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |



=、゙・:.::;: :.; :. :' ::.   ::.:. :.   .:.: ' /xXXXXXl} ゙:.;'     ,.ィニ=‐
Xx\∵:.;  :. ゙:.,:.  ?;:. :.:  :::' / xXXXXXノ二ニヽ.\、.//ィニ=-、
XXXxヽ.‘:.,:. .: .:   :.;:. .:’' /゛xXXXX/´二≧ヾi__Y_〃三ミヽ、
XXXXXx゙、?:..;.:' :.   ,;:.:.,:’. /xXXXXノ ,://ヾ;、 ̄'    `ヽ, `ヾ、  i
ヾXXXXXx\‘ :. :;':. ., ,' .::'/xXXXX;イ!〃イ;ニミゞ/´   /:::::.ヽ.    |!
\`__XXXXXxヽ、_ ___,イ ,xXXXX厶ゞ;レノ' /,イl! /イ",ィ=-ト、:::::;イ j!.ノ}
::;:.;`.、丶XXXXXXx\.、、,:;!xXXXXメ≠从f/__ソ≦≠‐、{_,.、 :::::、::{l?イメ=、
:.、" `:.ヽ.___xXXXXX}XXXXXXXXj`¨¨ ̄´  xXXXXX}厶=‐:::::、;ゞl||lメミヾ
`::.ヾ, .::. `ト、XXXXノXXXXXXXノxXXXXX{XXXXXXノ≦二::::::::}/从ヾ、ヽ
  ヾ:.`;:. ノxXーXXXXXXXXX/XXXXX_彡ヘテT/〃ト、ヾ、`ヾ、-‐|イ}l!ヾトヽ
.:.,:.:.__ハ;イXXヽXXXXXXXX/XXXXXX,イ`ト<l!/'{l!{l!il}|!}ヾi}/.:/|;ノjl! |l}`ヾ
:.?>イXXXxノXXX)XXX〃xXXXX/ /:`ヽゞヘト.{l!ヘ!i!}ノ_.:リ'_ノイ∧j' }i!
イ´XXXX}x:/XXX/XXX《x___/' ,':::i ト二ラヘl! /ヘィゞヲ彡イ,: |::∧ノ'     ん、こうか?…硬いな!?
XX、XXXノイXXXX/XXXX/.:.∧`ヾ:∨ {::::! .l/ヾ゙//、.::\>'.:/,: |:::.∧
XXy__/XXx}XX/XXXX/{:.:.{リノ}`ヾ::∨!\ ヘ∠-―!;、:::::::/ .::/ ':: |::::::∧     剣で壊すのはちょっと無理かもしれねえ
゙_,イフXXx、∠-‐'XXXXノ {゙:.:{',',ハ:::::}::::|、|ヘ`弋:;二=≧:\/ .::/ ,:::  !::::::::∧    
::...,!'XXx ハ`>r≦彡'/,{  レイ::}:::::}:;ハ、 ト、 `ニ‐'''`/>ヘ:/ /.:.  |:::::::::::∧
:./XXヾ/ー} ミ}::!>―'/ ! i i|/,}::}:::;'イ 、\!:ヘー-゙:::-イニヘ/ __j´ ̄ ̄´
イXX ノミヽニ} ゙ |―‐ニ彡'{,!iヘ!/;}::!;;イl!ト、ヽ. \ミー‐イ'j、::、ゝ<
XXノヘト、ヾ、}  !二ニイ::_j'//:ノノ:/.::i!、::、ヽ゛::.ミ三/´:.>i  \ヘ____
-イ::.;:.ヾi゙ニ゙}  !>'/_ノ./,イ'::::/::::::!゙゙ヾ、 ト、::::::::(:/.:::::}   l、\-、 ` ヽ
::":∵ `:.弋ミ} ::.、|,ィ__-二/イ::::::/:::::::::!:  ヽ} ヾ.、:ー∨//l!:.   ト、 ヽ:.\:.:.:.
      トミ}、i:::.!彡ニニニイ/::::/::::::::::::|:   l  `,<_,;;厶::!:.:.:...:.:.:.i:.、.\:.:\

252 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:23:55 ID:???0



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|   表の入口も、鉄格子と封印の鍵がされた扉だったにょろ
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !   何かお宝でもあるのかもしれないにょろ
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│   だけど、あんまりのんびり探索してると闇が…
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |



                  , '"´ ̄ ̄ ̄ヽ` ` ヽ、
               | /\ _ヽレ-_,.-‐ヽ_ ヽ. \
            ヽ\|/__ニ=_‐:::::::ニ_-‐ヽ  ヽ  ヽ  ヽ |
            />/   ,.rァ:;:::::;i:::::::、ヽ ヽ  `、  ヽ | N
            /li /  / //!:/!|::|i:::| ヽ!`ヾ、 ‐-、 ',|'::l!:ノ,/
             /  /.  l/ l/ | !:| l::|  |   `ヽ、ヽ」::::::::∠_
             ,/! ̄ ̄ ̄| ̄|! フi::ト|:|、   -‐─ァ:::::::::::、‐-`ヽ、
          ,. '// |  .:::   / ヾ! リ |`ヽ 、 /"//ハ〉:::::ヽ  `ヽ
       ,. '´ /::/ .:|  ::   , '  .::. i::. |、ヽ|::r`、、/ 〃./:||::i、:ゝ\
      /   /.::/ .::|  :  /  .::  l:: |. `ヽ、ー゙゚ヘヽ_/ リ !/ i:|
    ∠_  / ::/  .:::|  .:  /   :::  i::  ! ̄ ̄ ̄ ̄{゙!  /  |:!
      ブ  :/  .:.::::|  .: /   ::::  !::  |::___ .」」 ノ  ノ
     ∠__  〈  .:.:::::|  /     :::  !ニー┘__`ー─-゙,
        `ヽ、`ーァ-、:|. /     ::  i:::、``ヾl:::::ー-ニr─ '      敵も妙に強いし、気になるな…
          /-ニ_ソ     ::  !:::. \ \:::;r‐'         もう少しペースを上げていくか
      ,. -‐/ .:::   `ー、‐-、_ : |/ヽ.  \. /
    / ,∠__      :l``ヽ `ヽl.  \__,ノ
   / / ,/    ̄``ー-、_|   /
  /,./'"´  ̄ ̄ヽ`ヽ‐-、  |ヽ./\
. /───- 、   \`ヽ`ヽ l ヽ:: \


┌───────────────────────────┐
│ ゾンビや小鬼を倒しつつ、細い廊下へと差し掛かった頃、   ...│
│ 牛頭の重戦士が守る部屋へと二人は抜けた          .....│
└───────────────────────────┘

253 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:24:19 ID:???0



  ----------<,,─,,,,   ヾヽ─ i;;i   リ ノ
        ,,--゙゙゙゙ヽ -,ヾミヽ ヽ;;| |;;i  /;/ ノ
           ,,,----≡ミ;;;;;;;;ヽ;;i |;;i./;/ /
         ,,-´´ ̄ ̄ ̄ニゞ;;;;;;;;;i;;;´;;;彡゙゙゙゙゙`丶、
    __,,,,,,,   ,,,-=彳゙゙彳彡イ;;;;;;;;ト、ミゞ\
       |  |卞ニ<  ,,ノ゙゙ //;;/i;;i;;;ヾ;ヽ ヾリ \
      |\ ヘ ̄ ̄\-,,, / /;/ i;;i |;;| ト ゞi  ヾ
      |  \ ヘ  O \\/ソ i;;i |;i リ ヾi   |
      | ̄ ̄─二二彡´彡弋i;;i、 |;i ∥ ∥
        |,,,,-''''´´ ̄  /   /\勹ヘ  |  |
       |        ,,,,-'乍ニ\ ヘ
    \   |    ,,,--''''´    ,,,_,\ヘ
      \|,,,∠´,,,,,,;-─-<´´´ ,,-イ゙´ ヘ 
     ,,,-''´7 //´゙- __``7 / i    ヘ       うおおおおお!!!
   -   / /:::::::::::::::::::::::::7 .// ,--,,, ヘ
   \   l /:::::::::::::::::::::::::::::/ /イ l''´    ´''
     ヘ .i  l::      :::::/ /   l
      \. l       / /     l
 \ヽ    \`-  _ /./ i       l
  `\V    `ミ=-─/ /      .l
   γ\        /  \\    l
  ヽ|  `ミ-,,    / ̄`---ゝ \  l
  l´  i  \ ` ̄ ´        \|

254 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:24:36 ID:???0



       !l    li                     \     \
      !i|    |i                       \   _\ フ    彡´
      i|    |i                         ゞ ,´ ヽ(く   二 ≡-
     .i|    |i,, ,,                      〃ニ(\ ノ ヾ ‐ = ≡ニ
     i|    ////                      ∥ i ヾ v´ ( 、  ` ヾ 、、
     li    il////                       〃! /ヾ、ヽ \、ヾ\、 、、
     il   i| ///                         v  ヾ\   \ ゙
     i   i|! //                            ゞ\    ヾ、
     l  |i  /                                  ゙\   ヾ、     , /
       |i                                   `ゝ   \    ///
       |i                                       ヽヽ  ゙ヾ  / //
      |i                 【連続攻撃!】               ヾヾ、   \/ /
     li|i . 【マコトの攻撃!盾で防御した!ダメージを10軽減】     丶、!ヾ、   ./ /
     |!  .【牛刀の重戦士に50のダメージ!牛頭の重戦士を倒した!】 . ヾ、 // /
                                              、. ゞV  /
                                            、  巛// ////
                                             i iii〃、  //
                                          ヽゞ、_ , ,ゞ  //   /
                                          く    ´´    /
                                         ,, 〃   `゙i !   ,, ゙ヾ、、
                                    ,,_ - ‐   !!〃       i^!  ヾ
                                 ,, 〃´´    ゞ  て 〃 ゞ ゞ゙ そ´
                           ,,..´`彡´´ ´  ,, - ‐ ‐ ゞ〃ゝr`〃 / て,, <フ
                     ,, ,, - ‐ ´´   ,, - ‐ ´ ヾ     /´´i !!>  /  /ヾ  \
                ., ,, - ‐ ´´   ,, ,, - ‐‐            /  /  ヽ   i // ヾ  / 丶
        ..,, - ‐ ´´     .,, ,, - ´               \i  |l ヽ ヾ li //  ヽ/
        ´     , ,, - ' '                     \ !| ヾ  ヾ  ヾ   !
           ´´                          \ li ヾ  ヾ   ヾ
                                        \|! /ゞ  ゞ

255 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:25:04 ID:???0



;;;-‐‐‐‐‐‐-ァ-''-;;;;;;;;;;;;∠_二ニ゛\_
'i,    ,_,,-'‐!  ゛ー-r=''''_ ヽ   |;;;;;;;
 y‐''''´,,..-‐'--''") 、_    ̄''ヽ-,ノー,,,,,,,,,,,,,,---‐‐''''' ̄ ,,,,,,,,
,,/;;; ,/´ ;;_;;;;,-‐"   ,/ ̄゛'''''\_-‐''´   ,,,,-‐'''''''''""""
,ノ;;;;レ";;::,/ ,r‐-,/‐--// / ̄,,r''´   _,,-'''´|
;;;;;;;;;;;;;;;イ/;;; ((,,,,,,/// /゛  ,,,,-''"   |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ∠,,>ミ‐‐'''')/,,,r--‐'' /     |:─---  ,,,,
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ー‐'''~ヾ、,        _/::::::::::::::::::::::::::ヽ、
;;;;;;;;;;;;;;;;;;::  ,r‐i'|ヽ|、 ヾ|、ヽ\     _,r'' \::::::::::::::::::::::::::::::::::
、;;;;;;;;;;;;;::: ,/::::::∥゛i、  'ヽ   ヾ、,,,r'''":::   ヾ:::::::::::::    /
:'ヽ;;;;;;;;;::: |;;;:____i, ヽ、  \_∠,ii,  ::::      ''-,,::::::  /
;: ' i,;;;;;;::: ,/;ヽゝ'ヽi:-i, -''''=ニヾ‐'イノ |  i;::         /
;  i,;;;: ,/` ,/::::入 \\ー-‐''" i   i,  \     /:::::::::::::::    なんとか倒せたが…ここは何なんだ?
;;i,  i、/ r゛ /:  :::::!''\ \ ̄  ____,i    i,   \  /::::::::::::::::::::
;;;;i,  i,  ゝ'::::: /::7‐- \ ヽ、  ,i  ,,,___,,i,    ヽ(__::::::::::::::::    宝箱は申し訳程度に置いてあったが、
;;;;;;;i、 i, \::::/:::ヾ─-,,,,,_ヽ、  ̄!/::::|:::::ノ    ::::::::ノ  ̄ ̄ ̄     この先は牢屋しかないぞ?
;;;:::::::i,  i,,  ヽヘ、\‐─一゛7‐-─ソ:::|/       く、
;::::::::;A、 i, ,,‐r‐-ヽ:::::ー-‐'''"  ,/   '''''''''''''''''''"" ,r''''"
::::::;/  i  i," |\ | \,,,,,  r ,/::    /      /
 ̄ \ 'ヽ,, \   i i/ヽ--イ:::::    |  ,/  ,/
\,  \ \ \  i i   \:::    ,,/  /
  ヽ   V|  \ \i |     ヽ   ,r'  /
   ''i  |    \ \        "  /




             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{       リ| l.│ i|
         レ!小lノ    `ヽ 从 |、i|    仲間になってくれそうな人の気配も感じなくなったし、
          ヽ|l ●   ●  .| |ノ│    踏んだり蹴ったりにょろ~
          |ヘ⊃ 、_,、_, ⊂⊃j | , |
            | /⌒l,、 __, .イァト|/ |  .   闇から逃げていてくれればいいけど、くたびれ儲けっさ
.          | /  /::|三/:://  ヽ |    そろそろ逃げないと、闇が近付いてきてるのが見えるにょろー
          | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |

256 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:25:38 ID:???0


┌────────────────────────────────────┐
│ 二人が落胆していると、誰もいないと思われた、暗い牢獄の方から中が聞こえた  ....│
└────────────────────────────────────┘



:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..... . . . .  . ::::
 ....::.:|:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::::: : : : :
 ....::.:|:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::: : :: : ::
 ....::.:|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :《》: :《》: : : : : : : : : : : : : : : :
 ..../ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\                         《》 《》
 ....|    誰か…いるんですか?   | ,.、t''T叮了丁丁Ti¬-、      《》 《》
 ....\__  _________/.<ヽ>‐ ´ || ̄|| ̄||`^''く,r`>、    《》 《》
 .....;::|                     .,心>イ'__||_||_||_||_||__ヾk,. ヘ   《》 《》
 .....:::|   ;; : . .    , ;..      ム,.//' ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄||;V‐''',   《》 《》
 .....;::|                    |ニ:!;{_||_||_||_||_||_||_||_,lYニl   《》 .《》
 .....;::|        ;::. .        ├'"!´|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄||`|''r┤   《》  《》
 .....:::|                     |-ー||]|_||_||_||_||_||_||_,|ー-|   《》.  《》
 .....:::|                     |-ー|´|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄||`|ー-|   《》  《》
 .....:::|               ` ;   |-ー|_,||_||_||_||_||_||_||_,|ー-|   《》   《》┨
 .....:;:|. `  .  .         .,     |-ー|´|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄||[|ー-|   《》  《》
 ..::::::|              . ; '  |-ー|_,||_||_||_||_||_||_||_,|ー-|   《》.  《》
 .....;/|    `;        .  _, ,..-‐|-ー|´|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄||`|ー-|   《》  《》
 .....:l i.      .,  ;.. . ._ "__,|..-‐'|-ー||]|_||_||_||_||_||_||_,|ー-|   《》 .《》
 .....;:lノ. ; '  _,,..-ー.'"l_. ._ l,..-‐; |-ー|´|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄|| ̄||`|ー-|   《》 《》




             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、  て
             / /" `ヽ ヽ  \ て
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{\    /リ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|    にょろっ!?マコト!
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !    誰か閉じ込められてるにょろ!
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |

257 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:29:26 ID:???0



                                /
                      {、、- ― x― ミ炎<⌒ヽ
                     /クハ  /   ノ/ハ/ \
                      \、、∧ /  ∨    /  i   i∨//
               ⌒≧vV/ /ヽ   ヘ  /   /  / 炎く⌒
                   ,ィ彡炎く   \{ У    /  / /爪ヘ\
                  ハ爪へ、、/ \炎⌒ヽ __/....!<ヾ!
                 { 小!   `\⌒フ爪\ ̄ //   / j
                  . -‐へ、\     У小    //   / /\
.                /  ///∧\_/  !'\   //___, イYi:.:.. \
             /  // //! |弋_・≧=---=≦・ア j !i/:l:.:..ヽ\\
           <  //  // l  !>--/ヾ /\ー―く! |:. ∨: :   \\   なに?おい、そこのアンタ!無事なのか!?
               ∨ /  . ://   |  / ∠ !\ ` ー 、j 从 ∨: :   У
             ∨ i...ノ: :/   r-|/ /___...j;、__\  〈乂/:   ∨: :   /
                 / |/.: :/:!  . : V KくV<ニ三>/_>/:::/:..   \/⌒
              \|/´ ̄7 . : 从\  >~< /从i :.:.   N/
                      く . : /爪:| \ー―-/!乂爪ー―く
                       \/ >′\ヽ-- " .:: </}ヽ
                        .. ´ \ ` ー―― ´ / /:.:.:.:\__
            ___ .-┬< ヾ、、  \ ____ /  .:/:.:.:.:.:.:.:./∧、、
      . -‐<丁  | | !、   \\、、    ___..∠/:.:.:.:.:.:.:.//i.:.:.:.:.:`:.:..、、
    / ` 、  |   | | iヘ` ー― ヽ--=ニ二ニ==/:.:.:.:.:.:.:.//:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:...、、
    , ′     \ !   | | l ヽ    ∨         .:/:.:.:.:.:.:.:.//:.:.!|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
.   /` ー ... __  !   | | l   \    ∨________;/:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:.i:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
  / \       ¨7    | | l     \、  ∨    .:/:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:.:.:i:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヘ

258 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:29:47 ID:???0


              _,,.. -‐……‐- 、
           ,r''"´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
           /::::::::::::::::::::::::|ヽ/|:::i:::::::::::::::::ヽ
         /::::::::::::::::::::/l:::::lヾー|:::!i::::::::::::::::::::',
       /::::::::::::::::::/:::/ l:::i:l  |::i !:::::i:::::::::::::::l
       /:::::::::/::::::/:::/ l:::l:l ..,_|! l:::::l!::::::i::::::::l
        {:i::::::/::::::イ:::/゙~ l::il:!   ゙!l' +::::ll::::::l::::::::l
       i|l::::::::::::::{i:/  l:/l!  ,,ィ灯沁、!::::::l:::::::::l
       リ !::i:::::::::::! ,ィチ圷     c;;;;r} ゙!:::/::::::::::i!      はい、なんとか。あ…あなた達は
          l:ハ:::::::::l″c;;ri    之ツ//:::::::::i:::l!  .   父に言われて助けに来てくれた人ですか?
          リ ヽ、::ヽ,ゝ‐'  、    /l:::/:::::::l::::li
           i}::ハ. `        ,イ:/::::::::l:::::l i
             il:::::ヘ .,   ´ `  / l/::::::::::!:::::l i
            /l:::i:::::::::::> .. .'´  /:::::::::::!::::::l  i
            / l:::l::::::::::i:::::, -,}    /::::::::::::l::::::::l.  i
            / l:::l::::::::::l‐'´ y'   ,/:::::::::::::l`ー 、l  i
            /  !::l::::::::::l  / , -//:::::::::::::/ /::ヽ.  i
        /  l::l::::::::::l /  / /::::::::::::://::::::::::::}   i
        /   l:l:::::::::::l / /  /:::::::::::::/´:::::::::::::::::i   i
         /    l:l::::::::::::l l/    /:::::::::::::/::::::::::::::::::::::l   i

┌──────────────────────────────┐
│                      ・ .・ .・ ・                ...│
│ 闇の中に浮かんだ女性は、今まで酷い扱いを受けたのだろうか    .│
│ どこか生気のない瞳を浮かべながら、二人に問いかけた         │
└──────────────────────────────┘

259 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:30:08 ID:???0



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l--    -- 从 |、i|    父?ちゅるや達は魔王討伐で王様に派遣された
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│    勇者一行にょろ
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |



            ,. イ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
        /::::::::::/:::::::::::::::/:::::::::::}ヽ,、::::::::::..
       /::::::::::::::::::::::::::/:::/!:::::::::::l-vi_,}:::::::::::ヽ
     /:::::::::::::/:::::::::::/::::::/ l:::::i|::::l    !:::::::::::∧
    ./:::::::::::::::{:i|:::::::/_!:_/_, i::/ !:::l    l::::::::::::::::l
   ,.イ::::::::::::::::::リ:{:::/,斗/=、// i:::l 、  l:::::::i:::::::::l
 //::::::::::i::::::::::::Ν{だ;;r∨゛   i/  \_}:::::/::::::::::l    ああ、そうなんですか。私の名前は王女言葉
´ /::::::::::/:::::::::::::/ 弋;汐   / ,x-=、/::::/:::::::::::/    
/:::::::::::/:::::::::::::∧    ̄     /fr/ }}/:::::::::::/      父…いえ、ヴィクター王はどうなさっていますか?
::::::::::::::/:::::::::::::/  、       i) ヒタ, ∠::::::::/ハ/
::::::::::::/:::::::::::::/   ヘ   ‐ 、    , イ::::/l/ .ノ  
::::::::_/::::::::::::∧    ヽ._  ,. . '::´:::::::/l
::/ l::::::::::::/  ',    /ァ、:::::::::/:::::::::::/ l
、  !::::::::::::{   ':、   ' ! \/:::::::::::/{.  ゙:,
∧ i:::::::::::::l    ヽ   l   /:::::::::::/::::l   ヽ
:::∧ l:::::::::::::l     ' 、l /:::::::::::/:::::::::l     \

260 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:30:26 ID:???0



                  , '"´ ̄ ̄ ̄ヽ` ` ヽ、
               | /\ _ヽレ-_,.-‐ヽ_ ヽ. \
            ヽ\|/__ニ=_‐:::::::ニ_-‐ヽ  ヽ  ヽ  ヽ |
            />/   ,.rァ:;:::::;i:::::::、ヽ ヽ  `、  ヽ | N
            /li /  / //!:/!|::|i:::| ヽ!`ヾ、 ‐-、 ',|'::l!:ノ,/
             /  /.  l/ l/ | !:| l::|  |   `ヽ、ヽ」::::::::∠_
             ,/! ̄ ̄ ̄| ̄|! フi::ト|:|、   -‐─ァ:::::::::::、‐-`ヽ、
          ,. '// |  .:::   / ヾ! リ |`ヽ 、 /"//ハ〉:::::ヽ  `ヽ
       ,. '´ /::/ .:|  ::   , '  .::. i::. |、ヽ|::r`、、/ 〃./:||::i、:ゝ\
      /   /.::/ .::|  :  /  .::  l:: |. `ヽ、ー゙゚ヘヽ_/ リ !/ i:|
    ∠_  / ::/  .:::|  .:  /   :::  i::  ! ̄ ̄ ̄ ̄{゙!  /  |:!
      ブ  :/  .:.::::|  .: /   ::::  !::  |::___ .」」 ノ  ノ   城にまで闇が迫っていたからな
     ∠__  〈  .:.:::::|  /     :::  !ニー┘__`ー─-゙,
        `ヽ、`ーァ-、:|. /     ::  i:::、``ヾl:::::ー-ニr─ '       どうやってか、城からどこかに行っちまったよ
          /-ニ_ソ     ::  !:::. \ \:::;r‐'
      ,. -‐/ .:::   `ー、‐-、_ : |/ヽ.  \. /
    / ,∠__      :l``ヽ `ヽl.  \__,ノ
   / / ,/    ̄``ー-、_|   /
  /,./'"´  ̄ ̄ヽ`ヽ‐-、  |ヽ./\
. /───- 、   \`ヽ`ヽ l ヽ:: \



           /::::::::::::::::::/|::::::,l:::|    l::::::::::::::::::::::::::':,
        /::::::::::::::/:::i !:::/l:::|     !:::::i|::::::::::::::::::::',
          !:::::::::::::/i::::| l::/ l:::|_   l:::::l|:::::::::::::::::::::i
       {::::::/:::::{,l斗'´l/ l:::| ` ー ト::/ !:::::::::::::::::::::!
       l:::::::::::::イ|:::|__/.  |::j ,zi==x' j:::::::::l::::::::::::|
          !:::l:::::::::l|.灯沁  |/  {rv斗仆::::::/:::::::::::::|
          Νヾ、:ヽ 乂ツ       ゞ‐ ' /:::/::::::::::::::::|     闇はそこまで…では国も全て
             }::ハ``   、     //|:::::::::::::i:::::::l!     飲み込まれてしまったのですね
             |:::∧    _     '´/ |:::::::::::::l:::::::|l
             |::::i:::\     `    / |:::::::::::::l::::::::l.l    では勇者様、私を貴方の仲間として、
             |::::!:::::::::> 、 _ .ィ    |:::::::::::::l:::::::::l l    一緒に旅に連れて行って頂けませんか?
            |:::|:::::::::::::i::::::::::::,l     |:::::::::::::l::::::::::l. l
            |:::|::/::::::::l::::,r‐'7    |:::::::::::::l\::::::l l   私にも剣の心得があります。それに使命…が……!?
           |::|/:::::::::::!~  /、 , -,rl:::::::::::::l  \l l
           |:/:::::::::::::|  /    .//:::::::::::::l     >、l
             /::::::::::::::::| i   / /:::::::::::::::{   /:::::ヽl
           /::::::::::::::ノ::|. l /  /:::::ハ::::::::::ヽ/::::::::::::::i l
          /::::::::::::::/ i::| l /  /::/ j:::::::::::::}:::::::::::::::::| l

261 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:30:38 ID:???0




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┌───────────────────────────────────────┐
│ 言葉王女の様子に異変を感じ、マコトが振り返ると、すぐ背後には闇が迫ってきていた     │
└───────────────────────────────────────┘

262 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:30:53 ID:???0



                                /
                      {、、- ― x― ミ炎<⌒ヽ
                     /クハ  /   ノ/ハ/ \
                      \、、∧ /  ∨    /  i   i∨//
               ⌒≧vV/ /ヽ   ヘ  /   /  / 炎く⌒
                   ,ィ彡炎く   \{ У    /  / /爪ヘ\
                  ハ爪へ、、/ \炎⌒ヽ __/....!<ヾ!
                 { 小!   `\⌒フ爪\ ̄ //   / j
                  . -‐へ、\     У小    //   / /\
.                /  ///∧\_/  !'\   //___, イYi:.:.. \
             /  // //! |弋_・≧=---=≦・ア j !i/:l:.:..ヽ\\
           <  //  // l  !>--/ヾ /\ー―く! |:. ∨: :   \\
               ∨ /  . ://   |  / ∠ !\ ` ー 、j 从 ∨: :   У    闇が…っ!
             ∨ i...ノ: :/   r-|/ /___...j;、__\  〈乂/:   ∨: :   /
                 / |/.: :/:!  . : V KくV<ニ三>/_>/:::/:..   \/⌒
              \|/´ ̄7 . : 从\  >~< /从i :.:.   N/
                      く . : /爪:| \ー―-/!乂爪ー―く
                       \/ >′\ヽ-- " .:: </}ヽ
                        .. ´ \ ` ー―― ´ / /:.:.:.:\__
            ___ .-┬< ヾ、、  \ ____ /  .:/:.:.:.:.:.:.:./∧、、
      . -‐<丁  | | !、   \\、、    ___..∠/:.:.:.:.:.:.:.//i.:.:.:.:.:`:.:..、、
    / ` 、  |   | | iヘ` ー― ヽ--=ニ二ニ==/:.:.:.:.:.:.:.//:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:...、、
    , ′     \ !   | | l ヽ    ∨         .:/:.:.:.:.:.:.:.//:.:.!|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
.   /` ー ... __  !   | | l   \    ∨________;/:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:.i:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
  / \       ¨7    | | l     \、  ∨    .:/:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:.:.:i:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヘ



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
      ?堯 ? {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l○    ○ 从 |、i|    すぐそこまで!?
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |

263 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 21:31:23 ID:gmH1ikb20 [2/3]
王女か・・・

264 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:32:15 ID:???0



             /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
            /:::::::::::::}`ヽ|ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
           /::::::::::::::::::::lーwiv}:::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::∧
         /::::::::::::::::::::::::l   l::::|i:::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::∧
           /:/:::::::l::::::ハ::::::l    l:::l !:i|:::::::::::::::::}::::::::::::::::::::}
        i!/{::::::::l:::/ }:i|::l ー-l:::l_j::| ∨::::::::::::!:::::::::::::::::::l
          {{ .i::::::::l/、 !:i|::l   j:/_ !:| ゛∨::::::::::|:::::::::::::::::::!
          ':, ∨:::::l! .ソ/ !:l  ´忙示抃 }:::::i::::彳ヽ::::::::::::i
         ヽ.∨:::i:!伝. l/    つ_r }  |:::::i::::::lヽ }:::::::::::|      これは……勇者様、私の事はお気になさらず
            ヘ从i,ノ/     ゞ-‐'   !:::/::::::l7./::::::::::::|      すぐに外に逃げて下さい
                <             !/:::::::::l'´:::::::::::::::|
                  lヽ _         /::::::::::::!:::::::::::::::::::l      貴方は最後の勇者様なのでしょう?
                  |::::` 、`     /::::::::::::::l:::::::::i:::::::::::! . 
                  |::::::::::` ー....ヽ´/::::::::::::::::l:::::::::i::::::::::::!  
                  |::::::::::::::::::i|::::'/::::::::::::::::∧:::::/::::::::::::::!、.    貴方が亡くなってしまっては、
                  |:::::::::::::::::!_l:/:::::::::::::::::/ ̄∨:::::::::::::::::! ヽ    世界の運命もそこで終わってしまいます
                  |:::::::::::://::::::::::::::::/_ ,.. _ \:::::::::::::::i   \
                  |:::::://::::::::::::::::/::::::::::::::::`ヽ::::::::::::::!    \
                  |/ ./::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::!     ヽ
            _, 、/  {::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::i
           く´   >、  从:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::!      }
             ゝ イ:::::\   ヽ:{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::i     /
            / /:::::::::::::::`ヽ/::::`::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::!   /




                  , '"´ ̄ ̄ ̄ヽ` ` ヽ、
               | /\ _ヽレ-_,.-‐ヽ_ ヽ. \
            ヽ\|/__ニ=_‐:::::::ニ_-‐ヽ  ヽ  ヽ  ヽ |
            />/   ,.rァ:;:::::;i:::::::、ヽ ヽ  `、  ヽ | N
            /li /  / //!:/!|::|i:::| ヽ!`ヾ、 ‐-、 ',|'::l!:ノ,/
             /  /.  l/ l/ | !:| l::|  |   `ヽ、ヽ」::::::::∠_
             ,/! ̄ ̄ ̄| ̄|! フi::ト|:|、   -‐─ァ:::::::::::、‐-`ヽ、
          ,. '// |  .:::   / ヾ! リ |`ヽ 、 /"//ハ〉:::::ヽ  `ヽ
       ,. '´ /::/ .:|  ::   , '  .::. i::. |、ヽ|::r`、、/ 〃./:||::i、:ゝ\
      /   /.::/ .::|  :  /  .::  l:: |. `ヽ、ー゙゚ヘヽ_/ リ !/ i:|
    ∠_  / ::/  .:::|  .:  /   :::  i::  ! ̄ ̄ ̄ ̄{゙!  /  |:!
      ブ  :/  .:.::::|  .: /   ::::  !::  |::___ .」」 ノ  ノ
     ∠__  〈  .:.:::::|  /     :::  !ニー┘__`ー─-゙,        …クソッ!行くぞちゅるや!
        `ヽ、`ーァ-、:|. /     ::  i:::、``ヾl:::::ー-ニr─ '
          /-ニ_ソ     ::  !:::. \ \:::;r‐'          
      ,. -‐/ .:::   `ー、‐-、_ : |/ヽ.  \. /
    / ,∠__      :l``ヽ `ヽl.  \__,ノ
   / / ,/    ̄``ー-、_|   /
  /,./'"´  ̄ ̄ヽ`ヽ‐-、  |ヽ./\
. /───- 、   \`ヽ`ヽ l ヽ:: \

265 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:32:38 ID:???0




             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|     なんでにょろ!?覚醒を使えば間に合うっさ!
          ヽ|l ||、_,、_ ||  |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ || ゝ._) ||j /⌒i !     王女様を助けるべきにょろ!
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |



|.:.:/.:.:i.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.::.:i/´/ /.:.:.:._/ ,r':,/ ./:./ ー=ェ、    |::.::i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i|
|:.:i.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:,:/i::.:/ /:.::.,r'´  // /:./      \ .|.::.:i.:.:i.:.:.:.:.:.:i.:.:.:|
|:.:i.:.:i:i.:.:.:.::.:.:i.:.:://.|.:.:/._|:.r'___  ,r' '´  /:/        \|:.,イ.:.::i.:.:.:.:.:::i:.:.:|
';;;i.:.:i.:i.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.::/ |:.:r'二==ミ/   ./'´   .テー-.、_   |:V.|.:.:.i.:.:.:.::::i.::.:|i
ヾ:|:.:i.:.:i.:.:.:.:.:i.:.:.:.:| ./iirヌ:::::::{__}ト'  /     ´ォニテ=ュミュ、/:.:ハ|.:.::i.:.:.:.:::i:.:.::|i
 `i.:i.:.:::i.:.:.:.::i.:.:.::|/ケオ i:::::::::::i |.           /:i::::"rベン'´ .|.:.::i.:.:.:.:イ.::イ:|i
  .i'|.:.:.::.:i.:.:.:.:i.:..::ト' |;;;;i:::::::::::i |           {;;i:::::::::`く;}ヌ .|:.::.i.:.:.://.:/i:.|i    ありがとう妖精さん
  .i.|i.:.:.:.:.:i.:.:.:.:ト,:.| : ,,ノ;;;;;;;;;::i.}.          .~.}::::::::::::i |Y`./.:.:i.:.:/.://.::i:.|.i
  .i.|.:i.:.:.:.:.:ト,:.:.:.|ヾ、.` =ニ=ー'           ./~;:;;;;;;;;;:;;ソ /.:.://.://.:.::i.::| i    でも、本当に私の事は気にしないでください
  i .|.:i.:.:.::.:.::i:\\`、          .     `-ミ;;;;;;,r'  /:.:/イ.:.:..:/.:.:.:.::i..:| i    勇者様、貴方の道のりに幸あらんことを
 .i |.:.:i.:.:.:.:.:i.:.:.:`トミェ_.         i:         ̄  /::/く/.:.:.:/.:.:.:.:.:i.:.:| i
 i .|.:.:.:i.:.:.:.:.:i.:.:.:i'ヽ                    /''/,r-'.:.:.:.:.:.:.:.:.::i.:.::| .i
. i  |.:.:.:.::i.:.:.:.::i.:.::i.:.:\        ー--          ./i.:.::./.:.:.:/.:.:.:.:.:i.:.:.:|  .i
..i  .|.:.:.:.:.:i.:.:.:.::.i:.:i..:.:.::.\                 /.::i.:.:/.:.:.:/.:.:.:.:.::i.:.:.::|  i
i  .i|.:.:.:.:.::i.:.:.:.:.:i.:i.:.:.:.::i.:.:` 、            , .r'´.:.:.:.:i:.:/.::.:/.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:|  .i
   i|.:.:.:.:.:.::.i.:.:.:.::.ii.:.:.:.:i.:.:.:.::| ` 、      , r:.'´.:.:.:.:.:.:.:.:.::i:/.:.::/.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.::|   i

266 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:33:04 ID:???0



;;;-‐‐‐‐‐‐-ァ-''-;;;;;;;;;;;;∠_二ニ゛\_
'i,    ,_,,-'‐!  ゛ー-r=''''_ ヽ   |;;;;;;;
 y‐''''´,,..-‐'--''") 、_    ̄''ヽ-,ノー,,,,,,,,,,,,,,---‐‐''''' ̄ ,,,,,,,,
,,/;;; ,/´ ;;_;;;;,-‐"   ,/ ̄゛'''''\_-‐''´   ,,,,-‐'''''''''""""
,ノ;;;;レ";;::,/ ,r‐-,/‐--// / ̄,,r''´   _,,-'''´|
;;;;;;;;;;;;;;;イ/;;; ((,,,,,,/// /゛  ,,,,-''"   |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ∠,,>ミ‐‐'''')/,,,r--‐'' /     |:─---  ,,,,
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ー‐'''~ヾ、,        _/::::::::::::::::::::::::::ヽ、
;;;;;;;;;;;;;;;;;;::  ,r‐i'|ヽ|、 ヾ|、ヽ\     _,r'' \::::::::::::::::::::::::::::::::::
、;;;;;;;;;;;;;::: ,/::::::∥゛i、  'ヽ   ヾ、,,,r'''":::   ヾ:::::::::::::    /
:'ヽ;;;;;;;;;::: |;;;:____i, ヽ、  \_∠,ii,  ::::      ''-,,::::::  /     すまん…
;: ' i,;;;;;;::: ,/;ヽゝ'ヽi:-i, -''''=ニヾ‐'イノ |  i;::         /
;  i,;;;: ,/` ,/::::入 \\ー-‐''" i   i,  \     /:::::::::::::::    行くぞちゅるや!「覚醒」!
;;i,  i、/ r゛ /:  :::::!''\ \ ̄  ____,i    i,   \  /::::::::::::::::::::
;;;;i,  i,  ゝ'::::: /::7‐- \ ヽ、  ,i  ,,,___,,i,    ヽ(__::::::::::::::::
;;;;;;;i、 i, \::::/:::ヾ─-,,,,,_ヽ、  ̄!/::::|:::::ノ    ::::::::ノ  ̄ ̄ ̄
;;;:::::::i,  i,,  ヽヘ、\‐─  ゛7‐-─ソ:::|/       く、
;::::::::;A、 i, ,,‐r‐-ヽ:::::ー-‐'''"  ,/   '''''''''''''''''''"" ,r''''"
::::::;/  i  i," |\ | \,,,,,  r ,/::    /      /
 ̄ \ 'ヽ,, \   i i/ヽ--イ:::::    |  ,/  ,/
\,  \ \ \  i i   \:::    ,,/  /
  ヽ   V|  \ \i |     ヽ   ,r'  /
   ''i  |    \ \        "  /



┌────────────────────────────────────────┐
│ 裏口は既に闇に飲み込まれていた                                   ....│
│                                                           .│
│ 「覚醒」を繰り返しながら、出口に嵌められた鉄格子を破壊して、なんとか脱出に成功した  ......│
│ 二人が出た辺りで、背後からは                                       .│
└────────────────────────────────────────┘

267 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:33:21 ID:???0



      .__,    .,iiiiii,、   ___                                              ,iiiiii,、
      .lllllllil  l!lllllll゙゙゙    ゙!!!llllll                                 l!lllllliiii、              llllllll゙
  .,,,,,,,,,,iilllllllliiiiiiiiii,_´   i,,,iiii,,,             '!lllii                     ゙゙゙゙゙゙゙               lllllll!゛
   ゙゙゙!!!lllllll!゙゙゙゙゙lllllll!゙   .゙゙゙!!!!!′  . _,iii、   ___,,,lllllliiiiiiiiillllllil  'iiiiiiiiiiiiiiiiiiiillllllllllllllli、            ,,iii、       .,lllllll′
   .,,illlll!゙  ,llllll!′       _,,iiilll!!´  .゙゙!!!!!゙!lllll゙゙,illlll!゙´   ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ ̄゛   ̄       ._,,,iiiillll!゙´       llll!!
  ,,,iilll!!゙゙,,,__,,,illllll!′    iiiiiiiiiillllll!!゙´       llllll゙゙゙´                    llllliiilllllllll!!!゙~         ,,l゙゛
   ̄  .゙!!lllllll!!゙       ゙!lllll!゙゙゛         llllll                      ゙!!!!!!゙゙´             illllll
       .´゛                        ゙゙゙´                                 ゙!!!!′



┌────────────────┐
│ と、何かが壊れる音がしていた  ......│
└────────────────┘

268 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:34:11 ID:???0



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{/    \リ| l │ i|
         レ!小l○    ○ 从 |、i|    …なんでっさ?なんで王女様を見捨てたにょろ?
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ         j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |



┌─────────────────────────────┐
│ 声を荒げるわけでもなく、静かな声でちゅるやが問いかけてくる   .│
└─────────────────────────────┘



                  , '"´ ̄ ̄ ̄ヽ` ` ヽ、
               | /\ _ヽレ-_,.-‐ヽ_ ヽ. \
            ヽ\|/__ニ=_‐:::::::ニ_-‐ヽ  ヽ  ヽ  ヽ |
            />/   ,.rァ:;:::::;i:::::::、ヽ ヽ  `、  ヽ | N
            /li /  / //!:/!|::|i:::| ヽ!`ヾ、 ‐-、 ',|'::l!:ノ,/
             /  /.  l/ l/ | !:| l::|  |   `ヽ、ヽ」::::::::∠_
             ,/! ̄ ̄ ̄| ̄|! フi::ト|:|、   -‐─ァ:::::::::::、‐-`ヽ、
          ,. '// |  .:::   / ヾ! リ |`ヽ 、 /"//ハ〉:::::ヽ  `ヽ
       ,. '´ /::/ .:|  ::   , '  .::. i::. |、ヽ|::r`、、/ 〃./:||::i、:ゝ\
      /   /.::/ .::|  :  /  .::  l:: |. `ヽ、ー゙゚ヘヽ_/ リ !/ i:|
    ∠_  / ::/  .:::|  .:  /   :::  i::  ! ̄ ̄ ̄ ̄{゙!  /  |:!
      ブ  :/  .:.::::|  .: /   ::::  !::  |::___ .」」 ノ  ノ
     ∠__  〈  .:.:::::|  /     :::  !ニー┘__`ー─-゙,
        `ヽ、`ーァ-、:|. /     ::  i:::、``ヾl:::::ー-ニr─ '
          /-ニ_ソ     ::  !:::. \ \:::;r‐'
      ,. -‐/ .:::   `ー、‐-、_ : |/ヽ.  \. /
    / ,∠__      :l``ヽ `ヽl.  \__,ノ
   / / ,/    ̄``ー-、_|   /
  /,./'"´  ̄ ̄ヽ`ヽ‐-、  |ヽ./\
. /───- 、   \`ヽ`ヽ l ヽ:: \


┌───────────────────────────────┐
│ マコトは何も言い訳をしなかった                         .│
│ 気まずい空気を残しながら、二人は尚も旅を続けていく            │
│                                            ....│
│ そして、それから1キロも歩かない内に、亜人でも魔物でもなく、       │
│ ましてや不死の化物とも違う、知性ある生き物の呼び声が聞こえた   ...│
└───────────────────────────────┘

269 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:35:12 ID:???0



         ________
       /:.'`::::\/:::::\
      /::            \
     /::.  /"""  """\ ヽ
     |::〉   ●"    ●" |      / 盗賊 . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
   (⌒ヽ             |)     |   まず旅人を殺します。それから…   │
    ( __     ( ∩∩ )    |       \________________/
      |  、_____  / 
      ヽ   \____/  /
.       \        /
         \____/

       ,. -:::::‐:::::‐:::::‐::-..、  
      //::          \
     /::.   _ノ  ヽ_ ヽ
     |::〉 ─┰┬┘└┰─|        / 盗賊  ̄ ̄ ̄\
   (⌒ヽ    ̄      ̄  |)       |    ヒヒヒ    │
    ( __     ( ∩∩ )    |         \__  ___/
      |  ヽ__人_ノ  |  
      ヽ    \__(_  |
       \          .l
         ' - , ____ノ

         .______
       /川川川川川\
      /.::            \
    <>/::.   _ノ   ヽ_ ヽ   
  <>  |::〉    \  /   |
 <> (⌒ヽ            |)      / .盗賊  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 <> ( __     ( ∩∩ )   .|        |    なんだ男か…  |
 {l|}   |   、_____ /        \__  _____/
 ル)    ヽ    \___/  /
        \       / 
          \. __/


┌──────────────────────────────────────────┐
│ 知性はあれども理性はなく、ましてや罪悪感など、どこかに置き去りにしてきたのだろう        │
│ 同じ人でありながら、今の世界の敵となった盗賊達だ                                 │
│                                                            ....│
│ 彼らは彼らにしか理解出来ない論理で人を襲い、その荷物を漁ってゆく                ....│
│ 重苦しいマコト達の前に現れた彼らは、身勝手な言葉を吐きながら、武器を抜いて近付いてくる    │
└──────────────────────────────────────────┘

270 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:35:40 ID:???0



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/::::ノ(:::: ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{`ヽ⌒::::: ノリ| l │ i|    こんな時に…マコト!
         レ!小l?::::::::::: ? 从 |、i|
          ヽ|l⊃ r‐‐v ⊂⊃ |ノ│    奴らを同じ人間と思っちゃいけないにょろ!
        /⌒ヽ__|ヘ  ヽ ノ    j /⌒i !    
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│    殺らなきゃこっちが殺られるにょろ!
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |    思いっきりぶちのめしてやるっさ!
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |



                         jヽ /⌒__
                     -‐爻彡'⌒ヽ
                        // //州::::ヽ`ヽノ
                ___jヽV{/У/7::|ヾヽヽ ヘノ}ノ}
                  >:::{´  ハ| } }  `}炎く
                 / /;小 / -‐-  ./}小jヽ}
                      {{ L ´ | /∧ | ` {    .       【盗賊の攻撃!マコトに28のダメージ!】
                        //  l  {:::} |         .    【盗賊の攻撃!マコトに31のダメージ!】
                    //    | {─} l    ヽ         【盗賊の攻撃!マコトに27のダメージ!】
                      / く⌒ヽ| L_」 L___ ゝ \
                  '⌒>-ヘ__!_',/}_´ーァ¨¨¨´
                . . :´{: : : : '.,     /   /` .
               . . :´: : : :{:', : : : : . -‐- /   /  l  \
               / : : : : : : : : ',.:.: : :.:.',⊥/   /      l \
            /: : : : : : : : :l.: : :',: : : : : V  /   |   !   \
              〈: : : : : : : : : :|: : : ヽ:.: : : : ヽ /     !    ./  ヽ
          /: ヽ.:.: : : : : : :.| : : : : ヽ:.: : : : ヽ     /   |  // ̄}i



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
      ?堯 ? {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l○    ○ 从 |、i|    マコト?何やってるっさ
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !    反撃!反撃するにょろ!
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |


┌─────────────────────────────────────┐
│ しかしマコトの動きは鈍く、通常ならその俊敏さで1対1に持ち込んで戦うはずが、    │
│ 正面に3人の敵を横一列に並べてしまった。そして…                      │
└─────────────────────────────────────┘

271 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:36:35 ID:???0
               
               
               ゞ,く゚ヽ._二ヾミ|=-ヽ゜ー=ニ=彡:.’ミ、`”⌒ヾ:.;^`’ー'゙、Y(゚ーくヾ゜{Yム'‐ヽ
               ‐-  .. ’.____”=-`ーヽ^ヾ_)゜ ` ヾ=~‐-..-‐-、_ ゛ 、`¬、゚'´ ヾ=') ゚V
                ̄二ニニ=-__三ニ=-≠‐ ‐=≡ ¨  ̄ ¨ ニ=‐-‐'  ヾ、  `ヽ:. ミ、ヾヽ
               、 _..=‐¨ ̄_ノィつ彡",-、  ,-、ゞ_) _ノ孑_ ,、 ̄ ¨ミ 、 _ .`゙,`ヽ、:.ミ:、ゞ
               ノヘ,ィ、 ,、!´;i;i;iノ.__ノ二_゚ノ'⌒。’フ’ノー=´イ.・ゞ=‐'^{`:.⌒`    \丶
               。‘メ._ノ>´ ̄=━-¨≧, ,,゙厶=-く;”ー=彡-=ニミ、`:. ,ノィ=ミ>、ヽ  ヾ
               ー'/;i:{斥く> '´ V゙ノ.、_ノイ,゜, _,` ,ィ゜’: .?`ゞ)_´¨ ニ=-、}ハ :}..、
               、i;i;i;iイヽニl| > ´ ! ,゚ _, ({ノ´/_,イ;! 、“.?.ノ′ヾ:´)(¨Y'ー'人ソ.:
               、∠___゜;   !:::::i!:  i、  /;ィ´ゞミ;;;≦=-ヽ,从 、 ‘.=ミ彡イ⌒ヾミニ=~r'ソ
                ヽ.  \. !::::::i!:  !};レイ /,イ;;i;;トミ;,、/` ぐ、};!_j!_,゜⌒ヾ=-.゚,・∵∴;
                  }  ',ヽ.!::::::i!:  !;;!ノ'  ./'ヘハ! };' /_ ∨;レノ( . ,;ヽ:. 、゜;、 ;,;,
                 ,゙   i il:::::::i!:  !く′ / //ヽ./、-=ゞ;;;く<. .: .…、`ー=ニミ:
                ./ヽ  j l !::::::i!:  !;;{,`/ ;{ i';! /イ,.=-ヽ〃ハ;;;;、 `ー-=, ゙.;?ゞ=-'
               /   \,′! !::::::i!:  !リ\_ゞ;;从;';;/ィ=-/{;;{/};;ト、j.  /ー=ミ’Y・.”
               ////, /ヽ i .! ::::i!:  !、:/イ;ィ颶rゞ=-、  ,};!ヘ!;'ヾ\/  . `ヾミイノ
               `<//,'   !´l :::::i!:  !゙トト、,;/ ;イヘ;!ヾ;,、_.ィ7ヾ、リ、   \ .。 `¨`ヘ.
                  `ト、__ヾl\!:::::i!:  !゙iゝ/ゝ!ハ-!ト∠リ/ィ |  ヽ.    > `, .。・'
                  `,ヾ:i!、 !:::::i!:  ! V/l/!\゙\!/ .!   ヽ / ,.=‐'’.  、_
                    }、__,l!゙゛. !:::::i!:  !く ∠-‐l‐-.\/イ7!    У\   ゙ , )},、    …「大激震」
                   |  l!  .!:::::l!:  !ヽ<゙=三≠、ヾ//j! ,ニ>´.::i:i:i:iヽ . . ∵´、
                   八ー-l!  .!:::::i!:  !ヾ\`二 ´,/イ l.// .::i:i:i:i:i:i:i:i:i:i,  ゙
                    ヽ. l!  l::::::i!:  ! |ヽ>==</,///.:. .:i:i:i:/:ー=-:ヽ_
                         .! ::::l!:  !.ト、ヽ __,ィ<,://.i:i:.:. .i:i:/.::i:i:i:i:i:i:i;i'i;i;ヽ
                      ヾ、 .!:::::i!:  !.|  ̄/ ,//.::i:i:i:i:i:./ ./.::i:i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i;i;丶
                       `、. !:::::i!:  !.ト、/ ./.::i:i:i:i:i:i// .:!.:.::i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;、
                           ト.!:::::i!:  !.l/、. /.:.:.:i:i:i:i:/ / .:.i:.!:.:i:i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
                         ハ !:::::i!:  !.-/ . : .: :i:/.: .: / .:i:i:i:!:.::i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i
                           ヽ!:::::i!:  !' .   : /,: .:.:i:i/.:.::i:i:i:i!:::i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
                ;  、     ,   !:::::i!:  !   //.:.::i:i:/.:.:.::i:i:i:i!::::i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i
               从ノ j!’ . ;   , .!:::::i!:  !.' ./.:'.: .:、_:.i:i/_ノ): ::i:i:i!: i:::i/.:i:i:i:i:i:i/;i;i;i/く
               {ハ:!{_{.';,、ハノ{{. ,:!:::::i!:  !(イ.:/ . .:、:i)):/,'r:' : .::i:ii!: :|::i: : . :i/:i:i: .:/〈;i
               ,:ゞ!,})゜;^ゝ=ミ/!:::::i!:  ! {ノイ ..:.:}゙Y:/ .}{イ:. :ノ.:i:i! :|:i:!: :〃.: :iノz’ ゞ';i
               {仆斗ソ:, ゚,:. <:i:i:.:! :; i!:  . 〃. :ノイ/.,ゞ、{/. :,:i:i! :!:!:γ=-く<,: 廴;
               :从r“, :ヾ:. ・’ノ\,!:゚;:.i!:  ! ,′,{ (:i://〃/\. ({:i:i! :!rイ爻_ノイ孑彡' .:
               ハ{ ;゜、 `;,/.:i:iィ7: i::i!:  . {_ノト、}ノ{ ゝ=くlililil;\)}:i レ゙{`ー' r彡" /.:;
               !,j! . 「.::i//.:/、!:: :i!:  !   廴jく\:.\lilililil;i;;`{:iノ人彡" . :彡" .;;
               . 。 . .丿.:i:i:/.:i:ヘ: !: ::i!:゜  .:  _..ノニニ=イ>'’r´{ノ{::ノ′.  〃 .彡'
               、. : /..::i:i:/:i:∧゚i l:。゙:!:: .i ー=彡',イ __/{_ソ)ノ. ;{斗"  ,彡′(´_.,
               ,゜/ .:.::i:i:i/:i:i:i/;i :r゜: :!:  |`ミ、(-{ {二ノ;爻ニ): .彡゜ . .,′_r=ニ ̄_
               / .:.::i:i:i:i:i/:i:i:i/;;ハ(.!:: ゙!:  |:. ヾ:.、´( ノ.:{ ーニ´.:彡"__ -≠(-:、 ノ(´ r、
               . . : .i:i:i:i/.::i:i/;/ ,ヘ}l::: :!:  |. `ヽ. r'_}ノリ _二ニ=≡¨ ̄≧、_ ゞ',ィ゜Tヾ
               .: .::i:i:i:i/:i:i:i//′ ノ{!:::::!:  ;  ヾ、 ⌒ ーっ`ヽ r‐=、/;i;i;i/ヽ:i:i:i! :i|:i:l!:
               :.:::i:i:i:i;′:i;゜′/ i i:::/  /  rヘ_ヾ ヽr'´.: /;i}{;i;i;i;i;i;i;i;〈:.:.:|:i:i:i:\!:i:i:
               :::i:i:i:i,′ ,′ '/. : :!.|/  / r'^′ }_ 二`ヽ/;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i}:.:i!:i:i:i:i、:iヽ::


┌───────────────────┐
│ 一撃で3人の敵を、一斉に斬り払った    │
└───────────────────┘


273 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:37:27 ID:???0



         ________
       /:.'`::::\/:::::\
      /::            \
     /::.  /"""  """\ ヽ
     |::〉   ●"    ●" |    
   (⌒ヽ             |)    ギャアアーー!!
    ( __     ( ∩∩ )    |     
      |  、_____  / 
      ヽ   \____/  /
.       \        /
         \____/



┌───────────────────────┐
│ そして、マコトの手の中にあったロングブレードは   │
└───────────────────────┘



       ,. -:::::‐:::::‐:::::‐::-..、  
      //::          \
     /::.   _ノ  ヽ_ ヽ
     |::〉 ─┰┬┘└┰─|    
   (⌒ヽ    ̄      ̄  |)   ギャアアーー!!
    ( __     ( ∩∩ )    |     
      |  ヽ__人_ノ  |  
      ヽ    \__(_  |
       \          .l
         ' - , ____ノ



┌───────────────┐
│ 同時に跡形もなく砕け散った   ..│
└───────────────┘




         .______
       /川川川川川\
      /.::            \
    <>/::.   _ノ   ヽ_ ヽ   
  <>  |::〉    \  /   |
 <> (⌒ヽ            |)   
 <> ( __     ( ∩∩ )   .|     ギャアアーー!!
 {l|}   |   、_____ /     
 ル)    ヽ    \___/  /
        \       / 
          \. __/



┌──────────────────┐
│ それを見て、ちゅるやはやっと気付く    .│
└──────────────────┘

274 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:37:50 ID:???0



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
      ?堯 ? {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l○    ○ 从 |、i|    (あのまま牢屋を壊そうとしてたら、
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│    マコトの剣が砕けて、全員があそこで…)
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |


┌───────────────────┐
│ 言葉を失っているちゅるやに、マコトは    │
└───────────────────┘



                  , '"´ ̄ ̄ ̄ヽ` ` ヽ、
               | /\ _ヽレ-_,.-‐ヽ_ ヽ. \
            ヽ\|/__ニ=_‐:::::::ニ_-‐ヽ  ヽ  ヽ  ヽ |
            />/   ,.rァ:;:::::;i:::::::、ヽ ヽ  `、  ヽ | N
            /li /  / //!:/!|::|i:::| ヽ!`ヾ、 ‐-、 ',|'::l!:ノ,/
             /  /.  l/ l/ | !:| l::|  |   `ヽ、ヽ」::::::::∠_
             ,/! ̄ ̄ ̄| ̄|! フi::ト|:|、   -‐─ァ:::::::::::、‐-`ヽ、
          ,. '// |  .:::   / ヾ! リ |`ヽ 、 /"//ハ〉:::::ヽ  `ヽ
       ,. '´ /::/ .:|  ::   , '  .::. i::. |、ヽ|::r`、、/ 〃./:||::i、:ゝ\
      /   /.::/ .::|  :  /  .::  l:: |. `ヽ、ー゙゚ヘヽ_/ リ !/ i:|
    ∠_  / ::/  .:::|  .:  /   :::  i::  ! ̄ ̄ ̄ ̄{゙!  /  |:!
      ブ  :/  .:.::::|  .: /   ::::  !::  |::___ .」」 ノ  ノ
     ∠__  〈  .:.:::::|  /     :::  !ニー┘__`ー─-゙,       うるせえな…断末魔くらい一斉に上げろっての…
        `ヽ、`ーァ-、:|. /     ::  i:::、``ヾl:::::ー-ニr─ '
          /-ニ_ソ     ::  !:::. \ \:::;r‐'          声も上げずに死ぬ奴だって居るってのによ
      ,. -‐/ .:::   `ー、‐-、_ : |/ヽ.  \. /
    / ,∠__      :l``ヽ `ヽl.  \__,ノ
   / / ,/    ̄``ー-、_|   /
  /,./'"´  ̄ ̄ヽ`ヽ‐-、  |ヽ./\
. /───- 、   \`ヽ`ヽ l ヽ:: \


┌────────────┐
│ そう呟いただけだった   .│
└────────────┘

275 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:38:14 ID:???0



┌────────────────────────────────────────────┐
│ 気まずい沈黙が落ちる中、二人は盗賊が落とした物資を回収していた                     .│
│                                                                │
│ 旅の途中、いくつもの武器や防具、道具が落ちている事がある                          .│
│ 東へと逃げた人々が慌てて、または魔物に襲われて、様々な理由で落としていったものだ          .│
│                                                                │
│ 当初は盗賊連中も、そうした物資目当てで各地を放浪していたのだろうか?                 .│
│ それとも闇に怯える中、自暴自棄となって、もしくは元からの素養から、盗賊に身をやつしたのか?    .│
│ それは二人には知る由もない。しかし、今や彼らもまた、人類全ての敵である                ..│
│                                                                │
│ 彼らを倒す事も、または持ち物を奪う事も、衛兵は推奨こそすれども、咎める事はない            .│
└────────────────────────────────────────────┘

 

                  , '"´ ̄ ̄ ̄ヽ` ` ヽ、
               | /\ _ヽレ-_,.-‐ヽ_ ヽ. \
            ヽ\|/__ニ=_‐:::::::ニ_-‐ヽ  ヽ  ヽ  ヽ |
            />/   ,.rァ:;:::::;i:::::::、ヽ ヽ  `、  ヽ | N
            /li /  / //!:/!|::|i:::| ヽ!`ヾ、 ‐-、 ',|'::l!:ノ,/
             /  /.  l/ l/ | !:| l::|  |   `ヽ、ヽ」::::::::∠_
             ,/! ̄ ̄ ̄| ̄|! フi::ト|:|、   -‐─ァ:::::::::::、‐-`ヽ、
          ,. '// |  .:::   / ヾ! リ |`ヽ 、 /"//ハ〉:::::ヽ  `ヽ
       ,. '´ /::/ .:|  ::   , '  .::. i::. |、ヽ|::r`、、/ 〃./:||::i、:ゝ\
      /   /.::/ .::|  :  /  .::  l:: |. `ヽ、ー゙゚ヘヽ_/ リ !/ i:|
    ∠_  / ::/  .:::|  .:  /   :::  i::  ! ̄ ̄ ̄ ̄{゙!  /  |:!
      ブ  :/  .:.::::|  .: /   ::::  !::  |::___ .」」 ノ  ノ
     ∠__  〈  .:.:::::|  /     :::  !ニー┘__`ー─-゙,        お?バトルアックスか
        `ヽ、`ーァ-、:|. /     ::  i:::、``ヾl:::::ー-ニr─ ' 
          /-ニ_ソ     ::  !:::. \ \:::;r‐'           あんまり使った事はないけど、これは使えそうだ
      ,. -‐/ .:::   `ー、‐-、_ : |/ヽ.  \. /             確か宝箱なんかを壊すのに使いやすいって話だったな
    / ,∠__      :l``ヽ `ヽl.  \__,ノ
   / / ,/    ̄``ー-、_|   /
  /,./'"´  ̄ ̄ヽ`ヽ‐-、  |ヽ./\
. /───- 、   \`ヽ`ヽ l ヽ:: \

276 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:38:30 ID:???0



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{       リ| l.│ i|
         レ!小lノ    `ヽ 从 |、i|    (それに壁も…)
          ヽ|l ●   ●  .| |ノ│
          |ヘ⊃ 、_,、_, ⊂⊃j | , |     ねえマコト、さっきは…
            | /⌒l,、 __, .イァト|/ |
.          | /  /::|三/:://  ヽ |
          | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |


┌───────────────────────┐
│ そう言いかけた時だった                  .│
│ マコトの目に、何か変わった形の鍵が目に入る   ....│
└───────────────────────┘






                        ,ィ=、、
                     ((  _r)}
                         ,r=,'-‐'゙
                、,.ェ==ー〃/
                  `ヾ.、 r'"`ヾヽ.
                    ゞ:_ゝ,_ン゙ ゞゝ,
                     ,r'ミf-==ア`
                 /ヽ/,rァ7/´
                    /ヽ//777'
                 /ヽ//777'
                    /ヽ/7777'
                 /ヽ/ゞェツ
                  ,ゞン゙
                //
             ,. ‐ニノ
          i i´
            ゙).)
          //
           ○

277 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:38:53 ID:???0


                  , '"´ ̄ ̄ ̄ヽ` ` ヽ、
               | /\ _ヽレ-_,.-‐ヽ_ ヽ. \
            ヽ\|/__ニ=_‐:::::::ニ_-‐ヽ  ヽ  ヽ  ヽ |
            />/   ,.rァ:;:::::;i:::::::、ヽ ヽ  `、  ヽ | N
            /li /  / //!:/!|::|i:::| ヽ!`ヾ、 ‐-、 ',|'::l!:ノ,/
             /  /.  l/ l/ | !:| l::|  |   `ヽ、ヽ」::::::::∠_
             ,/! ̄ ̄ ̄| ̄|! フi::ト|:|、   -‐─ァ:::::::::::、‐-`ヽ、
          ,. '// |  .:::   / ヾ! リ |`ヽ 、 /"//ハ〉:::::ヽ  `ヽ
       ,. '´ /::/ .:|  ::   , '  .::. i::. |、ヽ|::r`、、/ 〃./:||::i、:ゝ\
      /   /.::/ .::|  :  /  .::  l:: |. `ヽ、ー゙゚ヘヽ_/ リ !/ i:|
    ∠_  / ::/  .:::|  .:  /   :::  i::  ! ̄ ̄ ̄ ̄{゙!  /  |:!
      ブ  :/  .:.::::|  .: /   ::::  !::  |::___ .」」 ノ  ノ
     ∠__  〈  .:.:::::|  /     :::  !ニー┘__`ー─-゙,        ん?なんだこれ?どこかの鍵か?
        `ヽ、`ーァ-、:|. /     ::  i:::、``ヾl:::::ー-ニr─ '.       
          /-ニ_ソ     ::  !:::. \ \:::;r‐'
      ,. -‐/ .:::   `ー、‐-、_ : |/ヽ.  \. /
    / ,∠__      :l``ヽ `ヽl.  \__,ノ
   / / ,/    ̄``ー-、_|   /
  /,./'"´  ̄ ̄ヽ`ヽ‐-、  |ヽ./\
. /───- 、   \`ヽ`ヽ l ヽ:: \


┌───────────────────────────────────────┐
│ ちゅるやが言いたい事は何となく察していたものの、                        .│
│ マコト本人も自分が王女を見捨てたと思っている。慰めも謝罪も、今は聞きたくなかった   .│
│                                                         .│
│ しばらくは、何かで気を紛らわせたかった                                │
└───────────────────────────────────────┘



       _l      -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
       \   / /" `ヽ ヽ  \
      <  //, '/     ヽハ  、 ヽ
      / 〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|    それは…封印の鍵にょろ…
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ|
          |ヘ   ゝ._)   j.  | , |    封印の掛かった扉を開く、一度限りの鍵っさ…
            | /⌒l,、 __, .イァト|/ |
.          | /  /::|三/:://  ヽ |
          | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |

278 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:39:29 ID:???0



                         jヽ /⌒__
                     -‐爻彡'⌒ヽ
                        // //州::::ヽ`ヽノ
                ___jヽV{/У/7::|ヾヽヽ ヘノ}ノ}
                  >:::{´  ハ| } }  `}炎く
                 / /;小 / -‐-  ./}小jヽ}     封印の…さっき監獄の部屋の前にあったやつか…?
                      {{ L ´ | /∧ | ` {
                        //  l  {:::} |           これをさっき持っていれば…
                    //    | {─} l    ヽ
                      / く⌒ヽ| L_」 L___ ゝ \
                  '⌒>-ヘ__!_',/}_´ーァ¨¨¨´
                . . :´{: : : : '.,     /   /` .
               . . :´: : : :{:', : : : : . -‐- /   /  l  \
               / : : : : : : : : ',.:.: : :.:.',⊥/   /      l \
            /: : : : : : : : :l.: : :',: : : : : V  /   |   !   \
              〈: : : : : : : : : :|: : : ヽ:.: : : : ヽ /     !    ./  ヽ
          /: ヽ.:.: : : : : : :.| : : : : ヽ:.: : : : ヽ     /   |  // ̄}i



             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、 ;
         ; / /" `ヽ ヽ  \ {
           ;//, '/     ヽハ  、 ヽ ;
.         ;〃 {_{       リ| l.│ i| ;     それは…言っても…しょうがない事にょろぉ…
.        { レ!小lノ    `ヽ 从 |、i|
      O 。 ヽ|l。/⌒l  /⌒ヽ。 |ノ│。゚
         o   | /  /  \  \| ,|  〇



┌────────────────────────────┐
│ 鞄の中でちゅるやが泣き出しているが、マコトにも、        ...│
│ 今この小さな同行者を慰める言葉はどこにもない          │
│                                         .│
│ マコトはバトルアックスを担ぎながら、少しだけ静かに歩いた  ......│
└────────────────────────────┘

279 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:40:01 ID:???0



┌─────┐
│ と…    .│
└─────┘




       _l      -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
       \   / /" `ヽ ヽ  \
      <  //, '/     ヽハ  、 ヽ
      / 〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|    マコト!この先にまた仲間になってくれそうな
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ|    人の気配がするにょろ!
          |ヘ   ゝ._)   j.  | , |
            | /⌒l,、 __, .イァト|/ |
.          | /  /::|三/:://  ヽ |
          | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |



                  , '"´ ̄ ̄ ̄ヽ` ` ヽ、
               | /\ _ヽレ-_,.-‐ヽ_ ヽ. \
            ヽ\|/__ニ=_‐:::::::ニ_-‐ヽ  ヽ  ヽ  ヽ |
            />/   ,.rァ:;:::::;i:::::::、ヽ ヽ  `、  ヽ | N
            /li /  / //!:/!|::|i:::| ヽ!`ヾ、 ‐-、 ',|'::l!:ノ,/
             /  /.  l/ l/ | !:| l::|  |   `ヽ、ヽ」::::::::∠_
             ,/! ̄ ̄ ̄| ̄|! フi::ト|:|、   -‐─ァ:::::::::::、‐-`ヽ、
          ,. '// |  .:::   / ヾ! リ |`ヽ 、 /"//ハ〉:::::ヽ  `ヽ
       ,. '´ /::/ .:|  ::   , '  .::. i::. |、ヽ|::r`、、/ 〃./:||::i、:ゝ\
      /   /.::/ .::|  :  /  .::  l:: |. `ヽ、ー゙゚ヘヽ_/ リ !/ i:|
    ∠_  / ::/  .:::|  .:  /   :::  i::  ! ̄ ̄ ̄ ̄{゙!  /  |:!
      ブ  :/  .:.::::|  .: /   ::::  !::  |::___ .」」 ノ  ノ   意外と波長が合う人間って多いのかねえ…
     ∠__  〈  .:.:::::|  /     :::  !ニー┘__`ー─-゙,
        `ヽ、`ーァ-、:|. /     ::  i:::、``ヾl:::::ー-ニr─ '       こんな、誰ひとり助けられない俺と…ん?
          /-ニ_ソ     ::  !:::. \ \:::;r‐'
      ,. -‐/ .:::   `ー、‐-、_ : |/ヽ.  \. /
    / ,∠__      :l``ヽ `ヽl.  \__,ノ
   / / ,/    ̄``ー-、_|   /
  /,./'"´  ̄ ̄ヽ`ヽ‐-、  |ヽ./\
. /───- 、   \`ヽ`ヽ l ヽ:: \


┌──────────────────────────────┐
│ 悲観的な言葉を呟いたマコトの前に、見覚えのある建物が見えた   .│
│ 館のような、砦のような…                           .│
└──────────────────────────────┘

280 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:40:36 ID:???0



  ----------<,,─,,,,   ヾヽ─ i;;i   リ ノ
        ,,--゙゙゙゙ヽ -,ヾミヽ ヽ;;| |;;i  /;/ ノ
           ,,,----≡ミ;;;;;;;;ヽ;;i |;;i./;/ /
         ,,-´´ ̄ ̄ ̄ニゞ;;;;;;;;;i;;;´;;;彡゙゙゙゙゙`丶、
    __,,,,,,,   ,,,-=彳゙゙彳彡イ;;;;;;;;ト、ミゞ\
       |  |卞ニ<  ,,ノ゙゙ //;;/i;;i;;;ヾ;ヽ ヾリ \
      |\ ヘ ̄ ̄\-,,, / /;/ i;;i |;;| ト ゞi  ヾ
      |  \ ヘ  O \\/ソ i;;i |;i リ ヾi   |
      | ̄ ̄─二二彡´彡弋i;;i、 |;i ∥ ∥
        |,,,,-''''´´ ̄  /   /\勹ヘ  |  |
       |        ,,,,-'乍ニ\ ヘ
    \   |    ,,,--''''´    ,,,_,\ヘ
      \|,,,∠´,,,,,,;-─-<´´´ ,,-イ゙´ ヘ
     ,,,-''´7 //´゙- __``7 / i    ヘ      ちゅるやぁ!!走るぞ!!!
   -   / /:::::::::::::::::::::::::7 .// ,--,,, ヘ      今度こそ、絶対に助け出してやる!!
   \   l /:::::::::::::::::::::::::::::/ /イ l''´    ´''
     ヘ .i  l::      :::::/ /   l
      \. l       / /     l
 \ヽ    \`-  _ /./ i       l         「ベルセルク」!
  `\V    `ミ=-─/ /      .l
   γ\        /  \\    l
  ヽ|  `ミ-,,    / ̄`---ゝ \  l
  l´  i  \ ` ̄ ´        \|


┌──────────────────────────────────────────┐
│ 日が変わったばかりだというのに、マコトは日に一度しか使えず、                    ...│
│ リスクも高い「ベルセルク」を躊躇なく使い、先ほど拾ったばかりの鍵で封印の扉を開き、       │
│ 一息に、牢獄前の魔物を倒す。そして同じく拾ったばかりのバトルアックスで、牢を殴り壊した!    │
│                                                            ....│
│ ここまで全て、王女が閉じ込められていた建物と同じ構造だった                    ......│
│ ここにも王女のように、魔物に捕らえられた誰かがいるはずだ。マコトはそう確信していた      ..│
└──────────────────────────────────────────┘

281 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:43:07 ID:???0


┌──────────────────────────────────────┐
│いや、むしろそう信じたかった。今度こそ救える命があるのだと                  │
│                                                       .│
│悲愴とも言える覚悟と、命すら削った制圧劇を後ろに、牢獄に捕らえられていたのは…    .│
└──────────────────────────────────────┘



      / : : : : : : : : : : :/: : :| : : : : : : :/.::   | :| |: :|::         |: : : : : : : : : : : :l
.     / : : : : : : : : : : :/: : : :| : : l : : :/.::  │:| |: :|::        |: : :| : : : : : : : : l
    /: : :/ : : : : : : : /: : : : :| : : i : :/.::     ! :| |: :|::       |: : :| : : : : : : : : l
.    /: : ,イ : : : : : : : / : : :/: :| :._⊥/-─‐   ! :l .|: :| ──- ..   |:|: :l!: : :l : : : : : |
   /: :/ │: : : : l : : !: : : :|:,.イ´.: l/.::::::::::  /:/  |: :|:::::::::::::... `メ |: :|!: : :l : : : : : |
  ,' : ,′ | : : : : l : : |: : :.イ:/|: : :/-─<  /:/  |: :| >─‐--、`下y'| : : l: : : : : :|
  │: |  | : : : : | : : |: : : :|:.:_,.ィ≠≦三ミ /'"   |: :l  彡三≧ェx |/ ヽ: : :l : : : : :|!   牢は破ったんですけど…
  │: |  | : : : : | : :│: : :l,イィ'::l|li|l|li|!:|      | /   |::l|il||i|li:ヾ;、 | : : :| : : : : i:!     また捕まっちゃいました…
  │: l  l: :/: : :| : : l : : 〃 {:::::l|l|l|l|l|::|        j,′   |::l|l|l|l|l|::::}ヽゝ : : :l : : : :,ハ
  |: :,′ ∨: : : :l : : l : : : l: .∨:!!|l|ll!!::|             |:::!l!|l|l!!::/ /} : : /: : : :/ : :l   あなた方は…
  |: ′  ∧ : : : |∨ l: : : :|: :',∨:::::::::::j_           {::::::::::::::/ // : :/| : : :/ :| : l     助けに来てくれたんですか?
  i,′  / ヽ : : | ∨ : : : |!.:ハ>=≦三三       三≧==<. //: : /: | : :/ : :| : |
    /   | \| : ∨ : : ハ : :{三三三三    三:.  三三三三ムイ: : :| :/ : : :| : |
         | : |: : : :|\: {\乂三三三    i!三三三三三三三/ :| : : :|/ : : : :| : |
         | : |: : : :| : :ヽ\  ̄        _Ξ三三三三三,/| : |: : : : | : : : :| : |
          | : | : : : |: : : :|` |lヽ、        ´ ̄` 三三三三:,イ: :| : |: : : : | : : : :| : |
          | : | : : : |: : : :| : |l |: |li:..、      三三三三才il| :l : :| : |: : : : | : : : :| : |



┌──────────────────────────────┐
│                      ・ .・ .・ ・                ...│
│ 闇の中に浮かんだ女性は、今まで酷い扱いを受けたのだろうか    .│
│ どこか生気のない瞳を浮かべながら、二人に問いかけた         │
└──────────────────────────────┘

282 名前:michi[] 投稿日:2012/08/23(木) 21:44:13 ID:???0



  ----------<,,─,,,,   ヾヽ─ i;;i   リ ノ
        ,,--゙゙゙゙ヽ -,ヾミヽ ヽ;;| |;;i  /;/ ノ
           ,,,----≡ミ;;;;;;;;ヽ;;i |;;i./;/ /
         ,,-´´ ̄ ̄ ̄ニゞ;;;;;;;;;i;;;´;;;彡゙゙゙゙゙`丶、
    __,,,,,,,   ,,,-=彳゙゙彳彡イ;;;;;;;;ト、ミゞ\
       |  |卞ニ<  ,,ノ゙゙ //;;/i;;i;;;ヾ;ヽ ヾリ \
      |\ ヘ ̄ ̄\-,,, / /;/ i;;i |;;| ト ゞi  ヾ
      |  \ ヘ  O \\/ソ i;;i |;i リ ヾi   |
      | ̄ ̄─二二彡´彡弋i;;i、 |;i ∥ ∥
        |,,,,-''''´´ ̄  /   /\勹ヘ  |  |
       |        ,,,,-'乍ニ\ ヘ
    \   |    ,,,--''''´    ,,,_,\ヘ
      \|,,,∠´,,,,,,;-─-<´´´ ,,-イ゙´ ヘ
     ,,,-''´7 //´゙- __``7 / i    ヘ
   -   / /:::::::::::::::::::::::::7 .// ,--,,, ヘ       「」
   \   l /:::::::::::::::::::::::::::::/ /イ l''´    ´''
     ヘ .i  l::      :::::/ /   l
      \. l       / /     l
 \ヽ    \`-  _ /./ i       l
  `\V    `ミ=-─/ /      .l
   γ\        /  \\    l
  ヽ|  `ミ-,,    / ̄`---ゝ \  l
  l´  i  \ ` ̄ ´        \|



           /{        /⌒ヽ
        ./∠二二二ニヽ {三三}                _
        ./ ,-‐7´ ̄ ̄ ̄`ー、|   |             /イヽ /ヽ
      |  / / ο  ミ   ヽ二\|ー─-、      / /|/  ノ
      レ /     >ー-、    Y'\\    ̄`~ブ / { \/
      / !       >ーー'   └廴\\    〈 ____}/|
      |  !  、 ○  ミ        | i^iー、ヾヽ   〉     |   |
       |  ー、_|_,ハ,ヘ      ___|_|_|_\ i~i\/      〉__ノ
      ヽ  _三二ハ⌒ヽ/_,-‐'´,-‐'´ ̄/∧くー=ニニ二三、|‐┬‐、
         \    に二ミ  \_,-‐'´    ヽヽハヽ        <  |   )
          ヽ__,-ニニニヽ  |         | |  | }      |ー┴‐'
          .(   \\,_  }  ト、____| |_| |、______|
           `ー─|_|__|_ノ  ノ、 \      {/  |/
                  / /  \_二ニ=-
                  ̄ ̄



┌────────────┐
│ また言葉王女だった   ....│
└────────────┘

                                                                      つづく

283 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 21:46:37 ID:gmH1ikb20 [3/3]
あるあるw

284 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 21:47:07 ID:rB3nzkQ60


最後のオチあるある過ぎてワロタwww
それにしてもフリーダ王女が言葉様か……

285 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 22:03:13 ID:qhydzdoM0
魂が誠だから真実の姿をしていても言葉王女からは逃げられないんやなwww
この誠にはこの言葉を送ろう
誠イキロ!!

286 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 22:20:51 ID:MUE1JJyA0
マコチン! お似合いの人だよ!(棒
乙でした

287 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 22:59:13 ID:SR2vDCtY0
然し、あの短時間で牢が破れるなら自力で出てこいよwww
って話だよなwww

288 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/23(木) 23:41:52 ID:yhIz94EA0
すげーな、あるあるすぎて 逆に気にしなかったが
AAで見ると衝撃的だなw

289 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 10:27:56 ID:za4JAZMA0
ワロタwww
そういや王女助けた後3回くらい空の牢獄見つけたわwww

290 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/24(金) 11:15:01 ID:kpgX6hX60
なるほど、未プレイだから知らなかったがあるあるネタだったのかw
まぁメタ的にはイベントですからw
遭遇する側からしたらシャレになってないだろうけどwww


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[ 2018/01/16 01:57 ] 【片道勇者】マコト死ぬ | TB(-) | CM(0)
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